Quantcast
Channel: JFA.jp - 公益財団法人日本サッカー協会公式サイト
Viewing all 222 articles
Browse latest View live

JFAアカデミー女子(福島・堺・今治)のスタッフ研修会を実施 #jfa #nadeshiko

$
0
0

JFAアカデミー女子(福島・堺・今治)のスタッフ研修会を、8月20日(火)にJ-GREEN堺で開催しました。恒例の研修会は年に一度、情報共有や研鑽の場として、夏休み期間を利用して実施しています。

今年はU-19日本女子代表の池田太監督から昨年のFIFA U-20女子ワールドカップフランス大会の報告があり、FIFA女子ワールドカップフランス2019の日本戦分析、医学委員会の立石医師からの脳震盪、月経に関する講習も行われました。

参加者コメント

佐藤令治コーチ(JFAアカデミー福島)
池田監督からは日本の成果、課題を報告していただきました。印象に残ったのは、各国の女子選手のアスリート化が進んでいて日本もアスリートを増やしていかなければいけないということです。フランス女子ワールドカップでも出てきた項目だったので改めて重要だと感じました。また立石ドクターの講習では怪我、病気などまだまだ知らないことが多々あると感じました。今後、医学的知識もより多く蓄えていきたいと思います。この研修会で学んだことを活かして、日常をより充実させていきたいです。

込山友コーチ(JFAアカデミー堺)
私自身のアカデミー女子スタッフ研修会への参加は、2回目になります。各アカデミースタッフと様々な情報交換や情報共有ができたことで数多くの気づきがあり、とても有意義な時間を過ごすことができました。今回は、FIFA女子ワールドカップフランス2019の日本戦2試合の映像をもとにテクニック、フィジカル、戦術的理解、メンタルの4項目について中学3年生までにポジション別に獲得させたい能力をコーチングスタッフでディスカッションしました。その中で、分析力の重要性や選手にどのようにフィードバックしていくかについて改めて考えさせられました。日常から「世界基準」を選手に求める中で、自分自身がトレーニングの成果と課題を整理すること、選手個々にフィードバックして選手がサッカー理解を深めることで日々のトレーニングをより良いものにできると感じました。また「世界基準」をより明確に選手たちに要求できると思いました。常に高い基準を持って選手と共に取り組んでいきたいと思います。

松宮美里総務(JFAアカデミー今治)
総務の分科会では、各アカデミーの選手たちの日常生活の様子について共有し、それぞれの問題点についても話し合うことで各総務の意見を聞くことができ、とても有意義な時間となりました。また脳震盪に関しては、サッカー中はもちろんのこと日常生活でも起こりうることだと思うので、その危険性や対処法など具体的な内容を学ぶことができて良かったです。今回学ばせていただいたことを今後のアカデミー活動に活かしていきたいと思います。


JFAアカデミー堺 2020年度入校生1次選考試験 合格発表

$
0
0

JFAアカデミー堺 2020年度入校生1次選考試験の合格者を発表いたします。

1次選考試験合格者一覧はこちら

合格された方へ

2次選考試験に関する案内は、9月13日(金)までに発送いたします。

残念ながら不合格となってしまった方へ

現時点で合格とはなりませんでしたが、これからの努力次第で合格者以上に成長する可能性は十分にあります。
また、これで将来のサッカー選手への道が閉ざされるものではなく、さまざまなルートでその道は開かれています。
ぜひこれからも夢をあきらめず、がんばってください。

保護者のみなさまには、ぜひお子さまを励まし、勇気づけ、目標に向かって今後もサッカーができるようサポートしていただければと、心から願っております。

JFAアカデミー堺夏休みを終えて #jfa #nadeshiko

$
0
0

JFAアカデミー堺の選手達は、8月26日(月)、堺市立月州中学校の2学期始業式に出席し、2学期の活動がスタートしました。
週末帰省型のJFAアカデミー堺では、中学校の夏休み期間は自宅に帰省し、所属チームの活動に専念しました。7月27日(土)から8月3日(土)にかけて開催された、「JFA第24回全日本U-15女子サッカー選手権大会」に出場した選手も多く、各地から集った強豪チームを相手に日頃のトレーニングの成果を発揮すべく、必死に挑む姿が見られました。
約一ヶ月ぶりに戻ってきた寮で、夏休み中の出来事を語り合っている選手達の姿がありました。
選手たちは、夏休み中に得た成果と課題を今後の活動に活かしていきます。
2学期は、選手達が楽しみにしている体育大会や、文化活動発表会といったイベントが予定されており、学校行事にも力を入れて取り組んでいきます。

アカデミー生コメント

浅田幸子選手(中3:6期生/FCヴィトーリア)
私は、1年生の時に初めて出場してから3年連続でJFA全日本U-15女子サッカー選手権大会の全国大会に出場することができましたが、今年は初めて初戦を突破することができました。
大会が始まる前、「今年こそは絶対勝とう」と思っていました。1回戦で勝つことができた時はとても嬉しかったし、2回戦で先制点をとったときはチームに勢いがついて、私も点を決めることができました。3年生としてチームを引っ張る立場になってから、こうして勝つことができて、とても嬉しかったです。しかし、準々決勝の相手は簡単には戦えませんでした。相手チームの選手は背が高くて、球際が強く、私は自分の思っているプレーができませんでした。前からプレッシャーをかけていきましたが、勝つことができませんでした。勝ったときの嬉しさと負けたときの悔しさなど、普段味わうことのできない気持ちを味わうことができました。そして、もっと体幹を鍛えて球際で簡単に負けない身体を作ろうと思いました。

森のの子選手(中2:7期生/NGUラブリッジ名古屋Jr.ユース)
昨年のJFA全日本U-15女子サッカー選手権大会にチームは出場しましたが、私はメンバーに選ばれず出場することができませんでした。とても悔しかったので、今年こそは出場するという強い気持ちで練習に取り組んでいました。しかし、いざ1回戦のメンバーに選ばれ試合が始まると、緊張して自分の思っているプレーができませんでした。そのときコーチから「もっとできるから落ち着いて」とアドバイスしてもらい、父と母からは「楽しんでプレーしたらいい」と言ってもらって、2回戦からは少しずついつものプレーができるようになってきました。
準決勝の試合が印象に残っています。先制点を取られましたが2点取って逆転した直後にまた失点しました。最終的には3点目を取って勝つことができましたが、得点した後に集中力が切れてしまったことが課題だと感じました。決勝戦で負けてしまい、結果は準優勝でしたが、全国大会の決勝戦というとても大きな舞台で試合をすることができて本当に良い経験ができました。サッカーはチームワークが大切ですが、一人一人が責任を持ってプレーしている強いチームと試合する中で、個人の技術を上げることがとても大切だと思いました。全国のチームと試合をして、他のチームの強さを実感できました。

高井更紗選手(中1:8期生/徳島ラティーシャ)
JFAアカデミー堺に入校して初めての夏休みでした。チームの遠征に参加したり、大会に出場しました。JFA第24回全日本U-15女子サッカー選手権大会では、はじめは「点を取ってチームを勝利に導きたい」と思っていましたが、1回戦で負けてしまいました。相手のディフェンスが強く、思ったプレーが全然できませんでした。とても悔しかったけれど、高いレベルを知れたし、これからもっと練習しなければいけないと思いました。
普段の週末の帰省では家で過ごす時間が少ないけれど、夏休みには家で勉強をしたり、わからないところをお母さんに教えてもらう時間がありました。また、入校して以来はじめて、小学校の時の友達と会えたことも嬉しかったです。充実した夏休みになりました。夏休みに経験したことを活かして、今の自分を超えてもっと成長できるようにしたいです。

JFAアカデミー堺 なでしこジャパン宝田沙織選手(1期生)が来訪 #jfa #nadeshiko

$
0
0

9月2日(月)、FIFA女子ワールドカップフランス2019に出場したJFAアカデミー堺1期生宝田沙織選手(セレッソ大阪堺レディース)が、大会の出場報告のためにJFAアカデミー堺を訪れ、J-GREEN堺クラブハウス大会議室にて、JFAアカデミー堺の選手達とトークショー形式で交流しました。

はじめに、FIFA女子ワールドカップフランス大会について、追加招集された時の気持ちや、大会を通して感じたこと等を振り返り、在校生は興味深そうに宝田選手の話に聞き入っていました。その後、在校生からは「食事で気をつけていることはどんなことですか?」、「試合前にどんなことをしていますか?」、「得意なプレーはなんですか?それはどのように練習していますか?」等の質問が飛び出し、宝田選手がひとつひとつ丁寧に応じました。

最後に、宝田選手から在校生に、ワールドカップで実際に着用したユニフォームが贈られ、在校生はユニフォームに刻印されている名前や背番号、日付を見つめて、感嘆の声を上げていました。

アカデミー生コメント

長尾ののか選手(中3:6期生/FC.フェルボール.MIMOSA)
私は、宝田沙織選手がワールドカップという世界レベルの舞台で戦ってきたことが本当にすごいと思いました。いろいろな話を聞きましたが、印象に残っているのは世界の強豪国とのパススピードの差についての話です。私は2年生の時にUSA CAMPでアメリカのチームと試合をしましたが、そのときも同じ年齢のアメリカの選手と自分たちのパススピードの差を感じました。ワールドカップに出場した宝田選手も、パススピードの差を感じたそうです。この差をなくしていくには、日々のトレーニングでひとつひとつ質とスピードを意識して練習していかなくてはいけないと思いました。
もうひとつ印象に残っているのは、メンバー発表のときの気持ちについてです。
最初のメンバー発表のときに名前がなかったことについて、正直がっかりしたけれど、これが全てじゃないからまた頑張ろう、と思ったそうです。このようにポジティブに気持ちを持っていたからこそ、追加招集されたときに与えられた時間を精一杯プレーできたのだと思います。
私も、チャンスがきたときにしっかりプレーできるように準備をして試合に臨みたいと思いました。

古田彩瑛選手(中2:7期生/ASハリマアルビオンユース)
宝田選手は、自分自身のことをよく知っているんだなと思いました。良いコンディションで試合に挑むために、自分が良い動きができる体重を知っていて、食事に気をつけてコントロールしていることや、足りないところをコーチに聞いて、必要な体幹トレーニング等は自主的に取り組んでいると聞きました。自分のことを知って、それを行動に活かしていると思いました。
私は、自分のことを自分でよく知っておくことが大切だと思いました。長所をどうやって活かすか、短所をどうやって改善していくのかということを考えて行動することは、今からでもできると思うので取り組んでいこうと思います。

村田梨帆選手(中1:8期生/FC BASARA甲賀レディース)
ワールドカップに出場することが私の夢です。そのワールドカップに出場した選手に会うことができてとても嬉しかったです。
宝田選手の話を聞いて特に心に残ったのは、毎日のトレーニングでパスやコントロールの質を高める意識を持つことです。今自分で意識しているつもりでも、世界基準と比べるとまだまだ足りないと思いました。ワールドカップに出場して活躍するためには、自分に厳しく、正確なプレーを増やしていかないといけないと思いました。
宝田選手はとてもかっこよくて、会って話をきくことができて本当に嬉しかったです。最後に握手をしてもらいました。私も宝田選手のように活躍できるように頑張ります。

JFAアカデミー堺 今年の目標や決意表明の途中経過 #jfa #nadeshiko

$
0
0

JFAアカデミー堺では、36名の選手が在籍し、夢や目標に向かって日々のトレーニングやプログラムに取り組んでいます。
2学期が始まり、中学校の体育大会に向けての準備や練習に張り切って取り組む姿が見られます。
毎日16時頃、選手達は学校から寮に戻り、17時からトレーニングを行います。下校後の寮内は、用具の準備やストレッチなど、その日のトレーニングに向けて各自が準備をしている姿が見られます。

2学期からは、2つのグループに分かれてトレーニングを行っています。1年生は上級生と一緒にトレーニングすることで多くの刺激を受けている様子です。
早くも今年度折り返しの時期になりました。JFAアカデミー堺入校時の決意表明や、今年度最初にたてた目標を振り返り、成果と課題を見つめました。

アカデミー生コメント

岡本琉奈選手(中3:6期生/名古屋フットボールクラブ ルミナス)
私は今年最上級生として、1・2年生の手本となれるような立ち居振る舞いをすることと、サッカーではヘディングとパスの質を上げることを目標にしています。
手本になる立ち居振る舞いとは、特に時間を守ることと、コーチや出会う人に挨拶をきっちりすることを心がけるようにしてきました。しかし1学期は緊張感からしっかりできていたことも、2学期になって慣れてくると少し気が緩んで時間にルーズになってしまうことがありました。もう一度気を引き締めて取り組んでいきます。
サッカーでは、ヘディングで相手に競り負けないように、落下点をしっかりよんで、怖がらずに相手より先にボールに触ることをを意識して練習に取り組んでいます。また、パスは味方に的確にボールを出せるように、コントロールの質を上げることと、余裕を持ってボールを出せるように周りをよく見ることを心がけて練習しています。ショートパスは上達してきましたが、まだロングキックを狙ったところに蹴ることができていません。フォームの改善や、動きながらでも狙ったところに出せるように練習していきます。

杉本結月選手(中2:7期生/FC BASARA甲賀レディース)
私は、オンとオフそれぞれ目標をもって生活してきました。まずはオフの面では、日頃の食事をたくさん食べることと、ストレッチやアイシングなど毎日ケアをすることです。去年は、体重が減ってしまうことが多かったし、怪我も多かったので、今年はトレーニング以前の毎日のケアをしっかり取り組むようにしています。
オンの面では、毎日のトレーニングで常に100パーセントの力を出し切ることです。しかし、なかなか毎日100パーセント全力でプレーすることができていません。しんどいときに諦めてしまったり、チャレンジできないことがあります。それを克服するためには、体力を強化することと、失敗を恐れないで前向きな気持ちをもつことが必要だと思います。自信をつけて前向きなプレーをするために、毎日頑張って少しずつ体力と技術を高めていきたいです。

北川夕愛選手(中1:8期生/イルソーレ小野フットボールクラブ)
私の今年の目標は、オンザピッチではパスとドリブルをその場に応じて両方使い分けられる選手になることで、オフザピッチでは自分のことを自分でしっかりできる選手になることです。パスとコントロールの練習のときには、顔を上げてまわりを見ながらボールを蹴ることを意識して練習に取り組んでいます。判断力を高めて周りのみんなに負けないように、ひとつひとつの練習をしっかりして少しでも上手くなれるように努力して成長していきたいです。
オフザピッチでは、アカデミーに入校してから自分で洗濯をしたり部屋の整理整頓をしています。しかし、時間を見て行動することができていない時があります。振り返ってみてできていることは継続して、できていないことは直していきたいです。

第3回JFAアカデミートレーナー研修会をJFAアカデミー今治で実施 #jfa

$
0
0

第3回JFAアカデミートレーナー研修会が、10月2日(水)から3日(木)にかけてJFAアカデミー今治で行われ、JFAの専任トレーナーやJFA医学委員のドクター、各JFAアカデミーのトレーナーが集まりました。

トレーニングの質を上げて怪我を予防するウォーミングアップに関するレクチャーやトレーニング見学などが行われたほか、日本代表活動やJFAアカデミーでの取り組みについて意見交換がなされ、JFAアカデミー今治のスタッフも参加しました。

コメント

菊島良介 JFAアスレティックトレーナー
前回のミーティングに引き続き、アカデミーでの取り組みの共有や問題が話し合われました。代表チームの活動とは違うスタイルの活動であり、寄宿型と週末帰省型があるため多少問題点は異なってきますが、互いの立場でのアドバイスが行われ、有意義な時間となりました。また講義ではウォーミングアップと傷害予防との関係性について聴講しましたが、指導者の方々も参加していただけたことはとても意義のあることと感じました。今後とも、様々な立場の方に参加していただき、意見交換ができれば良いと思います。

松本小葉トレーナー(JFAアカデミー今治)
前回のJFAアカデミー熊本宇城での実施に続き、今回はJFAアカデミー今治でのトレーナーミーティング開催となり、各アカデミーでの取り組みなど様々な情報を共有、意見交換することで今後の課題も明確になりました。JFA医学委員のドクターからはウォーミングアップと傷害予防の関連性や、アカデミーにおけるメディカルサポートの意義などについてレクチャーいただき、育成年代における傷害予防の目的や重要性を再認識することができました。テクニカルスタッフと協同し、より効果的な傷害予防の取り組みを目指すとともに、今回の学びを選手たちとも共有し日常の活動に活かしていきたいと思います。

小野美香トレーナー(JFAアカデミー堺)
今回のミーティングでは、各アカデミーの傷害予防の取り組みについて協議し、傷害予防に関するレクチャーを受けました。他アカデミーの取り組みを聞き、自分自身の日常の取り組みを再考する有意義な機会になりました。傷害予防に関して日ごろから悩むことも多いので、実りの多いミーティングでした。今回、学んだことを明日からのアカデミー活動に生かしていきたいです。

アカデミー堺 ~JFAアカデミー堺上半期の取り組み~JFAアカデミー堺スタッフ通信Vol.10 #jfa #nadeshiko

$
0
0

JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー堺のレポートを担当するのは込山友さんです。

上半期のトレーニングやオフザピッチの様子

JFAアカデミー堺コーチの込山友です。今年で2年目です。アカデミー堺は、平日はアカデミーで活動をおこない、週末や長期休暇中は帰省しそれぞれの所属チームで活動をする『週末帰省型』のアカデミーです。今回は、JFAアカデミー堺上半期のトレーニングやオフザピッチの取り組みについて紹介します。

オンザピッチの取り組み

JFAアカデミー堺では、選手たちが中学校から下校した後、トレーニングが始まります。日々のトレーニングでは「個の育成」を重点に活動しています。上半期は、U-13(中1の計12名)とU-15(中2と中3の計24名)の、2つのカテゴリーに分けてトレーニングをしました。
U-13カテゴリーでは、「基本の動作作り」「基本のテクニック」「個人戦術」の徹底に重点をおき、トレーニングに取り組んでいます。パスを狙ったところにキックすること、意図的にコントロールすること、左右足差なくボールを扱うこと、それらを動きながらプレーすることを選手に要求しています。また、さまざまなポジションを経験することでポジションの役割を理解してプレーすることも求めています。
基本の徹底に取り組むことにより、サッカー選手としての土台を作ることは重要です。それらの基本があるからこそ自分のストロングポイントを生かせると考えます。

U-15カテゴリーでは、これまでに積み上げてきた「動作作り」「テクニック」「個人戦術」を発展させていくことに取り組んでいます。上半期では、「ゴールを奪う」に重点をおきました。ゴールを奪うためにさまざまなシュートやヘディングのテクニックを高めつつ、ボール保持者がどのような判断をすればゴールに結びつき、ボールを受ける側も「いつ、どこに、どのように」関われば有効であるか考えてプレーすることを求めました。ボール保持者は常にゴールを意識すること、受け手はスピードをもって動き出すこと、シュートチャンスを逃さないことを選手に要求しています。プレッシャーがある中でゴールに迫るまでのパス&コントロールの質は、引き続き高めていかなければならない課題です。インテンシティーの高いゲームでも安定したテクニックを発揮し、コレクティブな攻撃を目指して取り組んでいきたいと思います。

寮生活

トレーニングが終わり、入浴と食事を済ませた後、英会話、マナーセミナー、法教育、学習サポートなどのJFAプログラムに取り組んでいます。「学ぶ姿勢」を大切にしており、教えていただいている講師への感謝の気持ちをもつこと、最低5分前には学習できる準備を整えることを徹底しています。
寮生活では起床、整理整頓、身だしなみ、提出物など身の回りのことは自分で行います。失敗してしまうことはありますが、繰り返さないための工夫や対策を選手に考えさせています。ときに、やるべきことよりも楽しいことを優先してしまうこともありますが、少しずつ自分の意思をもって行動できるようになってきています。今すべきことを選手自身が把握することや時間の使い方を考えて行動することを促し、トライ&エラーを繰り返しながら、自らが何事にも主体的に取り組める選手を育成しています。

成長

普段の生活や行動が自分の芯です。私は、生活が変われば、サッカーが変わると考えています。サッカーと生活は密接につながっているということです。毎日を高い意識で過ごし、芯が強い選手に成長できるようにサポートしていきたいと思います。

JFAアカデミー堺 今年の目標や決意表明の途中経過報告 #jfa #nadeshiko

$
0
0

JFAアカデミー堺では、36名の選手が在籍し、夢や目標に向かって日々のトレーニングやプログラムに取り組んでいます。2学期が半ばにさしかかり、中学校では中間テストが行われました。JFAアカデミー堺ではテスト1週間前は、トレーニング時間を30分短縮し、学習時間を増やしています。寮内では、消灯前まで問題を解いたり、わからないところを調べたりとテスト勉強に励む姿が見られました。
中間テスト終了後には、月州中学校サッカー部とのトレーニングマッチを行いました。
学校行事が一段落するとともに、少しずつ気温が下がり過ごしやすい気候となったJ-GREEN堺で、選手たちはより一層集中してトレーニングに取り組んでいきます。

アカデミー生コメント

伊藤真生選手(中3:6期生/Pazduro)
私はシュートの決定力を上げることと、テクニックの質を上げることを目標にして毎日の練習に取り組んでいます。シュートを決めるためには、ゴールキーパーの位置や周りの状況を見ること、シュートを打ちやすいところにボールを置くといったテクニックを磨かないといけません。しかし私は、まだまだ周りをよく見ることができていなかったり、ボールを置く位置が悪く良い体勢でシュートを打つことができていなかったりします。もっと練習してたくさんシュートが決められる選手になりたいです。
生活面では食事をしっかり摂ることを目標にしています。1年生や2年生のころに比べて好き嫌いが少なくなったし、量もたくさん食べられるようになってきました。このまま継続して、たくさん食べて強い身体をつくっていきたいと思います。

北川愛唯選手(中2:7期生/FCヴィトーリア)
私は昨年、怪我をして3ヶ月間ほどサッカーをすることができなかったので、今年は毎日しっかりとストレッチなどを行い怪我をしない身体をつくることと、シュートの決定力を上げることを目標にしています。トレーニングが終わってからや寝る前にしっかりストレッチをして、翌日に疲れを残さないようにして、自分で防ぐことができる怪我はしないようにケアを続けたいと思います。
生活面では、その場の雰囲気に流されてしまい「まぁいいや」と思い何も行動を起こさずに知らないふりをしてしまうことがあるので、見て見ぬふりをせず、気づいたことや誰かが困っているようなときには率先して行動できる人になりたいです。

三納咲希選手(中1:8期生/RESC GIRLS U-15)
JFAアカデミー堺に入校してから半年が経ち、私はたくさん成長できたことがあります。たとえば食事についてです。入校したばかりの頃は、寮で出される食事の量が多く、食べきることが精一杯でおかわりなんてできませんでした。最初の頃は、「3年間毎朝夕こんなにたくさん食べるのは大変だ」と思っていましたが、今では夕食のときにご飯をおかわりすることもできるようになりました。また、嫌いな食べ物も残さず食べなければいけないので、慣れてきて食べられるようになってきました。
サッカーでは、私は判断が遅く、迷っているうちにボールを奪われることがよくありました。いまでもまだまだですが、毎日練習するうちに少しずつ判断が早くなってボールを奪われる回数も減ってきました。卒校するときに「成長できた」と言えるように、毎日頑張ってたくさん成長していきたいです。


JFAアカデミー堺8期生「第46回堺まつり」に参加 #jfa #nadeshiko

$
0
0

「第46回堺まつり」が10月20日(日)、堺市内で開催され、JFAアカデミー堺8期生が大パレードに参加しました。堺まつりは「堺の誇りを知るまつり」をテーマに「市民総参加」のまつりとして昭和49年に始まりました。市内最大のイベントとして、毎年大勢が参加、見学に訪れています。

JFAアカデミー堺では、毎年1年生が大パレードに出演しており、今年も8期生が自分たちで製作した旗を持って、堺大小路のパレードコースを行進しました。8期生の選手達は、伝統のふとん太鼓や鉄砲隊の実演など、迫力あるパフォーマンスに驚くと共に、パレードコースの沿道から「頑張って」と声をかけてくれる多くの観客の方の存在に感激している様子でした。

アカデミー生コメント

稲田梨音選手(中1:8期生/RESC GIRLS U-15)
「堺まつり」に向けてみんなと協力して旗作りをしてきました。みんなで朝早く起きて下書きをしたり、絵の具で色を塗ったりしたのですが、私はエンブレムの細かいところを担当しました。とても難しかったのですが、それぞれ協力して完成して嬉しかったです。「堺まつり」当日は、旗を持ってパレードに参加しました。ずっと旗を持ち上げて歩くのは腕が疲れたけれど、交代しながらがんばりました。「堺まつり」を通してみんなで協力することを学んだので、これからも協力して頑張っていきたいです。

纐纈なぎは選手(中1:8期生/楠クラブレディース)
堺市で最も大きなイベントである「堺まつり」が開催されました。私たちはパレードに出て行進するために、1カ月前から旗を作り始めていました。絵の具で綺麗な緑色を作ることや、アルファベットの細かいところを塗るのが難しかったです。遠くからでも目立つように、大きな羽の絵の部分はレインボーに塗りました。こうして色々工夫して、素敵な旗ができあがったので嬉しかったです。「堺まつり」では、私たちの他にもたくさんの団体がパレードに参加していました。ダンスのチームや消防隊員の方、月州中学校の吹奏楽部も出演していました。また、ふとん太鼓も見ました。ふとん太鼓はとても大きくて、重さは1~2トンあるそうです。それをたくさんのひとが担いで、激しく揺らしながら運んでいました。そのようなたくさんの団体をみて、「堺まつり」はほんとうに大きいお祭りで、すごいなあと思いました。8期生全員で堺まつりに参加出来て良かったです。

塩見尚子選手(中1:8期生/バニーズ京都SC flaps U-15)
私たちは「堺まつり」で、大パレードに参加しました。JFAアカデミー堺のユニフォームを着て、堺市の大小路を歩きました。スタート地点の市役所の近くから、ゴールまでは30分くらい歩くと聞いていましたが、実際に歩いてみるととても楽しかったのでとても早く感じました。歩いている途中に、パレードを見に来ている人たちが「頑張れ」と言って手を振ってくれたりしました。応援されていることを感じたので、これからも頑張ろうを思いました。私たちの他の参加者の人たちの中には、おそろいの古墳の絵が描かれたTシャツを着ている人がたくさんいました。堺の古墳群が世界遺産に登録されたお祝いだそうです。堺の人たちは、堺のまちにとても誇りを持っていることが伝わってきました。

JFAアカデミー堺 今年の目標や決意表明の途中経過 #jfa #nadeshiko

$
0
0

JFAアカデミー堺では、36名の選手が在籍し、夢や目標に向かって日々のトレーニングやプログラムに取り組んでいます。
日没時間が早くなり、J-GREEN堺のグラウンドでは17時頃からナイター照明を使用してトレーニングを行っています。朝夕の冷え込みが激しくなり、体調管理に気をつけながら生活しています。

中学校生活では、文化活動発表会が行われ、合唱コンクールに向けて早朝からクラスで集まり練習に取り組んでいました。当日はコーチやスタッフが学校で合唱コンクールを鑑賞しました。クラスの一員として合唱に取り組む選手達の姿が見られ、発表後は達成感に満ちた表情を浮かべていました。
2学期も終盤にさしかかり、6期生(3年生)は卒校を見据える時期になりました。7期生(2年生)は所属チームで中心になる選手が増えてきています。8期生(1年生)は、入校から10ヶ月を過ぎ、各々取り組む課題がはっきりしてきました。年度初めに掲げた目標を振り返ります。

アカデミー生コメント

松永一紗選手(中3:6期生/FCヴィトーリア)
私が3年生になって目標にしてきたことは、コミュニケーション能力を高めることです。私は、普段からよく話す人以外の人に自分から話しかけるのが苦手です。これまでサッカーをしていてチームメイトに伝えたいことがあっても伝えられずにプレーが合わずミスをする場面もありました。これではいけないので、普段から他学年とも積極的にコミュニケーションをとるようにしようと思いました。
1年生が入寮してからは、寮のことでわからないことや困っていることがある1年生に自分から声をかけて教えるようにしました。トレーニングの合間に「こうして欲しい」など、意見を話すように心がけました。しかし、思ったことを上手く伝えられていなかったり、遠慮して言えないこともありました。しっかり相手に伝えるためには、言いたいことをわかりやすく言えるようにならないといけません。そして、サッカーのプレー中は自信がないと遠慮してなにも言えないので、日頃から自分のプレーを見直して考えたり、しっかり練習をして自信もつけていきたいです。

難波奏選手(中2:7期生/長岡京SCレディース)
私は春に新しい目標を立てました。それは、消極的なプレーをなくし、ゴール前では1番にゴールを狙う、ということです。去年は所属チームでも、シュートを打てる状況でもパスを出したり、後ろに下げたりといった消極的なプレーが多かったと思います。でも、今では「絶対に自分がシュートを決める」という強い意志をもってプレーするようになり、シュートを打つことが多くなりました。そして、狙うだけではなく、シュートを決める、という目標も決めました。シュートをたくさん打つようになったものの決めきれず、何度もチャンスを逃してしまっていると思ったからです。これらの私の目標は、少し低いかもしれません。でも、目標を少しずつクリアしていくことで自分の中での高い目標にたどり着くことができると思います。そしてこれから、サッカー面でも生活面でも、目標を達成するために今何ができるのかを考えて過ごしたいと思います。

松本琉那選手(中1:8期生/バニーズ京都SC flaps U-15)
私は1年間の目標を、両足のキック力をつけること、積極的に何事にも取り組むこと、のふたつに決めていました。その目標を今振り返ってみると、右足のキック力がつき、以前よりもロングキックを高く、遠く飛ばすことができるようになったと思います。しかし、左足のキック力が弱く、シュートもしっかりと打つことができていません。今後は左足のキック力の向上を目指して頑張ります。そして、練習の時に考えていることは、誰よりも多く練習することです。特に先輩と一緒に練習できることは自分のためになると思うので、その機会を大事にしていきたいです。もうすぐ2学期が終わり、3学期になりますが、目標を達成して新しい目標に挑戦し続けたいです。

JFAアカデミー堺 高校生とトレーニングマッチを実施 #jfa #nadeshiko

$
0
0

JFAアカデミー堺は週末帰省型で活動しているため、チームとして試合に出場することはありませんが、トレーニングの一環として定期的にトレーニングマッチを実施しています。

2学期からは、全体を2つのチームに分けてトレーニングしており、11月は12日(火)にAチームが大阪学芸高校と、14日(木)にBチームが香ヶ丘リベルテ高校とそれぞれトレーニングマッチを実施しました。
選手達は、日頃の練習の成果を試すべく、それぞれ目標を持って試合に臨みました。

JFAアカデミー堺A 3-0 大阪学芸高校
30分×3本(1本目1-0、2本目1-0、3本目1-0)

JFAアカデミー堺B 0-1 香ヶ丘リベルテ高校
20分×4本(1本目0-0、2本目0-0、3本目0-0、4本目0-1)

アカデミー生コメント

正木美里選手(中3:6期生/Atletico FeminA)
私は今回のトレーニングマッチをとても楽しみにしていました。2学期のトレーニングでどこまで成長しているか実感できると思ったからです。相手が高校生なので、スピードは速いし、身体も強いけれど、そういった相手にもフィジカルで負けないようにトレーニングしてきたので、積極的に仕掛けるという目標をもってプレーしました。試合の中で、ターンして相手を抜いたところや、狙ってインターセプトできたところがありましたが、その直後のパスが雑になってボールを奪われることがありました。簡単なパスを味方の場所に正確に出せずにずれてしまうことも多かったので、もっと落ち着いて正確にボールを蹴る基本的な技術が必要だと思いました。見つかった課題を意識してこれからの練習に取り組んでいこうと思います。

北浦未歩選手(中2:7期生/RESC GIRLS U-15)
私は今回のトレーニングマッチで課題を見つけることができました。私はゴールキーパーなので、味方へのコーチングが必要です。相手がカウンターで攻めてきたときに、ゴール前に戻ってポジションをとりながら、味方の逆サイドバックの選手が戻ってきているか確かめて指示を出すことが上手くできませんでした。また、サイドから攻められているとき、ボールにばかり気を取られて自分のポジションがずれてしまいました。また今日の試合で、味方とのコミュニケーションが大事だということも改めて学びました。パスがずれたり意見が合わないといったことはコミュニケーションをしっかりとることで改善できる部分もあると思います。見つけた課題を克服できるように、日々のトレーニングや所属チームでの活動を頑張っていきます。

枚田乙愛選手(中1:8期生/RESC GIRLS U-15)
香ヶ丘リベルテ高校と試合をしました。体格差があり、競り合いでは負けることが多かったのですが、ボールを相手より先に触ることを考えてプレーしました。今回私はサイドバックでプレーしました。裏を見ながらポジショニングやオーバーラップすることを意識しました。攻撃で前に上がった時の攻守の切り替えが遅くなったことが反省点です。攻守の切り替えを早くするためには体力が必要だと感じました。良かった点はサイドハーフでプレーしたときにタイミング良く動き出してサイドからの攻撃を仕掛けることができたことです。見つかった課題を改善できるように毎日の練習で考えながら行動し、頑張っていきたいです。

JFAアカデミー堺でのメディカルサポートについて~JFAアカデミー堺スタッフ通信Vol.11 #jfa #nadeshiko

$
0
0

JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー堺のレポートを担当するのは小野美香さんです。

JISSによるサポート

JFAアカデミー堺に来て3年目になります。オフザピッチでは、2年生を担当しています。トレーニング外でのメディカルサポートの一部を紹介します。
JFAアカデミー堺は、昨年から今年度まで国立スポーツ科学センター(JISS)による女性アスリートの育成・支援プロジェクトを受けています。内容はJISS所属の医師・栄養士・臨床心理士による、選手と保護者を対象にした、婦人科・栄養・心理の講習会の開催です。
JFAアカデミー堺では、選手は週末・長期休暇は帰省して各家庭で過ごします。選手・保護者が共に学ぶことにより、成長期における体や心の変化に対応できる知識を身につけ、充実した家庭生活を送ってほしいと考え実施しています。

婦人科の講義

産婦人科医から月経や成長期の身体の変化に関する内容の講義を受けています。昨年よりサポートを受けてから、選手から月経の話をしてくれる機会が多くなりました。サポートを受ける前は、選手が月経の話をすることをタブー視している様な雰囲気がありましたが、そんな雰囲気も変化してきました。保護者からも自宅で月経に関して話をすることが増えたと聞くこともあります。また、選手同士でも話している姿を見かけるようになり、自分のこととして認識が進んでいるように感じています。

栄養の講義

栄養士による、講義を受けました。スポーツを行う上で必要なエネルギー・栄養素を摂取するという日常の食事の重要性を学ぶ内容でした。思春期の真っただ中である選手は、容姿が気になる年頃ですが、十分な食事量が取れないことによる弊害を知り、運動するうえでの食べることの意味を認識できたと思います。講師には、選手から「たくさんご飯を食べる方法」や選手の最大の関心事である「身長を伸ばすためには、主にどのようなものを食べると良いですか」と質問していました。「身長を伸ばすためには、まず身体をつくるために十分なエネルギーが必要です」との返答があり、選手達は食事の役割を実感したようでした。

心理の講義

今年度は、臨床心理士によるグループワークを行いました。各グループで、無人島で生き抜くために必要な物品の優先順位を考えるという課題をしました。3学年混合のグループで、普段の同学年同士、友達同士とは異なる環境で行われました。人の意見を聞き、自分の考えを伝える貴重な機会になったと思います。グループ内で意見を言うのは難しそうでしたが、このような経験を重ねて成長していくのだと思います。

セルフコンディショニンニング

JFAアカデミー堺の取り組みとして、セルフコンデショニングの一つに、コンデショニング管理ソフト「ONE TAP」を使用しています。毎朝、選手が自己のコンデショニング項目をタブレット端末に入力しています。入力内容は毎日の「疲労感・体重・体温・睡眠の質・脈拍・月経・食欲」などです。毎日のコンデションを入力することで、選手も客観的に自分自身の身体と向き合うことが出来ます。プレーの調子がいい時、逆にプレーの調子が悪い時、何が違うのか考えるきっかけにしてほしいと考えています。また、月経周期が表示されるため、月経周期が通常と異なる際は、選手から相談してくれるようになっています。

選手達はアスリートであると同時に、成長期の身体と心の不安定な時期を迎えた10代の女の子でもあります。医療や心理を始めとする専門職のサポートを受けながら、アスリートとしての成長を支えていきたいと思います。

JFAアカデミー堺 2学期を振り返って #jfa #nadeshiko

$
0
0

12月も後半に差し掛かり、2学期の活動も終盤を迎えました。

2学期は中学校での体育大会や文化活動発表会などの学校行事が充実しており、特に6期生(3年生)は中学生生活最後ということで朝早くからクラスの練習に参加するなど、一生懸命に取り組む姿が見られました。
トレーニングの面では、近隣の高校生とトレーニングマッチを実施し、日頃のトレーニングの成果と課題を確認しました。
8期生(1年生)は、10月に恒例の堺まつりに参加し、堺市の文化を知るとともに堺のみなさんから応援して頂いていることを実感できた様子でした。

JFAアカデミー堺では、通学している堺市立月州中学校の冬休みに合わせて冬季長期帰省に入り、所属チームの活動に専念します。

アカデミー生コメント

林美希選手(中3:6期生/FCヴィトーリア)
私が2学期に意識して取り組んでいたことは、声を出して味方に意見を伝えることと、ハードワークすることです。
声をかけなかったことで思っていることが伝わらずにミスをする場面があり、そのときに一言私が声をかけていれば簡単に繋げたのにもったいないと感じたからです。それからは、マークの受け渡しの時にしっかり声をかけるようにしました。まだわかりやすく伝えるのが難しかったり、自分の意見をはっきり伝えることができていないときがあるので、これからも意識して取り組んでいきたいです。
ハードワークについては、特に守備の時に最後まで粘り強く対応することと、ボールを奪われたら自分で奪い返すこと、1対1の時は責任を持って対応することを心がけました。気持ちで負けることがないよう、相手にシュートを打たせない、点を決めさせないという強い気持ちでハードワークして、残りのアカデミーでの練習を頑張りたいです。

栁原さくら選手(中2:7期生/FC今治レディースNEXT)
私は2学期の自分を振り返ってみると、勉強とサッカーの両立が上手くいかなかったと思います。学校の定期テストの点数が上がらず、サッカーでも自分の思い描くプレーがなかなかできず苦しい時が多かったです。その中でも、シュートの決定力を上げることと前向きでボールを持つ回数を増やすことを意識して練習を続けました。少しずつ目標設定をして生活していくことは、オンザピッチでもオフザピッチでも自分の夢に繋がる一歩だと思います。2学期に上手くいかなかったと思うところがたくさんあったので、3学期は限られた中でも時間を見つけて勉強したり、練習が始まる前に少しでも早くグラウンドに出てボールを蹴ったり練習しやすいような準備をしたり、できることを見つけて取り組もうと思います。そして、練習ができる環境に感謝して生活したいです。

永田優奈選手(中1:8期生/RESC GIRLS U-15)
1学期に比べて私が2学期に成長できたと思うことはご飯をおかわりできるようになったことです。1学期のうちは、出された食事を食べきることだけで精一杯でしたが、今ではおかわりもしてたくさん食べられるようになりました。ご飯をしっかり食べているので、サッカーのトレーニング中も激しい運動について行くことができます。
私は日頃から自分よりも身体の大きな相手に対してあたり負けしない強い身体を作ることを意識しています。2学期に感じた課題は身体の柔軟性です。柔軟性が低いと怪我をしやすく、怪我をしてしまったら体力が落ちたりコンディションが悪くなって復帰したときにパフォーマンスがものすごく落ちることも学びました。だから、筋力と柔軟性をバランス良く鍛えていこうと思っています。

JFAアカデミー堺 JFAプログラム法教育を実施 #jfa #nadeshiko

$
0
0

JFAアカデミー堺では、在籍する36名の選手たちが、夢や目標に向かって日々のトレーニングやプログラムに取り組んでいます。
12月18日(水)、JFAプログラムの一つである「法教育」を実施しました。
今回は、6期生(3年生)は「スポーツと違法行為」をテーマに、ドーピング等の禁止行為とその理由や罰則について学びました。
7期生(2年生)は、「契約」についての授業で、契約とは何か、サッカー選手とチームの契約について説明を受けました。
8期生(1年生)は、「ルール」について勉強しました。日常生活やスポーツの場面でどんなルールがあるのか、なぜルールを守る必要があるのかについて考え、お互いに意見を出し合っていました。

アカデミー生コメント

今林歩乃佳選手(中3:6期生/大阪市レディースフットボールクラブ)
一番印象に残っているのはドーピングについての説明です。ドーピングは、主にアスリートの健康を一番に考えること、競技を公平に行うこと、という理由から禁止されているそうです。薬だけではなく、口に入れるものはどんな成分が入っているか気をつけて選ばなければいけないと思いました。また、禁止されている薬についてなど、わからないことはスポーツファーマシストという専門家に聞くことができるということを知りました。
もう一つ、ハラスメントについても勉強しました。スポーツ界でパワハラが見つかることが最近よくニュースになっています。もし、自分がパワハラを受けたと思ったときは、一人で抱え込まずに誰かに相談することが大事だと知りました。
これから上のカテゴリーに上がっていくためには、スポーツ選手として何が正しいのか見極める力が必要だと思います。判断できる力をつけていきたいと思います。

江口碧華選手(中2:7期生/RESC GIRLS U-15)
私は「契約をする、契約を守る」というテーマで学習しました。契約は社会生活がスムーズにまわるためにあると学びました。買う、売る、が成立することも契約の一つだそうです。これは私たちの日常でもいつも行っていることなので、契約は身近にあることだと思いました。
契約は、何をしたいかやどのような関係を成立させるか、といったことを自分で決めて相手と約束することで、自分で決めた以上しっかり守らなければいけません。勝手に破っては契約違反になると学びました。
契約と聞くと難しいイメージがあって何かわからなかったけれど、スポーツ選手を目指すのならこれから絶対に契約が必要になってくるとわかったので、他人事ではなくしっかり勉強しないといけないと思いました。契約の内容によって自分の生活に大きく影響するので内容をしっかり確認しないといけないと思いました。

髙井更紗選手(中1:8期生/徳島ラティーシャ)
私はスポーツのルールについて、なぜルールがあるのかを勉強しました。
最初に、なぜルールがあるのか考えてみんなで意見を出し合いました。そこで、楽しく怪我をしないため、スムーズにすすめるため、相手を尊重するため、スポーツを成り立たせるため、平等にするため、という意見が出ました。ルールを決めるときは、そのルールの目的を決めるそうです。厳しすぎず甘過ぎないことが大切だと知りました。なぜかというと、少しのファールですぐに退場になったりしては、サッカーが面白くないと思うからです。
先生からは、ルールを味方につければ自分の競技のレベルを上げることができると言われました。だから、ルールをしっかり知って守って、サッカーも上達できるように頑張ります。

JFAアカデミー堺 新年を迎えて #jfa #nadeshiko

$
0
0

1月5日、JFAアカデミー堺の選手たちは冬季長期帰省を終えて寮に戻ってきました。翌1月6日に堺市立月州中学校の始業式を迎えると、本格的に3学期が始まりました。
6期生(3年生)は、高校入試が間近に迫り、それぞれの進路に向けて学習とサッカーのトレーニングに打ち込む姿が見られます。7期生(2年生)は、1月末に予定しているUSA CAMP2020に向けて事前学習を進めています。USA CAMPではホームステイを体験します。ホストファミリーと英語で会話できるように、英語の学習に力を入れています。

アカデミー生たちは、1年間の締めくくりとなる3学期に、一人一人がよりレベルアップできるよう、それぞれ目標を持って毎日の活動に取り組みます。

アカデミー生コメント

林織羽 選手(中3:6期生/ASハリマアルビオンユース)
新年を迎えて1月3日、私は志望高校が出場している全日本高等学校女子サッカー選手権大会を見に行きました。高校生のプレーを見て、「自分も来年このようなレベルでプレーできるだろうか」という不安と「出場したい」というやる気の2つの気持ちが湧いてきました。そこで、私の今年の目標を「高校に入ってレギュラーをとること」に決めました。JFAアカデミー堺での生活は残り3ヶ月ほどになりました。高校生になるまでに、アカデミーのトレーニングで少しでもレベルアップをしたいです。私には、シュートをなかなか決めることができないという課題があります。なぜ決まらないのだろうと考えてみると、「また外してしまうかもしれない」と思って自信がなく、結局精度の高いシュートが打てていません。打つことで終わってしまっています。これを改善するためには自分のシュートに自信が持てるようになるまでしっかりとキックの精度を上げることが大事だと思います。一つ一つのキックの精度を意識して練習し、自信を持ってシュートが打てるようになりたいです。残りの時間を無駄にせず毎日しっかり練習に取り組みたいと思います。

石田萌華 選手(中2:7期生/pazduro)
元日の朝6時に目を覚ました私は、家族に今年の目標を話しました。それは「希望する高校に入れるように頑張る」ということです。そのために、アカデミーでは「積極的」に取り組むことを意識したいと思います。2学期はプレー中に積極的に声をかけてボールを要求することができました。3学期は自分がボールを持っているときも持っていない時も積極的なプレーをしたいです。私のプレーで相手を引きつけられるような選手になれるように練習に取り組みます。生活面では、自分から積極的に発言していこうと思います。4月から最高学年になるので、自分でしっかり判断して、気づいたことはためらわずに行動していきます。

中野結來 選手(中1:8期生/AC.gloria girls)
私は昨年、色々なことをやりきることができず、とても悔いが残っています。振り返ると、自分の努力が足りなかったためだと思います。そのため、今年はもっと努力する1年にしたいです。努力を続ければプレーが変わるだけではなく気持ち的にも自信を持てると思います。何事にも全力で、積極的に取り組みたいです。私の課題は食事です。食事をなかなかしっかり食べることができないので、サッカーを頑張るためにも食事をしっかり食べることをまず頑張って課題を乗り越えていきたいです。


JFAアカデミー福島女子・堺・今治がJ-GREEN SAKAI Lady's Festival U-15に参加 #jfa #nadeshiko

$
0
0

1月25日(土)と26日(日)の2日間、毎年恒例の「J-GREEN SAKAI Lady's Festival U-15」がJ-GREEN堺で開催されました。
週末帰省型のJFAアカデミー堺・今治では、普段はチームとして公式戦に出場することはありませんが、所属チームの協力、理解のもと、それぞれ「JFAアカデミー堺A」「JFAアカデミー堺B」「JFAアカデミー今治A」「JFAアカデミー今治B」として出場しました。

徐々に参加チーム数も増え、今年は東海、関西、中国、四国といった幅広い地域からU-15のチームが計24チーム出場し、1日目はリーグ戦、2日目は順位別のトーナメントを行いました。

最終結果

JFAアカデミー福島
上位トーナメント2位

JFAアカデミー堺A
上位トーナメント3位

JFAアカデミー堺B
下位トーナメント1位

JFAアカデミー今治A
上位トーナメント5位

JFAアカデミー今治B
下位トーナメント4位

アカデミー生コメント

藤田智陽選手(JFAアカデミー福島中3:12期生)
12期生、13期生、14期生で戦う最後の大会だったため、1人1人がさまざまな想いをもって挑みました。結果は準決勝という悔しい結果で終わりましたが、多くの課題と成果を得ることができました。準決勝でJFAアカデミー堺と戦い、試合時間が普段よりも短い中で前半で2失点してしまい心が折れてしまいました。ですが、仲間が「悔いが残らないように頑張ろう」と声をかけてくれたおかげでパワーが湧いてきました。後半に2点決めてくれて、PK戦で5-4で勝つことができました。この試合を通して、最後まで諦めてはいけないと改めて思いました。今大会の関係者の皆様、そして寒い中2日間応援してくれた保護者の皆様、サポーターの皆様本当にありがとうございました。

谷川萌々子選手(JFAアカデミー福島中2:13期生
このメンバーで戦うのもこの大会で最後だったため、1人1人強い思いをもって挑みましたが、準優勝という悔しい結果で終わりました。しかし、学べたものがたくさんあったのでとてもいい経験になりました。学んだことはそれぞれですが、私はキツイ状況のなかでのパスやトラップです。連戦でキツイ状況が続き相手に奪われる場面が多くありました。決勝戦ではそのことが出てしまい失点してしまいました。とても悔しかったです。その学んだことをただ思うのではなく、日々のトレーニングでチャレンジしていきたいです。

正木美里選手(JFAアカデミー堺中3:6期生/Atletico FeminA)
今回の大会は3位でした。決勝に行けなかったのは残念でしたが、準決勝で負けてしまった後、気持ちを切り替えて「3位決定戦で絶対勝とう」とチームで話しました。私も、最後の試合で絶対勝とうと思いました。3位決定戦では先制されてしまい、1点リードされて後半が始まりました。私はセンターバックでプレーしていましたが、なんとかして点を取りたかったので、後ろからでしたが思い切ってシュートを打ちました。そのシュートが決まり、同点に追いつきました。正直、入った時はまさかと思ってびっくりしましたが、点が決まったとわかったときはとても嬉しくて、私がアカデミーで今まで試合をした中で一番良いゴールになったと思います。
私は2日間キャプテンマークを巻きました。キャプテンなのにミスをしたらどうしよう、と緊張しましたが、良い声かけをしてチームをまとめようと思いました。私たちは普段別々のチームに所属しているので、いつもはライバル同士ですが、一緒に寮生活している6期生のメンバーと大会に参加できてとても楽しかったです。

栁原さくら選手(JFAアカデミー堺中2:7期生/FC今治レディースNEXT)
私はBチームのキャプテンをしました。ゴールに繋がるような的確なパスを出すことを目標にしていました。また、一緒に戦う1年生に積極的に話しかけてコミュニケーションをとることを心がけました。味方の動きに合わせてスルーパスを出したり、左右でキックを使い分けて、ゴールに繋がるプレーができました。
点が決まってみんなで喜んだ時は、とても嬉しかったです。試合の合間に寮に戻って補食を食べながら次の試合に向けて話をしたり、準備してもらった飲み物で暖まったりしたことも楽しかったです。普段は一緒に大会に出る機会はないけど、こうしてアカデミーのメンバーで試合をする機会をもらえて、嬉しいです。来年は優勝できるように頑張ります。

纐纈なぎは選手(JFAアカデミー堺中1:8期生/楠クラブレディース)
初めてJ-GREEN SAKAI Lady's Festival に出場しました。始まる前は少し緊張しましたが、楽しみでもありました。1日目の予選リーグでの3試合目に、味方からボールが上がってくると信じてゴール前に走ったら良いクロスが飛んできたので合わせてシュートを打つとゴールが決まりました。久しぶりに得点できたのでとても嬉しかったです。試合中は、普段から練習でコーチに言われている、パスのスピードと質を意識してプレーするよう心がけました。いろいろなことを想定して練習してきましたが、試合中は思うようにできないこともたくさんありました。相手の動きについて行けず、誰に誰がマークにつくのかが上手くいかないときがありました。もっと相手との距離を考えて、色々な状況に対応できるポジションをとらないといけないと思いました。今回は下位トーナメントの優勝でしたが、来年は上位トーナメントで戦いたいです。大会に参加することができて楽しかったです。

秋山来実選手(JFAアカデミー今治中3:3期生/アンジュビオレビンゴ)
私たち3期生が出場できるのは今年で最後になります。3期生の今年の目標の1つに「この大会で優勝する」というのがあり、これまで日々の練習を頑張ってきました。試合で良いパフォーマンスができるように、時間をみつけてストレッチやマッサージをしたり、食事のときには必要な量をしっかりととったりと、自分たちでできる準備をしてきました。
しかし、結果は上位トーナメント5位と目標としていた優勝には届きませんでした。けれど、試合では自分の力を出し切ることができました。また、この大会中に新たな課題をみつけることができたので、残り少ないアカデミー生活の中で少しでも克服していきたいと思います。そして、アカデミー今治29名全員で最後まで切磋琢磨してお互いを高めあいたいと思います。

岩佐寧々選手(JFAアカデミー今治中2:4期生/FC STORY Tokushimaメニーナ)
Bチームの目標は、上位トーナメントに進出することでした。しかし、その目標を達成することができず下位トーナメントとなりました。試合中は、失点してしまっても自分たちで仲間を励ましあって最後まで走りきることができました。最終結果は下位トーナメント4位で、去年の結果と比べると良い結果になりましたが、やはり悔しい気持ちが大きかったです。今大会で私自身の課題がたくさんみつかったので、その課題を普段のトレーニングでチャレンジしていき、克服していきます。そして、来年に繋げていきたいと思います。

安東美那選手(JFAアカデミー今治中1:5期生/F.C.コーマレディースアザレア)
J-GREEN SAKAI Lad's Festival U15は私にとって初めての大会でした。これまでの練習の成果を出せるように頑張りました。私たちよりレベルの高い相手と試合することがほとんどで、思うようにプレーをすることができませんでしたが、みんなでコミュニケーションをとって闘ったことで勝てた試合がたくさんありました。特に守備の面では、1人が抜かれても次の選手がカバーをして助け合いながらゴールを守ることができました。しかし、課題もありました。それは得点を決めきることができなかったことです。この課題をこれからの練習で少しでもレベルを上げていけるようにしたいです。
来年は必ず上位トーナメントに進出し、結果を残したいです。

寮生活の紹介 ~JFAアカデミー堺スタッフ通信Vol.12 #jfa #nadeshiko

$
0
0

JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー堺のレポートを担当するのは大江あかりさんです。

JFAアカデミー堺の一日

JFAアカデミー堺で総務兼選手管理をしています。選手と一緒に寮で生活し、生活指導や中学校との連絡など選手たちの生活をサポートしています。今回は選手たちのオフザピッチの様子をお伝えします。

選手たちの一日を紹介します。選手は学年混合の4人部屋で生活しています。朝は6時30分の掃除からスタートし、当番の場所を掃除します。その後朝食を全員揃って食べて、7時30分に登校します。
JFAアカデミー堺の選手は、全員堺市立月州中学校に通学しています。授業を終えて寮に戻ってくるのは16時頃です。17時のトレーニングに間に合うように練習着に着替え、ストレッチをして準備をします。
2時間のトレーニングの後、19時45分から夕食の時間です。ご飯をたくさん食べられるように、毎週水曜日は丼メニューが出ます。
夕食の後は1時間の学習時間を設けています。その後22:30の消灯までの自由時間では、共有スペースでテレビを観たりストレッチをしたり、スタッフや同級生と話をするなどリラックスした様子で過ごします。

J-GREEN SAKAI Lady’s Festival U-15舞台裏と振り返り発表会

1月25日(土)・26日(日)に開催された「J-GREEN SAKAI Lady’s Festival U-15」は、選手たちが毎年楽しみにしている大会です。
1月25日(土)、予選リーグ1位突破を目指して、3年生は朝から「頑張ろう!」「絶対勝とう!」と声をかけあっていました。2年生はAチームとBチームにメンバーが分かれています。Bチームの2年生はチームを引っ張っていけるか、少し緊張した様子も見られました。
1日で3試合行うスケジュールのため、空いている時間に寮内で小刻みに栄養補給を行います。イラスト付きのバナナはイベント時の恒例になっており、好きなバナナを選んで盛り上がっています。少しでも選手が楽しい気持ちで過ごせるように、イベント時の準備には力が入ります。
Aチームは予選リーグを1位で通過し、2日目は上位トーナメントで戦いました。
準決勝ではPK戦の末惜しくも敗れてしまい、すすり泣きが聞こえましたが、寮に戻ると「3位決定戦があるから、次頑張ろう!」「準備しよう」と、その日キャプテンマークを巻いていた選手を中心に次の試合に向けて気持ちを切り替えようとする声がたくさん聞こえてきました。とても頼もしい姿でした。残念ながら怪我で出場できなかった選手も、ビデオ撮影や補食の準備など、一生懸命みんなをサポートしました。

6期生の振り返り発表会

保護者の方々も招き、26日(日)の大会終了後に6期生(中3)の振り返り発表会を行いました。
3年生は、この日のために1ヶ月ほどかけてスピーチの原稿を準備し、前日まで何度も練習しました。今では毎日笑い声が絶えない3年生ですが、ホームシックで泣いていた日もあれば喧嘩をして悩んでいた日、ルールを守れずスタッフに怒られたことなど、発表を聞いてスタッフの私たちもたくさんのことを思い出すと共に、この2日間のたくましい姿を思い返して感慨深いものがありました。

JFAアカデミー堺に入校した選手たちはいつも一生懸命トレーニングに取り組んでいますが、親元を離れての寮生活にはたくさんのエネルギーを費やしていることと思います。生活場面で注意や指導をすることは多くありますが、ここを巣立って行くときには少しでも人のために動ける選手に成長できているように願って選手の成長をサポートしていきたいと思います。そして学校やトレーニングを終えて寮に戻ってくる選手が少しでもリラックスした時間を持てるよう、選手とコミュニケーションをとりながら一緒に頑張っていきます。

JFAアカデミー堺 7期生USA CAMP2020を実施 #jfa #nadeshiko

$
0
0

1月29日(水)から2月5日(水)までJFAアカデミー堺7期生はUSA CAMP2020を実施しました。
USA CAMPは毎年この時期に2年生がアメリカを訪れ、現地のチームとトレーニングマッチを行ったり、ホームステイや施設見学を通して言語や文化を学んでいます。今年は7期生12名が、サンフランシスコを拠点に約1週間滞在し、北カリフォルニア選抜チームや現地のクラブチームと計3試合を行いました。選手達は、同年代のアメリカの選手たちの身体の大きさやスピードを目の当たりにし、その対応に苦戦していましたが、世界で戦うために必要な技術やフィジカルをそれぞれ痛感していた様子でした。

また、スタンフォード大学を訪れバスケットボールを観戦し、アメリカの大学スポーツの盛り上がりに驚いたり、フィッシャーマンズワーフでの自由行動では買い物に挑戦するなど、現地の文化に触れながら楽しんでいる様子が見られました。

アカデミー生コメント

杉本結月選手(中2:7期生/FC BASARA甲賀レディース)
アメリカのチームと試合をして、身体の大きさやスピードの速さを実感しました。そして自分に足りないものがなにかわかりました。それは判断力です。相手の選手が速いスピードでアプローチしてくるとき、私はボールを奪われてしまったり、奪われそうになったりしました。速い相手にも奪われないように判断を早くできるように練習します。
試合以外の場面では、同年代のアメリカの選手はとてもフレンドリーに接してくれました。ホームステイ先では自分から積極的に話しかけることができてとても楽しかったです。
アカデミー生みんなでフェリーにも乗りました。サンフランシスコの街並みをフェリーの上から眺めることができました。とても綺麗でした。
有名なゴールデンゲートブリッジは写真で見たとおり真っ赤な色で、とても大きくてすごいと思いました。いろいろな場所に行けてとても良い経験ができました。この経験をこれからの活動に活かしていきたいです。

古田彩瑛選手(中2:7期生/ASハリマアルビオンユース)
USA CAMPで、私は自分に何が足りないのかを知ることができました。アメリカのチームと試合をしたとき、コントロールのミスが多く相手にボールを奪われることが多かったです。特に浮き球を上手くコントロールすることができませんでした。レベルが高い相手だと、コントロールを正確にしないと次のプレーを思うように繋げることはできません。正確なコントロールができるようにもっと練習しようと思いました。それと、「絶対に勝つ」という強い気持ちが足りていませんでした。相手に負けないという強い気持ちが足りず、相手にボールを奪われてしまったときに気持ちが落ち込んでしまって良いプレーができませんでした。試合中上手くいかないことがあっても、絶対勝つ、取り返すという気持ちでプレーしないといけないと思います。
サッカー以外では、スタンフォード大学に見学に行った時にバスケットボールの試合を観ました。会場で観ている人も選手も一体感があって、とても盛り上がっていました。私はルールを詳しく知らなかったけれど、観ていてとてもおもしろいと感じました。アメリカのスポーツはとても迫力があると思いました。

栁原さくら選手(中2:7期生/FC今治レディースNEXT)
私はUSA CAMPでオフザピッチでは自分から行動を起こすこと、オンザピッチでは自分のプレーがどれくらい通用するか知るためにたくさんチャレンジしようと決めていました。
ホームステイをすることについて、言語が違うホストファミリーとコミュニケーションをとることは難しいと思っていたけれど、知っている単語で会話したりジェスチャーをつかって伝えようと努力しました。でも、洗濯物を乾燥機にかけないで欲しいということが伝えられず、ナイロン製のエンブレムがはがれてしまうことがありました。でも、ホストファミリーと一緒にレストランに食事に行ったり、おすすめの服屋さんを紹介してもらって買い物に行ったり、アメフトのスーパーボウルの試合をテレビで観たり一緒に過ごす時間はとても楽しかったです。積極的にコミュニケーションをとれたことは良かったです。

JFAアカデミー堺 今年の目標や決意表明等の途中経過 #jfa #nadeshiko

$
0
0

2月も終盤を迎え、いよいよ3年生は卒校が近づいてきました。毎日トレーニングしたJ-GREEN堺のグラウンドでサッカーができるのも残すところ数える程度です。3年間一緒に過ごした仲間との時間もわずかとなり、練習後のグラウンドからは、名残惜しそうに残ってボールを蹴り合う3年生の声が聞こえます。
2年生は「USA CAMP2020」を無事終え、まもなく最高学年になろうとしています。サッカーと寮生活の両方でリーダーシップをとれる選手に成長できるよう、引き続き気を引き締めて活動に取り組みます。
1年生は2月初旬、通学している堺市立月州中学校で、1泊2日のスキー合宿に参加しました。スキーに初めて挑戦する選手は少し緊張した表情で出発しましたが、クラスの仲間と親睦を深め、雪山での活動を楽しんだ様子でした。

今年度も終盤を迎え、1年間の活動を振り返ります。

アカデミー生コメント

長尾ののか選手(6期生:中3/FC.フェルボール.MIMOSA)
私は今年、攻守に多く関わり続けられる選手になることと、左右差のないキックを身につけることを目標にしてトレーニングに取り組んできました。毎日のトレーニングではゲームやポゼッションの練習のときに、苦手な右足を意識的に使ってプレーの幅を広げられるように取り組みました。また常に準備をして攻撃にも守備にもすぐに対応できるように意識しました。こうして目標をもって取り組むことで、高校生とのトレーニングマッチのときにも、仲間が合わせやすい場所に正確にクロスを上げることができたり、守備でも粘り強く相手について行き、奪いきれる回数が増えてきました。JFAアカデミー堺で過ごす時間もあとわずかになりました。3年間で学んだことを活かして、高校で活躍できるように頑張っていきたいです。

渡邊絢音選手(7期生:中2/ASハリマアルビオンユース)
私は左足のキックが苦手なので、2年生になってから左足のキックの質を高めることを目標にしていました。トレーニングでパスやロングキックの練習の時には、ボールが足のどこに当たっているのかをしっかり考えて取り組むようにしました。はじめのうちは全然うまくできませんでした。夏休みに試合中、左足でクロスボールを上げようとしましたが、思ったところに届きませんでした。しかし、2学期に入ってから行った試合で、左サイドから左足でクロスボールを蹴ったとき、うまく味方に繋がりました。全然できなかった頃と比べると少しずつ質が上がってきたと思います。でも、まだいつでも上手く蹴ることができるわけではなく、パススピードが速すぎたり遅すぎたり安定していません。コントロールしてから落ち着いてパスを出せるように試合中しっかり準備して、もっと良いボールをいつでも蹴れるように練習していきます。

村田梨帆選手(8期生:中1/FC BASARA甲賀レディース)
私はJFAアカデミー堺に入校してから今日までの約1年間でたくさんのことを学びました。特に成長したことは、サッカーに対する気持ちです。アカデミーに入って、サッカーを上手くなりたければ、サッカーの練習だけを頑張るだけでは足りないということを学びました。100パーセントの力を出してプレーするためには、食事をしっかり食べたり、練習前と練習後のケアをしっかりするといった身体作りが大切だとわかりました。入校するまではストレッチなどはあまりしていませんでしたが、入校してからは交代浴やアイシングなどの自分でできるケアをするようになって、食事もたくさん食べられるようになりました。そうすると怪我が少なくなって、100パーセントの力でプレーすることができるようになりました。しかし、まだまだ自分の技術のレベルが低いので、毎日練習を頑張って、自分の100パーセントで発揮できる力のレベルをもっと上げていきたいです。

JFAアカデミー堺・今治卒校式中止 #jfa #nadeshiko

$
0
0

3月13日(金)と17日(火)に下記の通り開催を予定していたJFAアカデミー堺および今治の卒校式につきまして、新型コロナウイルスに関して、今後の国内での健康被害を最小限に抑えるうえで極めて重要な時期であるという政府の対策基本方針が発表されたことをうけ、JFAが関わる全てのイベント、会議等の実施について開催の必要性を検討した結果、中止することとしました。

JFAアカデミー堺 6期生卒校式概要

開催日時:
2020年3月13日(金)15:00~

開催場所:
J-GREEN堺クラブハウス2階(大阪府堺市堺区築港八幡町145番地)

出席者:
堺市関係者、大阪府サッカー協会関係者、学校関係者、JFA関係者(今井純子女子委員長)等

JFA アカデミー今治 3期生卒校式概要

開催日時:
2020年3月17日(火)14:30~

開催場所:
今治市朝倉公民館(愛媛県今治市朝倉北甲 393)

出席者:
今治市関係者、愛媛県サッカー協会関係者、学校関係者、JFA関係者(岩上和道副会長・手塚貴子女子副委員長)等

Viewing all 222 articles
Browse latest View live


<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>