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JFAアカデミー女子(福島・堺・今治)のスタッフ研修会を実施 #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミー女子(福島・堺・今治)のスタッフ研修会を、8月20日(火)にJ-GREEN堺で開催しました。恒例の研修会は年に一度、情報共有や研鑽の場として、夏休み期間を利用して実施しています。

今年はU-19日本女子代表の池田太監督から昨年のFIFA U-20女子ワールドカップフランス大会の報告があり、FIFA女子ワールドカップフランス2019の日本戦分析、医学委員会の立石医師からの脳震盪、月経に関する講習も行われました。

参加者コメント

佐藤令治コーチ(JFAアカデミー福島)
池田監督からは日本の成果、課題を報告していただきました。印象に残ったのは、各国の女子選手のアスリート化が進んでいて日本もアスリートを増やしていかなければいけないということです。フランス女子ワールドカップでも出てきた項目だったので改めて重要だと感じました。また立石ドクターの講習では怪我、病気などまだまだ知らないことが多々あると感じました。今後、医学的知識もより多く蓄えていきたいと思います。この研修会で学んだことを活かして、日常をより充実させていきたいです。

込山友コーチ(JFAアカデミー堺)
私自身のアカデミー女子スタッフ研修会への参加は、2回目になります。各アカデミースタッフと様々な情報交換や情報共有ができたことで数多くの気づきがあり、とても有意義な時間を過ごすことができました。今回は、FIFA女子ワールドカップフランス2019の日本戦2試合の映像をもとにテクニック、フィジカル、戦術的理解、メンタルの4項目について中学3年生までにポジション別に獲得させたい能力をコーチングスタッフでディスカッションしました。その中で、分析力の重要性や選手にどのようにフィードバックしていくかについて改めて考えさせられました。日常から「世界基準」を選手に求める中で、自分自身がトレーニングの成果と課題を整理すること、選手個々にフィードバックして選手がサッカー理解を深めることで日々のトレーニングをより良いものにできると感じました。また「世界基準」をより明確に選手たちに要求できると思いました。常に高い基準を持って選手と共に取り組んでいきたいと思います。

松宮美里総務(JFAアカデミー今治)
総務の分科会では、各アカデミーの選手たちの日常生活の様子について共有し、それぞれの問題点についても話し合うことで各総務の意見を聞くことができ、とても有意義な時間となりました。また脳震盪に関しては、サッカー中はもちろんのこと日常生活でも起こりうることだと思うので、その危険性や対処法など具体的な内容を学ぶことができて良かったです。今回学ばせていただいたことを今後のアカデミー活動に活かしていきたいと思います。


JFAアカデミー堺 2020年度入校生1次選考試験 合格発表

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JFAアカデミー堺 2020年度入校生1次選考試験の合格者を発表いたします。

1次選考試験合格者一覧はこちら

合格された方へ

2次選考試験に関する案内は、9月13日(金)までに発送いたします。

残念ながら不合格となってしまった方へ

現時点で合格とはなりませんでしたが、これからの努力次第で合格者以上に成長する可能性は十分にあります。
また、これで将来のサッカー選手への道が閉ざされるものではなく、さまざまなルートでその道は開かれています。
ぜひこれからも夢をあきらめず、がんばってください。

保護者のみなさまには、ぜひお子さまを励まし、勇気づけ、目標に向かって今後もサッカーができるようサポートしていただければと、心から願っております。

JFAアカデミー堺夏休みを終えて #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミー堺の選手達は、8月26日(月)、堺市立月州中学校の2学期始業式に出席し、2学期の活動がスタートしました。
週末帰省型のJFAアカデミー堺では、中学校の夏休み期間は自宅に帰省し、所属チームの活動に専念しました。7月27日(土)から8月3日(土)にかけて開催された、「JFA第24回全日本U-15女子サッカー選手権大会」に出場した選手も多く、各地から集った強豪チームを相手に日頃のトレーニングの成果を発揮すべく、必死に挑む姿が見られました。
約一ヶ月ぶりに戻ってきた寮で、夏休み中の出来事を語り合っている選手達の姿がありました。
選手たちは、夏休み中に得た成果と課題を今後の活動に活かしていきます。
2学期は、選手達が楽しみにしている体育大会や、文化活動発表会といったイベントが予定されており、学校行事にも力を入れて取り組んでいきます。

アカデミー生コメント

浅田幸子選手(中3:6期生/FCヴィトーリア)
私は、1年生の時に初めて出場してから3年連続でJFA全日本U-15女子サッカー選手権大会の全国大会に出場することができましたが、今年は初めて初戦を突破することができました。
大会が始まる前、「今年こそは絶対勝とう」と思っていました。1回戦で勝つことができた時はとても嬉しかったし、2回戦で先制点をとったときはチームに勢いがついて、私も点を決めることができました。3年生としてチームを引っ張る立場になってから、こうして勝つことができて、とても嬉しかったです。しかし、準々決勝の相手は簡単には戦えませんでした。相手チームの選手は背が高くて、球際が強く、私は自分の思っているプレーができませんでした。前からプレッシャーをかけていきましたが、勝つことができませんでした。勝ったときの嬉しさと負けたときの悔しさなど、普段味わうことのできない気持ちを味わうことができました。そして、もっと体幹を鍛えて球際で簡単に負けない身体を作ろうと思いました。

森のの子選手(中2:7期生/NGUラブリッジ名古屋Jr.ユース)
昨年のJFA全日本U-15女子サッカー選手権大会にチームは出場しましたが、私はメンバーに選ばれず出場することができませんでした。とても悔しかったので、今年こそは出場するという強い気持ちで練習に取り組んでいました。しかし、いざ1回戦のメンバーに選ばれ試合が始まると、緊張して自分の思っているプレーができませんでした。そのときコーチから「もっとできるから落ち着いて」とアドバイスしてもらい、父と母からは「楽しんでプレーしたらいい」と言ってもらって、2回戦からは少しずついつものプレーができるようになってきました。
準決勝の試合が印象に残っています。先制点を取られましたが2点取って逆転した直後にまた失点しました。最終的には3点目を取って勝つことができましたが、得点した後に集中力が切れてしまったことが課題だと感じました。決勝戦で負けてしまい、結果は準優勝でしたが、全国大会の決勝戦というとても大きな舞台で試合をすることができて本当に良い経験ができました。サッカーはチームワークが大切ですが、一人一人が責任を持ってプレーしている強いチームと試合する中で、個人の技術を上げることがとても大切だと思いました。全国のチームと試合をして、他のチームの強さを実感できました。

高井更紗選手(中1:8期生/徳島ラティーシャ)
JFAアカデミー堺に入校して初めての夏休みでした。チームの遠征に参加したり、大会に出場しました。JFA第24回全日本U-15女子サッカー選手権大会では、はじめは「点を取ってチームを勝利に導きたい」と思っていましたが、1回戦で負けてしまいました。相手のディフェンスが強く、思ったプレーが全然できませんでした。とても悔しかったけれど、高いレベルを知れたし、これからもっと練習しなければいけないと思いました。
普段の週末の帰省では家で過ごす時間が少ないけれど、夏休みには家で勉強をしたり、わからないところをお母さんに教えてもらう時間がありました。また、入校して以来はじめて、小学校の時の友達と会えたことも嬉しかったです。充実した夏休みになりました。夏休みに経験したことを活かして、今の自分を超えてもっと成長できるようにしたいです。

JFAアカデミー堺 なでしこジャパン宝田沙織選手(1期生)が来訪 #jfa #nadeshiko

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9月2日(月)、FIFA女子ワールドカップフランス2019に出場したJFAアカデミー堺1期生宝田沙織選手(セレッソ大阪堺レディース)が、大会の出場報告のためにJFAアカデミー堺を訪れ、J-GREEN堺クラブハウス大会議室にて、JFAアカデミー堺の選手達とトークショー形式で交流しました。

はじめに、FIFA女子ワールドカップフランス大会について、追加招集された時の気持ちや、大会を通して感じたこと等を振り返り、在校生は興味深そうに宝田選手の話に聞き入っていました。その後、在校生からは「食事で気をつけていることはどんなことですか?」、「試合前にどんなことをしていますか?」、「得意なプレーはなんですか?それはどのように練習していますか?」等の質問が飛び出し、宝田選手がひとつひとつ丁寧に応じました。

最後に、宝田選手から在校生に、ワールドカップで実際に着用したユニフォームが贈られ、在校生はユニフォームに刻印されている名前や背番号、日付を見つめて、感嘆の声を上げていました。

アカデミー生コメント

長尾ののか選手(中3:6期生/FC.フェルボール.MIMOSA)
私は、宝田沙織選手がワールドカップという世界レベルの舞台で戦ってきたことが本当にすごいと思いました。いろいろな話を聞きましたが、印象に残っているのは世界の強豪国とのパススピードの差についての話です。私は2年生の時にUSA CAMPでアメリカのチームと試合をしましたが、そのときも同じ年齢のアメリカの選手と自分たちのパススピードの差を感じました。ワールドカップに出場した宝田選手も、パススピードの差を感じたそうです。この差をなくしていくには、日々のトレーニングでひとつひとつ質とスピードを意識して練習していかなくてはいけないと思いました。
もうひとつ印象に残っているのは、メンバー発表のときの気持ちについてです。
最初のメンバー発表のときに名前がなかったことについて、正直がっかりしたけれど、これが全てじゃないからまた頑張ろう、と思ったそうです。このようにポジティブに気持ちを持っていたからこそ、追加招集されたときに与えられた時間を精一杯プレーできたのだと思います。
私も、チャンスがきたときにしっかりプレーできるように準備をして試合に臨みたいと思いました。

古田彩瑛選手(中2:7期生/ASハリマアルビオンユース)
宝田選手は、自分自身のことをよく知っているんだなと思いました。良いコンディションで試合に挑むために、自分が良い動きができる体重を知っていて、食事に気をつけてコントロールしていることや、足りないところをコーチに聞いて、必要な体幹トレーニング等は自主的に取り組んでいると聞きました。自分のことを知って、それを行動に活かしていると思いました。
私は、自分のことを自分でよく知っておくことが大切だと思いました。長所をどうやって活かすか、短所をどうやって改善していくのかということを考えて行動することは、今からでもできると思うので取り組んでいこうと思います。

村田梨帆選手(中1:8期生/FC BASARA甲賀レディース)
ワールドカップに出場することが私の夢です。そのワールドカップに出場した選手に会うことができてとても嬉しかったです。
宝田選手の話を聞いて特に心に残ったのは、毎日のトレーニングでパスやコントロールの質を高める意識を持つことです。今自分で意識しているつもりでも、世界基準と比べるとまだまだ足りないと思いました。ワールドカップに出場して活躍するためには、自分に厳しく、正確なプレーを増やしていかないといけないと思いました。
宝田選手はとてもかっこよくて、会って話をきくことができて本当に嬉しかったです。最後に握手をしてもらいました。私も宝田選手のように活躍できるように頑張ります。

JFAアカデミー堺 今年の目標や決意表明の途中経過 #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミー堺では、36名の選手が在籍し、夢や目標に向かって日々のトレーニングやプログラムに取り組んでいます。
2学期が始まり、中学校の体育大会に向けての準備や練習に張り切って取り組む姿が見られます。
毎日16時頃、選手達は学校から寮に戻り、17時からトレーニングを行います。下校後の寮内は、用具の準備やストレッチなど、その日のトレーニングに向けて各自が準備をしている姿が見られます。

2学期からは、2つのグループに分かれてトレーニングを行っています。1年生は上級生と一緒にトレーニングすることで多くの刺激を受けている様子です。
早くも今年度折り返しの時期になりました。JFAアカデミー堺入校時の決意表明や、今年度最初にたてた目標を振り返り、成果と課題を見つめました。

アカデミー生コメント

岡本琉奈選手(中3:6期生/名古屋フットボールクラブ ルミナス)
私は今年最上級生として、1・2年生の手本となれるような立ち居振る舞いをすることと、サッカーではヘディングとパスの質を上げることを目標にしています。
手本になる立ち居振る舞いとは、特に時間を守ることと、コーチや出会う人に挨拶をきっちりすることを心がけるようにしてきました。しかし1学期は緊張感からしっかりできていたことも、2学期になって慣れてくると少し気が緩んで時間にルーズになってしまうことがありました。もう一度気を引き締めて取り組んでいきます。
サッカーでは、ヘディングで相手に競り負けないように、落下点をしっかりよんで、怖がらずに相手より先にボールに触ることをを意識して練習に取り組んでいます。また、パスは味方に的確にボールを出せるように、コントロールの質を上げることと、余裕を持ってボールを出せるように周りをよく見ることを心がけて練習しています。ショートパスは上達してきましたが、まだロングキックを狙ったところに蹴ることができていません。フォームの改善や、動きながらでも狙ったところに出せるように練習していきます。

杉本結月選手(中2:7期生/FC BASARA甲賀レディース)
私は、オンとオフそれぞれ目標をもって生活してきました。まずはオフの面では、日頃の食事をたくさん食べることと、ストレッチやアイシングなど毎日ケアをすることです。去年は、体重が減ってしまうことが多かったし、怪我も多かったので、今年はトレーニング以前の毎日のケアをしっかり取り組むようにしています。
オンの面では、毎日のトレーニングで常に100パーセントの力を出し切ることです。しかし、なかなか毎日100パーセント全力でプレーすることができていません。しんどいときに諦めてしまったり、チャレンジできないことがあります。それを克服するためには、体力を強化することと、失敗を恐れないで前向きな気持ちをもつことが必要だと思います。自信をつけて前向きなプレーをするために、毎日頑張って少しずつ体力と技術を高めていきたいです。

北川夕愛選手(中1:8期生/イルソーレ小野フットボールクラブ)
私の今年の目標は、オンザピッチではパスとドリブルをその場に応じて両方使い分けられる選手になることで、オフザピッチでは自分のことを自分でしっかりできる選手になることです。パスとコントロールの練習のときには、顔を上げてまわりを見ながらボールを蹴ることを意識して練習に取り組んでいます。判断力を高めて周りのみんなに負けないように、ひとつひとつの練習をしっかりして少しでも上手くなれるように努力して成長していきたいです。
オフザピッチでは、アカデミーに入校してから自分で洗濯をしたり部屋の整理整頓をしています。しかし、時間を見て行動することができていない時があります。振り返ってみてできていることは継続して、できていないことは直していきたいです。

第3回JFAアカデミートレーナー研修会をJFAアカデミー今治で実施 #jfa

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第3回JFAアカデミートレーナー研修会が、10月2日(水)から3日(木)にかけてJFAアカデミー今治で行われ、JFAの専任トレーナーやJFA医学委員のドクター、各JFAアカデミーのトレーナーが集まりました。

トレーニングの質を上げて怪我を予防するウォーミングアップに関するレクチャーやトレーニング見学などが行われたほか、日本代表活動やJFAアカデミーでの取り組みについて意見交換がなされ、JFAアカデミー今治のスタッフも参加しました。

コメント

菊島良介 JFAアスレティックトレーナー
前回のミーティングに引き続き、アカデミーでの取り組みの共有や問題が話し合われました。代表チームの活動とは違うスタイルの活動であり、寄宿型と週末帰省型があるため多少問題点は異なってきますが、互いの立場でのアドバイスが行われ、有意義な時間となりました。また講義ではウォーミングアップと傷害予防との関係性について聴講しましたが、指導者の方々も参加していただけたことはとても意義のあることと感じました。今後とも、様々な立場の方に参加していただき、意見交換ができれば良いと思います。

松本小葉トレーナー(JFAアカデミー今治)
前回のJFAアカデミー熊本宇城での実施に続き、今回はJFAアカデミー今治でのトレーナーミーティング開催となり、各アカデミーでの取り組みなど様々な情報を共有、意見交換することで今後の課題も明確になりました。JFA医学委員のドクターからはウォーミングアップと傷害予防の関連性や、アカデミーにおけるメディカルサポートの意義などについてレクチャーいただき、育成年代における傷害予防の目的や重要性を再認識することができました。テクニカルスタッフと協同し、より効果的な傷害予防の取り組みを目指すとともに、今回の学びを選手たちとも共有し日常の活動に活かしていきたいと思います。

小野美香トレーナー(JFAアカデミー堺)
今回のミーティングでは、各アカデミーの傷害予防の取り組みについて協議し、傷害予防に関するレクチャーを受けました。他アカデミーの取り組みを聞き、自分自身の日常の取り組みを再考する有意義な機会になりました。傷害予防に関して日ごろから悩むことも多いので、実りの多いミーティングでした。今回、学んだことを明日からのアカデミー活動に生かしていきたいです。

アカデミー堺 ~JFAアカデミー堺上半期の取り組み~JFAアカデミー堺スタッフ通信Vol.10 #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー堺のレポートを担当するのは込山友さんです。

上半期のトレーニングやオフザピッチの様子

JFAアカデミー堺コーチの込山友です。今年で2年目です。アカデミー堺は、平日はアカデミーで活動をおこない、週末や長期休暇中は帰省しそれぞれの所属チームで活動をする『週末帰省型』のアカデミーです。今回は、JFAアカデミー堺上半期のトレーニングやオフザピッチの取り組みについて紹介します。

オンザピッチの取り組み

JFAアカデミー堺では、選手たちが中学校から下校した後、トレーニングが始まります。日々のトレーニングでは「個の育成」を重点に活動しています。上半期は、U-13(中1の計12名)とU-15(中2と中3の計24名)の、2つのカテゴリーに分けてトレーニングをしました。
U-13カテゴリーでは、「基本の動作作り」「基本のテクニック」「個人戦術」の徹底に重点をおき、トレーニングに取り組んでいます。パスを狙ったところにキックすること、意図的にコントロールすること、左右足差なくボールを扱うこと、それらを動きながらプレーすることを選手に要求しています。また、さまざまなポジションを経験することでポジションの役割を理解してプレーすることも求めています。
基本の徹底に取り組むことにより、サッカー選手としての土台を作ることは重要です。それらの基本があるからこそ自分のストロングポイントを生かせると考えます。

U-15カテゴリーでは、これまでに積み上げてきた「動作作り」「テクニック」「個人戦術」を発展させていくことに取り組んでいます。上半期では、「ゴールを奪う」に重点をおきました。ゴールを奪うためにさまざまなシュートやヘディングのテクニックを高めつつ、ボール保持者がどのような判断をすればゴールに結びつき、ボールを受ける側も「いつ、どこに、どのように」関われば有効であるか考えてプレーすることを求めました。ボール保持者は常にゴールを意識すること、受け手はスピードをもって動き出すこと、シュートチャンスを逃さないことを選手に要求しています。プレッシャーがある中でゴールに迫るまでのパス&コントロールの質は、引き続き高めていかなければならない課題です。インテンシティーの高いゲームでも安定したテクニックを発揮し、コレクティブな攻撃を目指して取り組んでいきたいと思います。

寮生活

トレーニングが終わり、入浴と食事を済ませた後、英会話、マナーセミナー、法教育、学習サポートなどのJFAプログラムに取り組んでいます。「学ぶ姿勢」を大切にしており、教えていただいている講師への感謝の気持ちをもつこと、最低5分前には学習できる準備を整えることを徹底しています。
寮生活では起床、整理整頓、身だしなみ、提出物など身の回りのことは自分で行います。失敗してしまうことはありますが、繰り返さないための工夫や対策を選手に考えさせています。ときに、やるべきことよりも楽しいことを優先してしまうこともありますが、少しずつ自分の意思をもって行動できるようになってきています。今すべきことを選手自身が把握することや時間の使い方を考えて行動することを促し、トライ&エラーを繰り返しながら、自らが何事にも主体的に取り組める選手を育成しています。

成長

普段の生活や行動が自分の芯です。私は、生活が変われば、サッカーが変わると考えています。サッカーと生活は密接につながっているということです。毎日を高い意識で過ごし、芯が強い選手に成長できるようにサポートしていきたいと思います。

JFAアカデミー堺 今年の目標や決意表明の途中経過報告 #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミー堺では、36名の選手が在籍し、夢や目標に向かって日々のトレーニングやプログラムに取り組んでいます。2学期が半ばにさしかかり、中学校では中間テストが行われました。JFAアカデミー堺ではテスト1週間前は、トレーニング時間を30分短縮し、学習時間を増やしています。寮内では、消灯前まで問題を解いたり、わからないところを調べたりとテスト勉強に励む姿が見られました。
中間テスト終了後には、月州中学校サッカー部とのトレーニングマッチを行いました。
学校行事が一段落するとともに、少しずつ気温が下がり過ごしやすい気候となったJ-GREEN堺で、選手たちはより一層集中してトレーニングに取り組んでいきます。

アカデミー生コメント

伊藤真生選手(中3:6期生/Pazduro)
私はシュートの決定力を上げることと、テクニックの質を上げることを目標にして毎日の練習に取り組んでいます。シュートを決めるためには、ゴールキーパーの位置や周りの状況を見ること、シュートを打ちやすいところにボールを置くといったテクニックを磨かないといけません。しかし私は、まだまだ周りをよく見ることができていなかったり、ボールを置く位置が悪く良い体勢でシュートを打つことができていなかったりします。もっと練習してたくさんシュートが決められる選手になりたいです。
生活面では食事をしっかり摂ることを目標にしています。1年生や2年生のころに比べて好き嫌いが少なくなったし、量もたくさん食べられるようになってきました。このまま継続して、たくさん食べて強い身体をつくっていきたいと思います。

北川愛唯選手(中2:7期生/FCヴィトーリア)
私は昨年、怪我をして3ヶ月間ほどサッカーをすることができなかったので、今年は毎日しっかりとストレッチなどを行い怪我をしない身体をつくることと、シュートの決定力を上げることを目標にしています。トレーニングが終わってからや寝る前にしっかりストレッチをして、翌日に疲れを残さないようにして、自分で防ぐことができる怪我はしないようにケアを続けたいと思います。
生活面では、その場の雰囲気に流されてしまい「まぁいいや」と思い何も行動を起こさずに知らないふりをしてしまうことがあるので、見て見ぬふりをせず、気づいたことや誰かが困っているようなときには率先して行動できる人になりたいです。

三納咲希選手(中1:8期生/RESC GIRLS U-15)
JFAアカデミー堺に入校してから半年が経ち、私はたくさん成長できたことがあります。たとえば食事についてです。入校したばかりの頃は、寮で出される食事の量が多く、食べきることが精一杯でおかわりなんてできませんでした。最初の頃は、「3年間毎朝夕こんなにたくさん食べるのは大変だ」と思っていましたが、今では夕食のときにご飯をおかわりすることもできるようになりました。また、嫌いな食べ物も残さず食べなければいけないので、慣れてきて食べられるようになってきました。
サッカーでは、私は判断が遅く、迷っているうちにボールを奪われることがよくありました。いまでもまだまだですが、毎日練習するうちに少しずつ判断が早くなってボールを奪われる回数も減ってきました。卒校するときに「成長できた」と言えるように、毎日頑張ってたくさん成長していきたいです。


JFAアカデミー堺新年度がスタート #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミー堺は、8期生(中学1年)12名の新たなメンバーを迎え、新年度がスタートしました。
4月3日(水)、8期生はJ-GREEN堺で入校式を終え、翌4月4日(木)には堺市立月州中学校の入学式に出席しました。
4月8日(月)からは、中学校生活が本格的にスタートしました。
6期生(中学3年)は、最高学年として、サッカー技術はもちろん、学校生活、寮生活でもリーダーシップをとって、下級生の見本になれるよう活動していきます。また、修学旅行や体育大会など、中学校でのイベントも多く予定されています。
7期生(中学2年)は、一つ学年が上がり、これまで以上に自分のことを自分でしっかり行うことが求められます。トレーニング前後のストレッチやセルフケアを自主的に行い、良いコンディションでトレーニングできるよう、これまで学んだことを活かして取り組んでいきます。

アカデミー生コメント

松永一紗選手(中3:6期生/FCヴィトーリア)
私の今年の目標は、リーダーシップをとれる人に成長することです。私はあまり自分の意見を言えずに、人に合わせてしまうことがあります。自分から思っていることを発言できずに、嫌な気持ちになってしまうこともありました。お互いの考えていることや気持ちがわからないと、寮生活でもサッカーでも、仲間と力を合わせることができないと思います。意見が違う時も、ちゃんと話し合うことで、協力していけると思います。いきなりリーダーシップのある人になることは難しいことですが、少しずつ自分の意見をしっかり言ったり、仲間から信頼される行動をして、最高学年としての自覚を持って頑張っていきます。

森のの子選手(中2:7期生/NGUラブリッジ名古屋Jr.ユース)
私は、サッカーと勉強の両立を目指します。1年生の時は、サッカーも勉強も中途半端な結果になってしまったと思っています。これから、夏に開催される全日本U15女子サッカー選手権大会に向けて、県予選が始まります。私は去年、予選では出場し、チームは全国大会出場権を得ましたが、全国大会では出場機会がありませんでした。とても悔しかったので、今年こそは出場したいです。それに向けて、トレーニングを真剣に取り組むことはもちろんのこと、オフの日にもストレッチをしっかりするなど、サッカーに繋がる過ごし方を実践して頑張っています。勉強面では、2年生になり、授業の内容が難しくなってきましたが、毎日の学習の時間を大切にして、こつこつ勉強していきたいです。後悔のない1年間になるように、危機感を持ちながら生活していきます。

纐纈なぎは選手(中1:8期生/楠クラブレディース)
私はJFAアカデミー堺に入校し、ここでの生活が始まったことがとても嬉しいです。せっかくここで生活できるチャンスを得たのだから、目標をしっかり持って、それに向かって頑張ることが大切だと思います。私は、一日一日の練習を大切にして、強い気持ちを持って積極的にチャレンジしていくことを目標にします。JFAアカデミー堺の一員であることに自信を持って、たくさんのことにチャレンジしたり、行動に移せる選手を目指して取り組んでいきます。

JFAアカデミー 2020年度入校生選考試験・説明会について #jfa #nadeshiko #JYD

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JFAアカデミーでは2020年度入校生を募集します。各校の募集要項や選考試験日程については、下記をご確認ください。

JFAアカデミー福島

2020年度入校試験案内について

JFAアカデミー熊本宇城

2020年度入校試験案内について

JFAアカデミー堺

2020年度入校試験案内について

JFAアカデミー今治

2020年度入校試験案内について

なお本アカデミーをよりご理解いただくために以下の日時・会場で、説明会(約1時間)を開催いたします。
説明会へのご参加については、事前の申込みは必要ございません。当日、開始時刻までに直接会場にお越しください。
保護者やチーム関係者の方など、どなたでもご参加いただけます。

JFAアカデミー福島 説明会

日時場所
6月6日(木)14:00~JFAハウス4階
〒113-8311 東京都文京区サッカー通り 公益財団法人日本サッカー協会
6月9日(日)15:00~郡山市民交流プラザ 第1会議室
〒963-8002 福島県郡山市駅前2-11-1 ビッグアイ7階
6月14日(金)18:30~静岡駅パルシェ7階 第1会議室
〒420-0851 静岡県静岡市葵区黒金町49
6月23日(日)16:30~一般社団法人大阪府サッカー協会
〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町1-7-25 イトーダイ靭本町ビル6F
7月1日(月)17:30~JFAハウス4階
〒113-8311 東京都文京区サッカー通り 公益財団法人日本サッカー協会
7月5日(金)17:30~JFAハウス4階
〒113-8311 東京都文京区サッカー通り 公益財団法人日本サッカー協会

JFAアカデミー熊本宇城 説明会

日時場所
5月12日(日)12:00~JFAアカデミー熊本宇城
〒869-0606 熊本県宇城市小川町河江52-1
6月9日(日)12:00~
7月28日(日)16:00~
8月18日(日)16:00~

JFAアカデミー堺 説明会

日時場所
6月23日(日)18:00~一般社団法人大阪府サッカー協会
〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町1-7-25 イトーダイ靭本町ビル6F
7月7日(日)18:00~

JFAアカデミー今治 説明会

日時場所
6月7日(金)19:00~松山市総合コミュニティセンター 第1会議室
〒790-0012 愛媛県松山市湊町7-5
6月10日(月)19:00~岡山国際交流センター 3階研修室
〒700-0026 岡山県岡山市北区奉還町2-2-1
6月14日(金)19:00~今治市営中央体育館 大会議室
〒794-0026 愛媛県今治市別宮町6-2-2
6月17日(月)19:00~伊予三島運動公園体育館 大会議室
〒799-0422 愛媛県四国中央市中之庄町1665-1
6月21日(金)19:00~福山市ものづくり交流館 セミナールームC
〒700-0026 広島県福山市西町1-1-1 エフピコRiM7F
6月28日(金)19:00~高知市総合体育館 第2会議室
〒720-0067 高知県高知市大原町158
7月5日(金)19:00~RCC文化センター 605会議室
〒730-0015 広島県広島市中区橋本町 5-11
7月6日(土)19:00~高松市立東部運動公園 第4会議室
〒761-0104 香川県高松市高松町1347-1
7月8日(月)19:00~ふれあい健康館 第1会議室
〒770-8053 徳島県徳島市沖浜東2-16

JFAアカデミーとは

「世界基準」をキーワードとし、あくまでも個の育成を目的とします。
ロジング形式による教育により、能力の高い者に良い指導、良い環境を与え、長期的視野に立ち、集中的に育成します。
また、サッカーはもちろん、人間的な面の教育も重視し、社会をリードしていける真の世界基準の人材、常に(どんなときでも、日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成を目的とします。
才能を持つだけでは、必ずしも開花するとは限りません。才能を持つ者に良い環境を与え、本人の努力を伴わせることにより、世界に通用する選手を育成します。

各校の詳細概要は下記をご参照ください。

JFAアカデミー福島
JFAアカデミー熊本宇城
JFAアカデミー堺
JFAアカデミー今治

JFAアカデミー堺「英会話」プログラムがスタート #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミー堺では、サッカーだけでなく、社会性や国際性を育む教育も重視しており、様々なJFAプログラムを実施しています。そのうち「英会話」のプログラムでは、ネイティブスピーカーの講師による実践的な会話を中心とした授業を行っています。
今年度の「英会話」プログラムが、5月13日(月)にスタートしました。年度が替わり新しい講師になり、授業前の選手達は少し緊張していましたが、エリック先生のユーモア溢れる授業展開にすぐに夢中になり、知っている単語を一生懸命聞き取って、積極的にコミュニケーションを取っていました。英語圏の国の文化や観光地などの紹介もあり、選手達は興味深く写真を眺めながら説明を聞いていました。

アカデミー生コメント

林美希選手(中3:6期生/FCヴィトーリア)
私は去年、先生の言っていることをなんとか聞き取ることで精一杯で、自分から発言することがあまりできませんでした。それに、USA CAMPに行った時も英語で質問されたことが理解できずに困ったり、わからないことを質問できなくで悔しい思いをしました。そのため、英語を話せるようになりたいという思いが強くなりました。今回の授業では、洋楽を聴きながら歌詞を穴埋めしたり、先生の出身国についてのクイズがありました。私は、英会話のプログラムを通して英語力を上げることと、先生が教えてくれる海外の文化も知り、また日本の文化を英語で紹介できるようになりたいです。そして、わからないことは積極的に質問していきたいです。

北浦未歩選手(中2:7期生/RESC GIRLS U-15)
私は、将来海外遠征に行くときに備えて、英会話のプログラムを通して英語が少しでも話せるように頑張りたいです。今回の英会話のプログラムでは、先生の出身の国について、首都や食べ物や有名な場所などを教えてもらいました。そして覚えた英単語で伝言ゲームをしたり、クイズに答えたりしました。英語だけではなく、文化なども知ることができて楽しかったです。今はわからないことの方が多いけど、1年間英会話に取り組んだ後で少しでもわかることが増えているように、頑張って勉強していきたいです。そして英会話の授業を楽しみながら取り組んでいきたいです。

松本琉那選手(中1:8期生/バニーズ京都SC flaps U-15)
JFAアカデミー堺に入校してから初めての英会話のプログラムを受講しました。難しい単語が出てきましたが、先生の後に続いてみんなで一緒に発音を練習したり、クイズに答えていくうちに英単語を覚えることができました。チームで点数を競うクイズもあって、みんなで楽しみながら英語を勉強することができました。将来、海外で英語でコミュニケーションをとれる選手になるために、今からしっかり努力して英語力を上げていきたいです。

JFAアカデミー堺 新入生が入校して1ヶ月 #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミー堺は、4月に8期生を迎えて新年度がスタートしてから1ヶ月が過ぎました。アカデミーのあるJ-GREEN堺は、5月に入って気候が温暖になり、日照時間も長くなりました。選手たちは16時過ぎに中学校から下校すると、J-GREEN堺のグラウンドでトレーニングに取り組みます。

週末帰省型のJFAアカデミー堺では、選手たちはゴールデンウィークには自宅に帰省し、それぞれの所属チームで活動しました。選手たちの多くは、各所属チームでJFA第24回全日本U-15女子サッカー選手権大会の府県予選に出場し、地域大会出場を目指して熱い試合を繰り広げました。夏の全国大会出場を目指して、引き続きトレーニングに励みます。
5月9日(木)~12日(日)にかけてJ-GREEN堺にて行われた「キヤノンガールズ・キャンプ JFAエリートプログラム女子U-13トレーニングキャンプ」には、8期生(中学1年生)6名が参加。全国から集まった同年代の選手とトレーニングに取り組み、多くの刺激を受けた4日間になりました。
5月20日(月)、21日(火)には、堺市立月州中学校の1学期中間テストが実施されました。8期生(中学1年生)にとっては、初めての定期テストで、トレーニングと勉強の両立を目指して早朝から学習する姿が見られました。

JFAアカデミーでは、現在2020年度入校生を募集中です。

詳細はこちらをご確認いただき、各締め切り日までにお手続きください。
また説明会を各地で実施しています。説明会は事前申し込み不要で、どなたでもご参加いただけます。

JFAアカデミー堺 説明会

日時場所
6月23日(日)18:00~一般社団法人大阪府サッカー協会
〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町1-7-25 イトーダイ靭本町ビル6階
7月7日(日)18:00~一般社団法人大阪府サッカー協会
〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町1-7-25 イトーダイ靭本町ビル6階

アカデミー生コメント

今林歩乃佳選手(中3:6期生/大阪市レディースフットボールクラブ)
8期生が入校し、私は3年生になりました。入校式で8期生を見ていると、自分たちが入校したときのことを思い出し、今日までの日々があっという間に過ぎたように感じました。
入校したばかりの頃の8期生はとても緊張しているように見えました。それを見ていると、私たちも同じように緊張していたことを思い出しました。そんなとき、先輩達が話しかけてくれたことで緊張をほぐしてくれたので、私も1年生にたくさん話しかけたり、わからないことは教えるようにしました。
今年は受験生です。休日の勉強時間を増やして、去年よりも意欲的に学習に取り組んでいます。サッカー面では、今は足首を怪我していて、別メニューでトレーニングしています。復帰したときに良いパフォーマンスが出せるように、体幹を鍛えたり、今できることに前向きに取り組んでいきたいと思います。

渡邊絢音選手(中2:7期生/ASハリマアルビオンユース)
8期生が入校しても、私は上級生になったという実感が湧かずにいました。後輩に色々なことを教えていかないといけないと考えると、不安な気持ちでいっぱいでした。でも、1年生は私が教えることをしっかりと聞いてくれました。寮の中でたくさん話をしてコミュニケーションをとるようにして、仲良く生活することができています。私の今の目標は、柔軟性を高めて怪我をしない身体をつくることと、パスの精度を上げることです。ストレッチを欠かさず行ったり、ひとつひとつのパスを丁寧に練習していきます。
2年生になって、上級生らしく変化したことはまだないと思いますが、サッカーも勉強も頑張って成長していきたいです。

永田優奈選手(中1:8期生/RESC GIRLS U-15)
JFAアカデミー堺に入校して1ヶ月が過ぎました。最初のうちは、洗濯機の使い方や時間配分などがわからず大変なこともありましたが、先輩達から色々教えてもらって、今は生活に慣れてきました。自由な時間を持つこともでき、楽しくなってきました。サッカー面では、体幹トレーニングや走る姿勢を改善することに取り組み、スピードのあるドリブルができるようになってきました。これまで自宅で親がしてくれていた洗濯や掃除などを自分だけでするのは大変です。しかし、大変だということに気づいたことで、これから家に帰ったときにも家の手伝いをしっかりしようと思いました。私は3年間で一歩でも夢に近づき、サッカーの技術はもちろん人としての礼儀やマナーもしっかり身につけていきたいです。

JFAアカデミー堺 今年度最初のマナーセミナーを実施 #jfa #nadeshiko

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6月3日(月)、JFAアカデミー堺では今年度最初の「マナーセミナー」を実施しました。
今回は、「マナーとは」をテーマに、マナーとルールの違いや、何のためにマナーがあるのかについて話し合ったり、挨拶の方法や動作の意味について学びました。

挨拶と自己紹介の練習では、自分の名前が相手にはっきりと聞こえるように発音を練習したり、聞いている相手にとって気持ちの良い言葉遣いや表情、姿勢などを学びました。
また、国によって伝統や文化が違うためマナーやルールにも違いがあり、同じ動作でも国によって違う意味になってしまうことについて説明がありました。選手達は驚いた様子で興味深く先生の話を聞きながらノートにメモを取っていました。

JFAアカデミーでは、現在2020年度入校生を募集中です。

詳細はこちらをご確認いただき、各締め切り日までにお手続きください。
また説明会を各地で実施しています。説明会は事前申し込み不要で、どなたでもご参加いただけます。

JFAアカデミー堺 説明会

日時場所
6月23日(日)18:00~一般社団法人大阪府サッカー協会
〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町1-7-25 イトーダイ靭本町ビル6階
7月7日(日)18:00~一般社団法人大阪府サッカー協会
〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町1-7-25 イトーダイ靭本町ビル6階

アカデミー生コメント

田中美緒選手(中3:6期生/ASハリマアルビオンユース)
私が今回のマナーセミナーで初めて知ったことは、日本のマナーと海外のマナーは違いがあるということです。プロトコールという世界共通のマナーがあることを教えてもらいましたが、そのプロトコールと日本のマナーで大きく違うのが対面場面と左右の上位についてです。
対面場面で、プロトコールでは楽な姿勢をとっている人の方が偉い立場になりますが、日本では目線が高いところにある人が偉いという考え方があります。目上の人と対面するときに、楽な姿勢ではなく立って挨拶する場合と、相手より目線を低くして座って挨拶するのとでは大きく違います。
また、左右の上位もプロトコールでは右が上位で日本のマナーでは左が上位という様に逆になります。
世界と日本で違いがあることも知らなかったけれど、立つ場所に順位があることも知りませんでした。間違える前に教えてもらえて良かったです。どういう場面でどんな行動が正しいのか、教わったことを忘れずに活かしていきたいです。

藤田祐穂選手(中2:7期生/長岡京SCレディース)
世界共通のマナー、日本のマナー、学校でのマナーなど、世の中にはたくさんのマナーがあります。そのマナーがなぜあるのかについて考えました。マナーはルールと少し違って絶対に決められていることではありません。やらなければいけないと決まっていなくても、相手を喜ばせる気持ちや、みんなが気持ち良く生活できるようにと思う気持ちから表れるのがマナーだと思いました。だから、平和な世の中にするためにすごく大切なことだと思います。
今回は聞いている相手に聞こえやすい挨拶を練習しました。お腹のどこから声を出すことを意識して大きな声で、そして笑顔で相手の目を見てはきはきと話すようにしていきたいと思います。いろいろな場面でのマナーを教えてもらったので、自分の行動をマナーと照らし合わせて見直して、基本のマナーをしっかり身につけようと思いました。

枚田乙愛選手(中1:8期生/RESC GIRLS U-15)
マナーセミナーでは、挨拶や、ルールとマナーの違い、自己紹介の方法などを教わりました。知らないことがたくさんありました。
人は、初対面の人と会ってから3秒でその人の第一印象を決めると聞いて、私はとても驚きました。その印象を良いものにするためには、「笑顔、身だしなみ、姿勢」が大切であると教わりました。お辞儀も場合によって角度が違い、それぞれに意味も知りました。挨拶は日常的に行うものなので、教えてもらったことを意識してその場にあった挨拶ができるようにしていきたいです。
マナーを知ることは、サッカーの場面でもピッチ内やピッチ外で人として当たり前の立ち居振る舞いをするために必要だと思いました。学んだことを日頃から実践していきたいです。

アカデミー堺 JFAプログラム「海外遠征」~JFAアカデミー堺スタッフ通信Vol.8 #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー堺のレポートを担当するのは三輪由衣コーチです。

海外遠征~USA CAMP~

JFAアカデミー堺コーチの三輪由衣です。今年で6年目となります。また、JFAナショナルトレセンコーチ関西女子担当を兼任しています。JFAアカデミーでは、オンザピッチでのトレーニングだけでなく、オフザピッチでも「JFAプログラム」と称した様々な活動を実施し、人間的に成長できるようアプローチをしています。今回はそのJFAプログラムの一つである、海外遠征について紹介させていただきます。

JFAアカデミー堺では、1期生から継続して、中学2年生の時期にアメリカ遠征(USA CAMP)を実施しています。アメリカは女子サッカーの先進国。世界トップレベルのサッカーを肌で感じ、スポーツ文化に触れることで世界を身近に感じる機会となり、将来の自分を意識するきっかけにもつながります。さらに英語圏であるアメリカで、これまでに学んできた英会話の実践とコミュニケーション能力の向上を目指すことを目的の一つにしています。

このUSA CAMPに向けて、アカデミー生は2~3ヶ月前から、アメリカの基本情報から文化・教育・歴史について理解を深め、準備を進めます。さらに、空港や移動、ホームステイ先での英会話のために、基礎的な英単語を調べたり、マナーを学んだりしながら、より充実したキャンプにするべくしっかりと事前学習を行います。

On The Pitch

今年のUSA CAMPでは、3試合の親善試合を行いました。アメリカの選手はフィジカルに優れ、圧倒的なスピードのある選手が多く、日本では経験することができないレベルの速さを体感しました。守備では全体をコンパクトに保ち、予測しながらボール状況に応じてポジションを修正してプレーすることを常に意識し、攻撃ではGKを含めた丁寧なビルドアップ、攻撃方向を意識しながらのポゼッションを大切にプレーすることで、相手ゴール前でのチャンスをたくさん作ることができました。

Off The Pitch

オフザピッチでは4日間のホームステイを通して現地の生活や文化を体験しました。ネイティブな英語に初めは戸惑いながらも次第に積極的にコミュニケーションをとる姿が印象的でした。ホストファミリーのオープンマインドな姿勢やホスピタリティーを感じて学ぶことが多く、充実した時間を過ごすことができました。
また、名門スタンフォード大学を訪問し、大学バスケットボールの公式戦を観戦しました。さらにあらゆる種目のアスリートが利用するトレーニングジムや各種目別の専用施設も見学し、大学スポーツの規模の大きさや充実した環境を目の前にし、将来の自分をイメージする良い機会となりました。
最終日にはサンフランシスコへ行き、食事やショッピングなど各々が自身で行い、海外の文化に触れました。

まとめ

世界で活躍する選手となるためには、JFAアカデミーのフィロソフィーを体現するような「自ら考え、判断して行動できる自立した人間」であることが求められます。JFAアカデミー堺ではUSA CAMPを通して世界を身近に感じると同時に、強豪チームとの対戦から得た現状の成果と課題を明確にしつつ、「世界基準」のプレーを求めて日々の活動に取り組んでいきます。

JFAアカデミー堺 アカデミー生によるアカデミー紹介 #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミー堺は、平日は寮に寄宿してアカデミーでの活動を行い、週末や長期休暇は帰省して地元のチームで活動する週末帰省型を採用しています。選手たちは金曜日の夕方にそれぞれの自宅へ帰省し、日曜日の夕方に寮に戻ってきます。

JFAアカデミー堺の寮は、「堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター(愛称:J-GREEN堺)」の宿泊施設「DREAM CAMP」内に位置しています。DREAM CAMP の一部を寮として専用利用して生活しており、トレーニングは寮のすぐ目の前に広がるJ-GREEN堺のグラウンドで行っています。

今回は、選手目線でJFAアカデミー堺での生活を紹介します。

JFAアカデミーでは、現在2020年度入校生を募集中です。

詳細はこちらをご確認いただき、各締め切り日までにお手続きください。
また説明会を各地で実施しています。説明会は事前申し込み不要で、どなたでもご参加いただけます。

JFAアカデミー堺 説明会

日時場所
7月7日(日)18:00~一般社団法人大阪府サッカー協会
〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町1-7-25 イトーダイ靭本町ビル6階

アカデミー生コメント

林織羽選手(中3:6期生/ASハリマアルビオンユース)
寮生活について紹介します。JFAアカデミー堺は、1学年12名ずつの合計36名で寮生活を送っています。学年混合の4人部屋が9部屋あり、学期に1回部屋替えを行います。
毎朝6時30分から、部屋ごとに割り当てられた担当場所の掃除を行います。その後、全員揃ってダイニングで朝食です。ボリュームがあって、入校したばかりの時は食べるのに時間がかかり、慣れるまでは少し大変でした。でもサッカー選手としての身体作りのために、たくさん食べることは欠かせません。学校が終わって寮に帰ってきたらすぐにトレーニングの準備をしてグラウンドに出ます。J-GREEN堺のきれいに整えられた芝のピッチで練習します。ときどき、天然芝を使って練習ができる日もあり、楽しみにしています。練習後は、入浴、夕食のあと、学習時間があり、22時30分に就寝します。
寮生活は充実していて、一日があっという間のように感じることが多いです。毎日共に過ごす仲間との絆も深まります。サッカーが上手くなりたいと思う人にとってとても良い環境です。

江口碧華選手(中2:7期生/RESC GIRLS U-15)
学校生活について紹介します。私たちは堺市立月州中学校に通っていて、J-GREEN堺から中学校までは、路線バスを使って登校しています。
中学生になって、中間や期末テストなど大変なことがありますが、友達がたくさんできたり、おもしろい先生に出会えて、学校生活はとても楽しいです。月州中学校には、たくさんの行事があります。なかでも私たちアカデミー生が一番楽しみにしているのは体育大会です。体育大会の日は、いつもより豪華な体育大会特別のお弁当を、ドリームキャンプとアカデミーのスタッフが用意してくれるので、みんなとても楽しみにしています。そして、アカデミー生の多くはクラスの代表として、リレーや短距離走、800メートル走などに出場したり、リレーではアンカーを任されたりと活躍します。なかでも、800メートル走の月州中学校記録はJFAアカデミー堺の先輩の記録です。
他にも校外学習や合唱コンクールなど、楽しい行事がたくさんあります。また、学校の先生は身だしなみや挨拶などの基本的な生活ルールについてしっかりと指導してくださいます。いつもしっかり見てくれているので、人間性も育ててくれます。

中野結來選手(中1:8期生/AC.gloria girls)
練習について紹介します。今、1年生の練習では、基礎的なことを徹底してトレーニングしています。ボールを使う前に、走り方のフォームを改善したり、体幹を鍛えることに取り組んでいます。
スピードや持久力などを測定するフィジカルテストが年に2回あり、自分の記録を確認することができます。パスやコントロールの練習でも、ただ何回も練習するのではなく、精度にこだわって取り組みます。2年生や3年生と一緒にトレーニングをする機会もあります。そういう時は、自分たちとの違いがはっきりわかります。先輩たちは、距離があってもゴールをどんどん打っています。ゴールへの意識が私たちと全然違ってとても高いので、見習おうと思っています。先輩たちと一緒にトレーニングして気づいた課題を、1年生だけのトレーニングの時に意識して改善できるように練習をしています。JFAアカデミー堺で平日トレーニングしたことが、週末の自チームでの活動で発揮できたときは、とても嬉しいです。


JFAアカデミー熊本宇城でトレーナーミーティングを実施 #jfa

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JFAアカデミーでは、選手たちが世界基準で活躍する人間になるべく、サッカーはもちろんのこと、教育も重視し、社会をリードしていける真の世界基準の人材育成を目指しています。
7月10日(水)、7月11日(木)の2日間、JFA専任トレーナー、医学委員のドクター、そしてJFAアカデミーのトレーナーが集まるトレーナーミーティングをJFAアカデミー熊本宇城で行いました。日本代表活動やJFAアカデミーでの取り組みについて意見交換の場となり大変貴重な機会となりました。

次回は10月にJFAアカデミー今治(愛媛県今治市)で開催予定です。

JFAアカデミーでは、現在2020年度入校生を募集中です。

詳細はこちらをご確認いただき、各締め切り日までにお手続きください。
また説明会を各地で実施しています。説明会は事前申し込み不要で、どなたでもご参加いただけます。

JFAアカデミー熊本宇城 説明会

日時場所
7月28日(日)16:00~JFAアカデミー熊本宇城(宇城市立ふれあいスポーツセンター)
〒869-0606 熊本県宇城市小川町河江52-1
8月18日(日)16:00~

参加者コメント

前田弘 JFAアスレティックトレーナー
JFA専任トレーナー3名、医学委員のドクター2名、JFAアカデミーで活動するトレーナーは福島3名・堺1名・宇城1名・今治1名、計11名が参加しメディカルを中心に色々な事を話し合いました。日々選手達のサポートをしているトレーナーですが、今回のミーティングで選手たちへの意識付けが一番重要だと感じました。私はトップチームの選手達と接する機会も多くありますが、トップになる選手達に共通して言えることは、良い習慣とセルフコンディショニングをしっかりと日常化し、選手として自立していることです。今回は我々トレーナーの意識も再確認できた有意義なミーティングでした。

安藤貴之 JFAアカデミー福島トレーナー
今回のトレーナーミーティングではアカデミーでの取組みや情報の共有、代表カテゴリーでの活動報告、代表的な傷害に対する講義が行われました。アカデミー間で共通の認識を持つことは、様々な問題を共有し解決することに繋がります。また、各代表カテゴリーの活動報告や傷害対応の講義では、アカデミー現場に還元できる内容であり、有意義な意見交換ができたように感じます。今後も今回のような意見交換の場を増やしながら、日々の取組みの研鑽を重ねていきたいと思います。

岩佐朋樹 JFAアカデミー熊本宇城トレーナー
各アカデミーでの取組みを振り返り、良い点や課題となった内容について意見交換をし、アカデミーのトレーナーとして、どんな環境でも自己管理のできる選手を育てるという目標を再確認することができました。また、JFA専任トレーナー、ドクターからは代表活動における遠征中および日常生活での取組み、そして育成年代に発生する傷害対応についてのレクチャーがあり、各代表カテゴリーでの経験や取組みを知る有意義な機会になりました。今後はこのミーティングを活かしてアカデミーでの活動に励みたいと思います。

JFAアカデミー堺 JFA簡易救命講習会「JFA+PUSHコース」を受講 #jfa #nadeshiko

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7月16日(火)、JFAアカデミー堺では、選手、スタッフ合わせて41名がJFA簡易救命講習会 「JFA+PUSHコース」を受講しました。
講習会ではまず、脳振盪と熱中症について、実際のサッカーの試合で起きた事例の映像を見ながら、その危険性と正しい対応方法について学びました。
その後、CPR(心肺蘇生法)とAED(自動体外式除細動器)の使用に関する実技講習が行われ、専用のキットを用いて実際の動作を練習しました。中でも、心臓に見立てたクッションを1分間に100回の速さを保って、途切れることなく両手で強く押し続ける胸骨圧迫(心臓マッサージ)の実技練習では、選手達が声をかけながら懸命に実践している姿が見られました。

JFAアカデミーでは、現在2020年度入校生を募集中です。

詳細はこちらをご確認いただき、各締め切り日までにお手続きください。

アカデミー生コメント

正木美里選手(中3:6期生/Atletico FeminA)
私は初めてPUSH講習を受講しました。はじめに熱中症について予防や対処法を学びました。夏休み中は暑い中で試合をすることが多くなります。熱中症を防ぐためには、水分をこまめに摂ることや、身体を冷やすこと以外に、しっかりと睡眠をとることとご飯をしっかり食べることも大切だと学びました。サッカーのプレー中は何が起こるかわかりません。ボールが強く胸に当たることで心肺停止する事故もあると知りました。そのようなときのために、AEDの使い方と、心臓マッサージの方法を練習しました。実際に練習してみると、思った以上に力が要るし、1分間に100回の速さで胸骨を圧迫し続けるのはかなり大変だとわかりました。練習では30回くらいで交代しましたが、実際には救急隊員の人が到着するまで続けなければなりません。いつ何が起こるかわからないので、もし周りの人が倒れた場合には、講義で学んだことを活かして命を助けたいです。

石田萌華選手(中2:7期生/pazduro)
私はこの講習で、脳振盪の怖さを知りました。私は今まで脳振盪になったことがなく、あまりよく知りませんでした。頭を打って脳振盪の症状が出ると、そのあとで急性硬膜下血腫や脳振盪後症候群になる場合があって、そうなるとすぐには回復できないそうです。脳振盪になった後は意識をすぐに取り戻すことが多いけれど、軽い病気ではなく、甘くみてはいけないとわかりました。もしもサッカーの練習中や試合中に誰かがピッチに倒れた場合には、「気づく、知らせる、プレーをやめさせる」ことが大切だと教えてもらったので、何かあったときにはそれを思い出して、少しでも人を助けられるようになりたいと思いました。

塩見尚子選手(中1:8期生/バニーズ京都SC flaps U-15)
私はPUSH講習を受講して、周りで人が倒れたときにどのようにして命を助けるのかということを学びました。日本で、心臓が急に止まって倒れる人は1年間で約7万人もいると知りました。身近で起こることもあり得るので、命を救う方法を知ることは大切なことです。もしも心臓が止まって倒れてしまった人がいたら、救急車が到着するまで、胸骨圧迫をし続けることが大切だと学びました。さらに、大きな声で周りの人に伝えることも大切だと知りました。簡単なことでも、行動に移すことで命を守ることができるかもしれないので、しっかり覚えておこうと思いました。もう一つ、脳振盪について学びました。脳振盪のままプレーを続けると、とても危険なので、もしも試合中に選手が倒れたら、それが相手チームの選手であっても気づいたらすぐにプレーをやめさせて周りに知らせるなど、健康を守るために行動していこうと思いました。

JFAアカデミー堺 1学期の活動を振り返って #jfa #nadeshiko

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4月に入校した8期生(1年生)は、初めは慣れない寮生活に戸惑いながらも、先輩にアドバイスをもらったり、仲間で協力しあって一生懸命活動に取り組んでいました。中学校では初めての校外学習があり、クラスの仲間との親睦を深めた様子でした。入校したばかりのころは何事にも緊張していた8期生(1年生)ですが、1学期終盤の頃には寮内に笑い声が響き渡るほど元気いっぱいに過ごしていました。

7期生(2年生)と6期生(3年生)は、7月3日(水)にU-14中国女子代表チームとトレーニングマッチを実施しました。同年代の海外の代表チームと対戦できる貴重な機会に、選手達は高いモチベーションで挑み、工夫してボールを奪いながら果敢にゴールを狙いました。

また、6月7日(金)から7月7日(日)にかけて開催されたFIFA女子ワールドカップフランス大会期間中は、毎日のようにテレビの前に集まって世界トップレベルの試合を観戦する様子が見られました。

週末帰省型のJFAアカデミー堺は、中学校の夏休み期間に合わせて、長期帰省となります。約1カ月の間、所属チームでの活動に専念します。2学期に成長した姿で再会できるよう、それぞれ目標を持って夏休みを過ごします。

JFAアカデミーでは、現在2020年度入校生を募集中です。

詳細はこちらをご確認いただき、各締め切り日までにお手続きください。

アカデミー生コメント

田中晴菜選手(中3:6期生/FC BASARA甲賀レディース)
1学期は、左右両方質の高いキックができるようになることを目標にして練習に取り組みました。左足で蹴ることが苦手ですが、練習後に自主練を重ねていくうちに少しずつ上手く蹴ることができるようになってきました。1学期の間に、高校生と練習試合をする機会が何度かありましたが、左足のシュートで点を決めることができた時もあり、目標を具体的に持って取り組んでいくことは大事だなと思いました。
7月に行ったU-14中国女子代表チームとのトレーニングマッチでは、初め相手のスピードがとても速くてついて行けませんでした。しかし、なんとか改善しようと相手の動きを予測して自分が動いたり、球際を強く行くことで、インターセプトできるようになりました。これからも目標をしっかり立てて、達成できるように頑張っていきます。

西嶋桃花選手(中2:7期生/RESC GIRLS U-15)
8期生が入校してきて、私は中学生になって初めて先輩という立場になりました。最初は後輩がいるということに慣れませんでしたが、たくさん話をして必要なことを教えることができました。サッカーのトレーニングでは、高校生やU-14中国女子代表チームを相手にたくさん試合をしました。身体の大きい相手に対してどう対応するのかを考えながらプレーできました。そうした中で、ラスト10分の集中力を高めるという課題を見つけました。試合で見つけた課題を改善しようと、一日一日の練習に全力で取り組むことができました。
生活面では、運動で失った栄養を摂るために、夕食では毎日ご飯を2杯以上食べるようにしました。夏休み中には、ロングキック、パス、コントロールの質を高めること、暑さに負けない強い身体を作ること、を意識して取り組みたいと思っています。2学期に、成長したと思ってもらえるようなプレーができるように、努力します。

堤日香梨選手(中1:8期生/バニーズ京都SC flaps U-15)
私は、JFAアカデミー堺に入校する前は「楽しそうだな」と思っていたけれど、入校して寮生活が始まると、思っていたよりも大変なことがたくさんありました。それは、朝の起床時間が小学生の頃よりも早くなることや、家族以外の友達と一緒に生活をすることや、食事の量が多いことです。寮生活のリズムに慣れるまでは苦戦しました。しかし、トレーニングで本格的にゴールキーパーコーチに教えてもらうことができて、とても嬉しいです。細かいポジショニングや構えのタイミングを教えてもらうことができ、守備範囲が広がってきたように思います。私は、まだ足もとの技術が足りないので、夏休み中に左足のキックを練習して、上達したいです。先輩たちよりも上手になれるように、これからも頑張りたいです。

簡易救命講習会「JFA+PUSHコース」をJFAアカデミー堺にて開催 #jfa #nadeshiko

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日本サッカー協会(JFA)は、ピッチ上の選手の安全を守ることを第一とした「スポーツ救命ライセンス講習会」と「JFA+PUSHコース」を2017年から実施しています。「JFA+PUSHコース」は、特別な医学の知識がなくても小学生から保護者・指導者まで2時間ほどで手軽に学ぶことができます。

7月16日(火)JFAアカデミー堺で、アカデミー生、スタッフ、J-GREEN堺の施設関係者等61名を対象にJFA簡易救命講習会「JFA+PUSHコース」を開催しました。古家信介先生(スポーツ救命プロジェクトメンバー)が、熱中症と脳振盪(のうしんとう)などに関する講義を行いました。

実技は「誰かが倒れた時に、声をかける勇気」をできるだけ多くの人に伝えるため、NPO法人大阪ライフサポート協会/PUSHプロジェクトが提唱する「PUSHコース」を行いました。心肺蘇生の中でも最も重要な「胸骨圧迫とAEDの使い方」を習得するため、CPR(心肺蘇生法)トレーニングキット「あっぱくんライト」を用いて、胸骨圧迫とAED(自動体外式除細動器)の使い方を学習しました。
約2時間の講習会の後、受講者全員に受講証が手渡されました。

※開催希望の団体は、以下の問い合わせフォームより必要事項をご記入の上、送信ボタンをクリックしてください。
問い合わせフォームはこちら

講師コメント

古家信介さん(大阪市立総合医療センター救命救急センター)
先日JFAアカデミー堺およびJ-GREEN堺の関係者、スタッフを対象として「JFA+PUSHコース」を開催しました。2時間があっという間に過ぎてしまう程、皆さん熱心に講義と実技に参加されていました。J-GREEN堺はサッカーフィールドやフットサルフィールドが多く、日本でも有数の運動施設だと思いますし、そういう場所だからこそ多くのスタッフがこういった知識や技術を習得することは大いに意義があると思います。また、JFAアカデミー堺の選手たちにとっても、サッカーやスポーツの現場で起こりうる事象への対応を知っておくことで、行動できることにつながると思います。受講者の皆さんが楽しそうに参加されており、印象的でした。内容も難しくなく、小学生くらいからなら受講も問題ないと思います。PUSHコースは幼稚園児でも参加可能ですので、興味がある方はお問い合わせいただけたらと思います。

受講者コメント

大槻良太さん(一般社団法人大阪府サッカー協会)
JFA簡易救命講習会「JFA+PUSHコース」を今回初めて受講しました。講義では脳振盪と熱中症について、実技は胸骨圧迫とAEDの使い方について約2時間学ばせていただきました。実際の映像を見ながらの講義は事故発生時の緊迫した雰囲気を感じることができ、今までの経験上理解はしていましたが、今回の講義を受け改めて頭の中を整理することができました。講義後は、実際の場面を想定したシミュレーションを行い、受講者全員が緊迫感を持って実技しました。実際そういった場面に遭遇した場合、正しい行動がとれるのかが重要だと感じました。一番は緊急事態が起こらないよう予防措置を取ることが大事ですが、発生した時に如何に冷静に迅速に適切な対応が取れるのか、正しい知識と行動する勇気を持つことがスポーツに関わる者として必要最低限の責任であると思います。
J-GREEN堺は日本最大級のサッカー・ナショナル・トレーニングセンターで、毎日多くの大会や試合が開催されており、保護者・観戦者含め多くの方が来場されます。夏場においても暑熱対策を講じていますが、予防と処置を正しく行って安全で安心なサッカー環境を提供し続けることが私たちの責務と感じました。

石倉一峰さん(J-GREEN堺ドリームキャンプサブマネージャー)
今回、講習会を受講し、救命に対しての知識を持つことがとても大事であると改めて感じました。講義では脳振盪と熱中症、実技では胸骨圧迫とAEDの使い方について、学びました。はじめに実際にサッカーをプレーしている際の事故の映像を見ることにより、脳振盪の危険性を具体的にイメージすることができました。実技の胸骨圧迫とAEDの使い方についてはJ-GREEN堺に来場される方の安心安全を第一とした環境作りができるよう、定期的に社内でも講習を受けております。胸骨圧迫やAEDを使用しなければならないような事故は、起きないに越したことはありませんが、そのリスクはゼロではありません。自分自身がその場面に遭遇した時に、即座に適切な行動ができるかどうかは、ただ頭で理解するだけではなく、実技講習の内容がきっちりと身についているかどうかが大きいと感じました。またそういった場面はいつどこで起こるかわかりません。講習で学んだことを常に心に留め、これからの施設運営に活かしていきたいと思います。

アカデミー堺 ~GKの「成果と課題」~JFAアカデミー堺スタッフ通信Vol.9 #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー堺のレポートを担当するのは櫛引実GKコーチです。

一年ごとの評価

JFAアカデミー堺でGKコーチをしている櫛引実です。今年で4年目になります。
現在、アカデミー堺にはU-13~U-15まで全36名中3名のGKが在籍しています。今回は3名のGKの「成果と課題」を中心に取り組みを紹介します。
JFAアカデミー堺ではチームとして活動をしていないので、普段のトレーニングでは個の育成を重視しています。そして1年ごとに評価をしていますが、3年間でU-15として獲得させたいテクニックを積み上げられように指導しています。まずはどのような項目でどのように評価しているかを述べたいと思います。
項目は大きく分けて4つあり、それを5段階で評価しています。4つの項目はテクニック(OFとDF)、フィジカル、メンタル、日常生活(寮生活と学業成績)です。5段階評価はS・A・B・C・Dで、Sはストロング、Bは標準、Dはウィークポイントですぐにでも改善が必要な項目となります。
また4つの項目も、テクニックはオフェンス面とディフェンス面を分け、プレッシャーがない時とプレッシャーがあり判断要素(個人戦術)も含めて評価しています。つまり、そこでS評価になるにはゲーム中に正しい判断でテクニックが発揮できるということになります。プレッシャーがない時にできるテクニックはBになります。
フィジカルはフィジカルテストを実施するのでそれをベースに評価しています。項目は10m・40mスプリント、バウンディング、10m×5シャトル、YOYOテスト(間欠性回復力テスト)、VMA(有酸素最大スピード)、垂直飛び、柔軟性テストの7つになります。

メンタルは取り組む姿勢とリーダーシップ、リバウンドメンタリティを主観的に評価しています。日常生活は寮生活と学業成績を中心に評価しています。
以上、4つの項目を総合的に判断して選手の評価をしています。つまり日常のトレーニングもテクニック、フィジカル、メンタルを意識してメニューを作成し、ミーティングをする事でサッカー理解を深められるように指導しています。特にメンタルに関しては役割を与えてできることから始めています。

成果と課題

ここでは3人個別ではなく、3人共通の「成果と課題」を上げたいと思います。

■成果
・フィジカルの向上(スプリント、10m×5シャトル)
・体組成(筋肉量の増加)
・テクニックの向上(ゲーム中でのシュートストップ、ファンクションTRでのクロスの対応、ファンクションTRでのフロントダイブとブロッキング)
・近い距離でのパス&サポート
・取り組む姿勢(TR前の体操やTR後の自主トレ)

■課題
・ジャンプ系(垂直飛び、バウンディング)
・持久系(VMA)
・ゲームの中でのテクニックの発揮(クロスの対応、DFライン背後のケア、左右差の無いキック、ロングキック)
・ボール以外のところのコーチング(リスク管理含む)
・寮生活(特に整理整頓)

以上が3人に共通した「成果と課題」になりますが、学業成績では学年トップの選手や学年で下位の選手、得意科目と苦手科目のはっきりした選手もいます。サッカーではゲーム中のオーガナイズやリーダーシップは学年を追うごとに良くなる傾向にあります。

日々の指導で気をつけているポイント

前述したように4つの項目を5段階評価していますが、3年間(卒校)でB以上の評価ができてSが2~3つけられれば次の年代(U-18)へとスムーズに引き継ぎできると考えています。Dがつくことのないように日々のトレーニングを考えています。
ただ、U-13、U-14、U-15を全く同じ強度、負荷、回数でトレーニングは出来ないので、その辺りは一緒にトレーニングする中で気を付けなければならないポイントです。合流のタイミングやテーマが違うところも気を遣うポイントになります。
また、女子特有の問題に関しては、トレーナーや女性スタッフにアドバイスを受けながら指導しています。そして、個の育成を念頭に考えているので、ポジティブな言葉かけを中心にそれぞれの性格に合った伝え方を心がけています。
彼女たちを3年間でしっかりと目標に導いていけるように私自身も指導力向上を目指しています。

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