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JFAアカデミー堺 9期生(中1・女子)が入校 #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミー堺に9期生12名が入校しました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止対策のため、4月2日(木)の入校式は、規模を縮小し、出席者を限定して行いました。
2年生、3年生は、感染拡大防止対策のため出席できませんでしたが、事前に撮影をした7期生難波奏の歓迎の言葉が映像で流され、9期生は真剣な表情で見入っていました。
その後、「夢・誇り・創造・責任・自由・なでしこ・情熱・向上心・感謝・仲間・挑戦・堺」をテーマに一人一人が決意を表明し、参列した保護者やスタッフから激励の拍手が贈られました。
翌4月3日(金)には通学する堺市立月州中学校の入学式が行われ、これから始まる中学校生活に少し緊張しながらも楽しみな様子で登校し、担任の先生から配布された新しい教科書をたくさん持って寮に戻ってきました。
これから3年間、目標に向かって挑戦の日々が続きます。

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アカデミー生コメント

宮武つぐみ選手(中1:9期生/FCヴィトーリア)
私は向上心をテーマに決意表明しました。向上心とは今日より明日、明日より明後日を上手くなるために目標に向かって努力することだと思います。
私の目標は、どんな状況でもボールを奪われない選手になることです。そのために、これからJFAアカデミー堺で練習し、相手よりも早く、より良いポジションをとれるようになります。そうすることでフリーな位置でボールを受け、ボールを奪われなくなるからです。そして、毎日の練習を意識してどんなトレーニングでも積極的に全力で取り組みます。私はこれからも向上心を持ち続け、たくさんの新しい事に挑戦し、私の目標を達成させます。

諸田心優選手(中1:9期生/FC BASARA甲賀レディース)
JFAアカデミー堺は、J-GREEN堺の中にあり、整備されたグラウンドがたくさんあります。この恵まれた環境で成長できれば「なでしこジャパンに入る」という私の夢に近づけると思い入校を決意しました。
小学校の時は苦手なことから逃げたり、気持ちを切り替えることができずにいました。上手くいかずに諦めてしまうことも多かったです。アカデミー堺では、「苦手なことから逃げない」ということを課題にして、取り組みます。今ここで決意したことを3年間忘れずに過ごします。そして歴史ある堺の街で、自分の歴史を作ります。

伊藤里保選手(中1:9期生/RESC GIRLS U-15)
これから自分で新しいものを考えたり創り出していくためには、これまで教えてもらってきた基礎をもとに、自分で考える力が必要です。考える力をつけるために、本をたくさん読みます。どんなプレーがしたいのか、そのためにしなければいけないことは何なのかを自分で考えます。サッカーでも、サッカー以外のことでも、いろいろなことに興味を持って行動し、周りのみんなよりも努力して自分に厳しく、自分の考えをしっかり持って、壁にぶつかったときに壁を乗り越えられるアイデアを創造できる人になりたいと思います。

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JFAアカデミー堺 新年度がスタート #jfa #nadeshiko

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感染症拡大防止対策として、3月から休校が続いていた堺市立月州中学校の通常授業が6月に入って再開し、JFAアカデミー堺の新年度も本格的にスタートしました。
7期生(中3)と8期生(中2)は、昨年度末の中学校の休校措置以来、およそ3か月ぶりにJFAアカデミー堺の寮に戻ってきました。9期生(中1)は、4月の入校後すぐに自宅待機となったため、今月に入って初めて本格的な中学校生活が始まりました。
選手たちは、2週間の分散登校期間を経て、登校時のマスク着用、手洗いうがいの徹底、健康観察カードによる体調管理など、中学校が実施している感染予防対策を守って登校しています。
また、JFAアカデミー堺では食事時の座席の間隔を広くする、換気の徹底、少人数のグループに分けてのトレーニング、時間や負荷の調整など、感染予防対策に加えて、免疫力低下対策と怪我予防対策にも取り組んでいます。

授業が再開した当初は、久しぶりの登校に少し疲れた様子の選手たちでしたが、グラウンドでトレーニングが始まると、自宅での自主トレーニングではできなかった練習に目を輝かせて取り組んでいました。

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アカデミー生コメント

北川愛唯選手(中3:7期生/FCヴィトーリア)
約3か月ぶりにアカデミーの活動が再開しました。マスクを着けて、手洗いうがいをしっかりして、食事の時は今までより席の間隔を空けるなど、寮の中でできる限りの対策をして生活しています。
自宅待機期間中は、広いグラウンドで思いっきりシュートを打ったりボールを蹴ったりといった練習はできませんでした。家の中でできるトレーニングをしていたつもりでも、体力は落ちていました。アカデミーでのトレーニングが再開しましたが、急に今までと同じような負荷のトレーニングを行うのではなく、ランニングや体幹トレーニングから開始して、少しずつ負荷を上げながらトレーニングをしています。
今年は、いつもよりも新学期のスタートが遅れてしまいましたが、早くコンディションを上げて遅れを取り戻せるくらい練習を頑張りたいです。特に、左足のキックの精度を高めることが課題です。毎日の練習でひとつひとつ集中して取り組んでいきます。

松本琉那選手(中2:8期生/バニーズ京都SC flaps U-15)
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中学校が休校になり、アカデミーの活動も休止してしまってとても残念でしたが、3か月ぶりに学校が始まって、サッカーも練習することができて、今はとても嬉しいです。
活動が始まっても、今までよりもいろいろな面で気を付けないといけないことが増えています。手洗いうがいとマスクの着用などの感染症対策は自分のためだけではなく周りのみんなに感染させないために必要なことだということを忘れずに気を付けて取り組んでいます。トレーニング前に密集にならないように、ストレッチやボールの準備などは寮内ではなく外に出て広い場所で行っています。
今は休校期間中に落ちた体力や基礎的なボールタッチの技術を取り戻すことを目標に一生懸命練習しています。毎日サッカーができることは当たり前ではないと実感したので、これからも一日一日のトレーニングを大事に取り組んでいきたいです。

越智想予選手(中1:9期生/フート U-15)
JFAアカデミー堺に入校して、本格的にアカデミーでの生活が始まり、とても新鮮な気持ちです。時間内に食事を食べ終わることや、小学生のころよりも早く起きて朝からコンディションの入力をすること、洗濯物を片付けるなど、まだ慣れていなくて大変なこともありますが、家とは違って新しくて楽しいこともあります。同い年の友達と一緒に生活をするのは初めてですし、学校のことやサッカーのことを部屋で話せるのはとても楽しいです。勉強でわからないことを教えてもらったり、先輩にいろいろなことを聞けるのも楽しいです。
月州中学校では、同じ小学校の友達はいないので最初は不安もありましたが、少しずつ慣れていくうちに新しい友達もできてきました。小学校のときより勉強のレベルが上がるのでしっかりついていきたいです。
私は、毎日トレーニングを頑張るのと同時に、上手くなるためには頭を使って考えることが大切だと思います。
そして、コーチに言われたように、人一倍努力することが大切だと思います。これからアカデミーでたくさん学んで努力していきます。

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JFAアカデミー 2021年度入校生選考試験について #jfa #JYD #nadeshiko

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JFAアカデミーでは2021年度入校生を募集します。各校の募集要項や選考試験日程については、下記をご確認ください。

JFAアカデミー福島

http://www.jfa.jp/youth_development/jfa_academy/fukushima/application.html

JFAアカデミー熊本宇城

http://www.jfa.jp/youth_development/jfa_academy/kumamoto_uki/application.html

JFAアカデミー堺

http://www.jfa.jp/youth_development/jfa_academy/sakai/application.html

JFAアカデミー今治

http://www.jfa.jp/youth_development/jfa_academy/imabari/application.html

※説明会につきましては日程が決まり次第HP等にて告知いたします。
※新型コロナウイルス感染拡大の状況により、試験は延期や中止となる場合があります。ご了承ください。

JFAアカデミーとは

「世界基準」をキーワードとし、個の育成を目的とします。
ロジング形式による教育により、能力の高い者に良い指導、良い環境を与え、長期的視野に立ち、集中的に育成します。
また、サッカーはもちろん、人間的な面の教育も重視し、社会をリードしていける真の世界基準の人材、常に(どんなときでも、日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成を目的とします。
才能を持つだけでは、必ずしも開花するとは限りません。才能を持つ者に良い環境を与え、本人の努力を伴わせることにより、世界に通用する選手を育成します。

各校の詳細概要は下記をご参照ください。
JFAアカデミー福島
JFAアカデミー熊本宇城
JFAアカデミー堺
JFAアカデミー今治

JFAアカデミー堺 説明会を開催します #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミー堺は、2021年度入校生選考試験の説明会を以下の日程で開催します。新型コロナウイルス感染予防を目的に、説明会の参加人数に制限をします。なお、定員に達した場合などご希望に沿えない場合がございますので、あらかじめご了承ください。

説明会日程及び定員数 
※説明会は1時間程度

日程場所
2020年8月2日(日)19時~J-GREEN堺クラブハウス 2F大会議室(定員数:50名)
2020年8月30日(日)19時~一般社団法人大阪府サッカー協会会議室(定員数:20名)
2020年9月6日(日)19時~一般社団法人大阪府サッカー協会会議室(定員数:20名)

この説明会は、JFAアカデミー堺をより理解していただくためのもので、保護者やチーム関係者の方など、どなたでもご参加いただけます。なお、説明会へのご参加は、受験資格、合否には一切関係ありません。

詳細、申込みはこちら(https://osaka-fa.or.jp/jfa-academy-sakai/)をご確認ください。

JFAアカデミー堺(女子) 今年度初の紅白戦を実施 #jfa #nadeshiko

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7月9日(木)、JFAアカデミー堺の7期生(中3・女子)と8期生(中2・女子)がトレーニングの一環として今年度初の紅白戦を実施しました。
5月末まで続いていた中学校の休校措置に伴ってJFAアカデミー堺の活動も一時休止していたため、6月に活動を再開してからも負荷量を調整しながらトレーニングを行ってきました。
この日は梅雨時期特有の蒸し暑い曇天でしたが、活動再開からおよそ6週間が経過し、久しぶりに実戦形式のトレーニングに取り組んだ選手たちは、日頃の練習の成果を試すべく集中して試合に臨んでいました。

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JFAアカデミーでは、2021年度入校生を募集します。
詳細はこちらをご確認いただき、各締め切り日までにお手続きください。

コーチコメント

込山友コーチ
長期間活動自粛、自宅待機となり例年とは違った新年度のスタートになりました。ゲーム形式のトレーニングを実施するまでに、約6週間を4つのフェーズに分けて徐々に運動強度を上げていきました。
フェーズ1では、ランニング(有酸素)・コアストレングス・ボール操作の個人トレーニング、フェーズ2ではスモールグループで距離を取りながらパス&コントロールなどのボールを使ったトレーニング、フェーズ3からは運動強度を上げてポゼッションや対人プレーを開始しました。フェーズ4では、強度を上げて紅白戦ができるまでになりました。
各トレーニングに目標心拍数を設定して運動直後の心拍数をチェックし、選手の状態を確認して進めていきました。
段階を追ってトレーニングしたことで、コンディションが整いインテンシティが高いゲームができたと思います。しかし、相手がいる中で安定したテクニックを発揮することはまだまだ課題です。これからも感染予防に注意を払いながらトレーニングしていきたいと思います。

アカデミー生コメント

藤田祐穂選手(中3:7期生/長岡京SCレディース)
自粛期間が明けてから初めて紅白戦をしました。活動が再開した直後は、ボールを使ったトレーニングはすぐに始めずに、5分間走や体幹トレーニングなど、体力を戻すトレーニングに取り組みました。体力がかなり落ちていたので走るのがとてもしんどく、正直に言うと6月初めのころは練習前少し憂鬱になっていましたが毎日続けていると少しずつ体力が戻ってきました。しかし今回試合をすると、まだ体が少し重たくて、完全には体力が戻っていないと気づきました。反対に、体幹は強くなっているように感じました。
試合中には、パスを受けるときにコントロールが大きすぎて相手にボールを奪われることがありました。次のプレーがしやすい場所にボールをしっかり置ける技術を上げることが課題です。また、自分で前を向いて強いシュートを打つための体の向きを考えることなど、周りの状況を把握できる力もつけないといけないと思いました。
たくさん課題が見つかりましたが、久しぶりに試合ができて楽しかったです。これから、一つ一つの練習でしっかり自分を追い込んで体力を上げていきたいです。

村田梨帆選手(中2:8期生/FC BASARA甲賀レディース)
久しぶりに試合形式のトレーニングができました。自粛期間が明けてからは初めての試合だったので、試合ができて楽しかったという気持ちが大きかったです。改めてサッカーができることはありがたいことだなと感じました。
試合を通して、成果と課題が見つかりました。練習の成果が表れたと思えたのはオフザボールの時の動きです。素早く判断して裏に抜け出したり、味方のいる場所を確認してポジションをとりなおしてチャンスにつなげることができました。しかし最初は何回も繰り返して動くことができましたが、時間が経つにつれて動き出しの継続ができていなかったので、運動量を上げられるようにトレーニングしていきたいです。
課題は、ボールを持った時の判断のスピードです。ボールをもらってから次のプレーを選択して判断が遅くなることが多かったので、ボールを受ける前から周りをよく見て情報を集めて、一瞬で相手を置き去りにするプレーができるようになりたいです。これからの練習では判断のスピードを上げることを意識して頑張っていきます。

次のステージでより輝ける選手に 〜JFAアカデミー堺スタッフ通信Vol.13 #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー堺のレポートを担当するのは武末彩子コーチです。

一学期の様子

2020年2月より、JFAアカデミー堺でコーチをしています、武末彩子です。
JFAアカデミー堺は、平日は寮生活でトレーニングを行い、週末や長期休暇には所属チームに帰省して活動する週末帰省型のアカデミーです。堺市が所有するJ-GREEN堺内に寮を構えており、学校から帰ると、寮の目の前の人工芝ピッチでトレーニングを行います。トレーニング後は、すぐに入浴や栄養補給ができる環境が整っています。
今年度は、日本政府から発令された緊急事態宣言による活動自粛期間もあり、例年とは異なる年度始めを迎えました。宣言解除後も、不安の中での再開となり、気を張った生活が続きましたが、無事に1学期を終えることができました。選手たちは、日を追うごとに新しい寮生活のスタンダードに順応し、感染症予防のために、自ら様々なことに気を配れるようになったと感じています。トレーニングは、6週間をかけて段階的に負荷を上げ、コンディションを取り戻した後、7月からはU-13(中1)とU-15(中2,3)に分かれて行っています。1年生にとってはあっという間の1学期となりましたが、アカデミーでの生活にも少しずつ慣れ、それぞれが自覚を育みながら活動に臨んでいます。

ピンチとチャンスを感じとり、戦える力を身に着ける

JFAアカデミー堺では、「次のステージでより輝ける選手に」というスローガンを掲げ、日々のトレーニングに励んでいます。時間とスペースの限られた現代サッカーにおいて力を発揮するために、より確かな判断力やテクニックの習得はもちろんですが、そのベースとなる動きづくり、スタミナづくり、そして、U-14の後半からはパワーづくりにも、着手していきます。
トレーニングのスタートは、障害予防を目的としたムーブメントプレパレーションや、そのほか様々な要素(体幹をベースに、下肢、スピード、アジリティなど)強化のためのメニューを取り入れています。これらを正しい姿勢で行い、実際のパフォーマンスの中で使いこなせるように、トレーニングの構成を考えています。また、選手自身が提示された内容をただこなすのではなく、その意味を考え、どういった場面で発揮するのかを、自ら考えていけるように伝えています。
また、年度初めの選手対象ミーティングでは、「ピンチとチャンスを感じ取り、そこへ向かうスプリントを繰り返し発揮できるように」という部分がチーフコーチから強調して伝えられました。常にハードワークするというベースの上に、サッカーというスポーツの特性を理解しゴール前で最大限のエネルギーを注げる選手になることを目指しています。そのために、日頃から観たり考えたりすることで判断材料を増やし、失敗を恐れず実行に移すことが大切です。

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各々が目的地を定め、到達への道すじを描く

オフザピッチでの時間の使い方については、上級生が良い見本となっています。トレーニングの前後に用具を使用してのストレッチをしたり、個人強化メニューに取り組んだり、交代浴をしたりと、各々が工夫をしています。チームでの活動ではない分、一人ひとりの「どうなりたいのか」、「何を目指すのか」という思いが、日々の行動の動機づけになります。目指す場所を明確にして、日頃から小さなことや些細にみえることを大切にする選手になっていってほしいと思っています。

最後に

一般社団法人大阪府サッカー協会、堺市教育委員会をはじめ、たくさんの方々のご理解やご協力によってアカデミー堺の活動が成り立っています。9年目を迎えましたが、選手にとってさらに実り多き活動になるよう、スタッフも精一杯指導とサポートに励んでいきます。
例年とは異なった短期間の夏休みにはなりますが、選手たちには、日頃のアカデミーでの生活で積み上げたことを各所属チームで存分に発揮してきてもらいたいです。

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JFAアカデミー堺 夏休みを振り返って #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミー堺は、8月7日(金)に堺市立月州中学校の1学期終業式後に夏季帰省に入り、8月19日(水)に2学期の活動を開始しました。今年は授業日数確保のため例年よりも短い夏休みになりましたが、選手たちは夏休み期間中はそれぞれ所属チームに合流し活動しました。
始業式にあわせて寮に戻ってきた選手たちは19日(水)、学校から帰ると早速J-GREEN堺の天然芝のピッチでトレーニングを実施しました。17時を過ぎても暑さが厳しいグラウンドですが、2学期最初のトレーニングに意欲的に取り組んでいました。

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JFAアカデミーでは現在2021年度入校生を募集しています。
こちら(https://www.jfa.jp/youth_development/jfa_academy/application.html)をご確認いただき、それぞれ締切までにお手続きください。

選手コメント

杉本結月選手(7期生/中3/FC BASARA甲賀レディース)
今年は新型コロナウイルスの影響で夏休みがいつもより短くなりました。毎年私の所属チームは夏休みには遠征がありますが、今年はそれもなくなって、所属チームの活動自体が少なくなりました。チームの活動がないときは近くの公園で自主練習をしたり、家の周辺をランニングしました。コンディションを下げないために自分でできることを探して行動することができたと思います。所属チームで試合があるときは、積極的にゴールを目指してプレーすることを心掛けました。しかし、暑い中で全力でプレーをすることはなかなか難しく、体力が続かないことがありました。生活面では、夏休み中もご飯をしっかり食べることと、計画的に勉強をすることを続けました。2学期が始まりましたが、これからもしっかり栄養を摂って、練習では運動量を上げて体力をつけていきたいと思います。

三納咲希選手(8期生/中2/RESC GIRLS U-15)
毎年夏休みの前には、約1ヵ月の間に取り組む目標を決めていました。今年は、所属チームの練習の前後に自主練習をして左足のキックの精度を上げることを目標にしていました。新型コロナウイルス感染症の流行による緊急事態宣言で中学校が休校になった分、授業日数の確保のために約10日間といういつもより短い夏休みになりました。所属チームの活動も今年は遠征や合宿はなくなりました。私は、チームの練習の前後に自主練習をしようと思っていましたが、振り返ってみると暑い中でのチームの練習に取り組むことに精一杯で、あまり自主練習に取り組めず、努力ができなかったように思います。この夏休みで自分の意識の低さに気づかされました。2学期は目標を達成するために一つ一つの練習に意識を高く持って取り組んでいこうと思います。キックの精度とコントロールの位置を意識して練習していきます。

上田妃茉里選手(9期生/中1/ASハリマアルビオンユース)
夏休みはポジショニングを意識して練習に取り組みました。守備の時の正しい位置、攻撃の時の優位な位置を、ボール状況に応じて考えて、正しくポジショニングできるように意識しました。練習していくうちに、自分がどれだけ正しく動けていないかに気づきました。特に自分がボールを持っていないとき、足が止まっていて守備のポジションがとれていないことが多いと気づきました。これからもっと練習する必要がありますが、意識して取り組んだことで、できていないことに気づくことができたのは良かったと思います。勉強面では、期末テストで間違ったところとわからなかったところをたくさん解きました。特に英語が苦手なので、単語を集中して覚えました。二学期は、ピッチで要求されることをしっかりと聞いて、常に向上心を持って頑張りたいです。また限られた時間で集中して勉強に取り組み、テストの点数を上げたいです。

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JFAアカデミー堺 マナーセミナーを実施 #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミー堺では、サッカーだけではなく人間的な教育にも力を入れ、JFAプログラムとして様々な取り組みを行っています。
9月7日(月)、特定非営利活動法人マナー教育サポート協会より岸田輝美先生を講師に招き、今年度初のマナーセミナーを実施しました。
今回は、マナーはなぜ必要か、何のためにマナーを学ぶのかといったマナーの基本についてひとりひとりが考えることから始まりました。選手たちからは、「相手に嫌な思いをさせないため」や「大人になった時に恥ずかしくないように」、「感謝の気持ちを表すため」といった意見が挙げられ、その後、相手への敬意を表す所作を実践するために一番基本になる挨拶について、お辞儀の角度やタイミング等について学習しました。

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JFAアカデミーでは現在2021年度入校生を募集しています。
こちら(https://www.jfa.jp/youth_development/jfa_academy/application.html)をご確認いただき、それぞれ締切までにお手続きください。

【出願締切】
JFAアカデミー熊本宇城(男子)2020年10月29日(木)15:00
JFAアカデミー堺(女子)2020年9月17日(木)15:00
JFAアカデミー今治(女子)2020年9月24日(木)15:00
※JFAアカデミー福島(男女)は締切ました。

選手コメント

森のの子選手(7期生/中3/NGUラブリッジ名古屋スターチス)
今回はマナーの基本を勉強しました。とくに、挨拶について練習しました。笑顔で相手の目を見てはっきりと名前を言うことや、お辞儀のタイミングや角度まで細かく教えてもらい、練習しました。
マナーは大人になってから必要なだけではなく、私たち中学生にとっても必要なことだと思います。その場に合ったマナーを身につけて、社会に出たときに恥ずかしいことがないようにしていきたいです。また、マナーを守れていない人が周りにいたら、教えたり注意できる人になりたいです。そのためにもまずは自分の行動をしっかり考えていきます。

塩見尚子 選手(8期生/中2/バニーズ京都SC flaps U-15)
今回のマナーセミナーでは最初にマナーとは何か、ということを考えました。日常生活で当たり前のように使っているマナーという言葉ですが、考えてみるとうまく説明できず難しかったので、改めて勉強できてよかったです。周りへの敬意を表す方法のひとつがマナーであると教えてもらいました。私は、マナーはこれから社会に出て生きていくためにとても大切なことだと思います。マナーと一言で言っても、世の中にはたくさんのマナーがあると思います。その中でも私は、食事の前後に感謝の意味を表す「いただきます」と「ごちそうさま」は毎日当たり前のように言っていてもとても大切なことだと思います。当たり前のことをみんなで守っていくことがよい社会を作っていくと思い、今回学んだことは日常でいつも実践できることなので常に心掛けて生活していこうと思います。

鳥山あゆ美 選手(9期生/中1/武生フットボールクラブ·Jrユース)
初めてマナーセミナーを受講しました。いつも私が当たり前にしている行動は、他の人からは別の見方をされているかもしれないと気づきました。例えば一番驚いたことは、第一印象は3秒で決まるということです。初めて会う人の第一印象は、笑顔、姿勢、身だしなみで決まることが多いそうです。この話を聞いた時、私はJFAアカデミー堺に入寮した日の自己紹介で緊張していて、大事な自己紹介だったのに笑顔で話すことができなかったことを思い出しました。
笑顔や姿勢や身だしなみは、外見だけではなく中身からしっかり気にしていないと美しくできないような気がしました。それらのことから私は、今まで外見ばかり気にしていたけれど、これからは中身を気にして、心から美しくなるようにしていこうと思いました。

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JFAアカデミー堺 2021年度入校生1次選考試験 合格発表

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JFAアカデミー堺 2021年度入校生1次選考試験の合格者を発表いたします。

1次選考試験合格者一覧はこちら

合格された方へ

最終選考試験に関する案内は、10月14日(水)までにご連絡いたします。

残念ながら不合格となってしまった方へ

現時点で合格とはなりませんでしたが、これからの努力次第で合格者以上に成長する可能性は十分にあります。
また、これで将来のサッカー選手への道が閉ざされるものではなく、さまざまなルートでその道は開かれています。
ぜひこれからも夢をあきらめず、がんばってください。

保護者のみなさまには、ぜひお子さまを励まし、勇気づけ、目標に向かって今後もサッカーができるようサポートしていただければと、心から願っております。

寮生活の紹介 ~JFAアカデミー堺スタッフ通信Vol.14 #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー堺のレポートを担当するのは総務の大江あかりさんです。 

JFAアカデミー堺の寮の一日

JFAアカデミー堺で総務兼選手管理をしている大江あかりです。選手と一緒に寮で寝食を共にしながら、生活のサポートをしています。
今回は、JFAアカデミー堺の寮の一日を紹介します。
JFAアカデミー堺の朝は6時30分の掃除から始まります。部屋ごとに当番の掃除場所が決まっています。
6時50分から朝食時間です。食事については後ほど紹介しますが、朝からタンパク質豊富なメニューをしっかり摂ります。その後7時30分に寮を出るまで、制服に着替えたり髪を整えたり、慌ただしい時間が続きます。

中学校の授業を終えて寮に戻ってくるのは16時頃です。
17時からのトレーニングに向けて、練習着に着替え、各自ストレッチをして準備します。
J-GREEN堺のピッチで2時間のトレーニングを行い、入浴後夕食、20時30分から1時間学習の時間を設けています。その後消灯時間の22時30分までは、洗濯をしたりテレビを観たり翌日の制服のアイロンがけをするなど自由に過ごします。

中学校生活:堺市立月州中学校との連携

JFAアカデミー堺の選手は、堺市立月州中学校に通っています。寮から月州中学校までは、約5キロメートルの距離があり、路線バスを利用して通学しています。8時25分の中学校の始業に間に合うように、バスに乗り、バス停で下車してからさらに10分程度歩いて登校します。
毎年入学式の時には、校区外から入学するアカデミー生は各学年6クラスある月州中学校に馴染めるか少し緊張した様子がありますが、学校生活や委員会活動、行事を通してクラスメイトと親睦を深め、友達がたくさんできている様です。
学級代表や体育委員に立候補するアカデミー生も多く、先日9月29日(火)に開催された月州中学校体育大会では、競技用具の準備や、準備体操の号令、閉会宣言など、体育委員として活躍しているアカデミー生の姿がたくさん見られました。リレーには多くのアカデミー生が出場し、スタッフも応援に熱が入りました。学校で頑張っている姿を見ることはスタッフの楽しみの一つでもあります。
日常の体調不良や欠席、学校での様子等の諸連絡は担当の先生とアカデミースタッフでやりとりし、情報を交換しながら連携して選手たちのサポートをしています。寮生活ということで先生方に配慮頂いていることもたくさんあり、月州中学校の先生方の理解と協力のおかげで、毎日元気に学校に通うことができています。

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寮での食事の紹介

トレーニングを続けていくための栄養補給、そして身体を強くするために、しっかり食事を摂ることは選手たちの生活にとって最も重要な事のひとつです。
朝夕、担当栄養士さん監修の献立でしっかり栄養を摂ります。タンパク質が豊富なボリューム満点のメニューは、入学したばかりの頃の1年生にとっては完食するまでかなり時間がかかる最初の難関と言えますが、毎日頑張って食べ続けるうちに、3年生になる頃にはおかわりができるほどになります。
ある日の夕食メニューを紹介します。
・ご飯
・ハンバーグ
・サラダ
・たらこスパゲティ
・白菜のクリーム煮
・かぼちゃスープ
・果物
・プルーン入りヨーグルト

この他、毎週水曜日はご飯の量が増える丼メニューが定番です。

それぞれ夢や目標を持ち、日々サッカーのトレーニングに励んでいますが、中学生年代で保護者のもとを離れて寮生活をすることは、とても大変なことでもあると思います。毎日の生活場面では、注意や指導をせざるを得ない事もありますが、学校での出来事を聞いたり、好きなテレビ番組を一緒に観る時間なども大切にしながら、選手たちの寮生活が充実するようにサポートしていきたいと思います。

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JFAアカデミー堺 2グループに分かれてのトレーニングを開始 日々の練習で取り組んでいること #jfa #nadeshiko

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2学期も半ばに差し掛かり、JFAアカデミー堺の選手達がトレーニングを行う17時頃には、J-GREEN堺のグラウンドは日が暮れ始め、ナイター照明のもとトレーニングに取り組んでいます。これまで1年生と2、3年生の2グループでトレーニングを実施していましたが、9月末から全体をA、Bの2グループに分けてトレーニングを行っています。1年生は上級生と一緒にプレーすることでたくさん刺激を受けている様子で、冷たい海風が吹き冷え込みが強くなる中で、汗を流しながら練習に励んでいます。

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選手コメント

江口碧華 選手(7期生/中3/RESC GIRLS U-15)
今、Aチームで特に取り組んでいることは、フィジカル面の強化と、ビルドアップを改善するためにサッカー理解を深めることです。練習の中で私は、スプリント能力が低いことと、ビルドアップをどのように簡単に安全に行えるのかの理解ができていないことが課題だと思いました。トレーニング時間にビルドアップ場面の練習をたくさん行っていますが、そのときの状況によって正しいポジションを取ったり、キーパーを含めて味方とコミュニケーションを取りながらお互いに自分の思っていることを共有することが大切だと感じています。そしてどのようなポジションが正しいのか、素早い判断ができるようになるためにはコーチの話を聞いてサッカー理解を深めなければいけないと思います。
そして、スプリント能力を高めるために、毎日の練習の中で積極的に裏への抜け出しをしたり、味方がボールを持ったときに追い越して走って行く動きを増やすことを意識して取り組んでいます。
毎日の練習でサッカー理解を深めて、プレー中に積極的にコミュニケーションをとり自分の意見を発信できる選手になりたいと思います。

永田優奈 選手(8期生/中2/RESC GIRLS U-15)
私が最近のトレーニングで一番意識しているのは、その練習にどんな意味があるのか、試合で使うためにはどうすれば良いのか、ということを考えることです。コーチが言っている事の意味を考えてトレーニングするようになってからは、少しずつですが、試合中に同じ場面があったときに対応できるようになってきました。
また、練習中から意識的に左足を使うようにしていますが、そうすることで試合中にも左足のシュートやパスができるようになり、選択肢が増えてきました。
今課題に思っていることは、ボールをもらう前に周りを見て判断することです。プレッシャーが早い中で先に予測して相手の逆をとる動きをすることや、一度周りを見てからボールをもらうことを意識して練習していきます。また、判断スピードが遅いと、コントロールを慌ててしまい、良い位置にボールを置くことができないことが多いので、準備を早くできるようになりたいです。試合時間の最後まで、相手よりも早い判断と準備でプレーしスプリント回数が増えるように、体力をつけていきたいと思っています。

木田遥 選手(9期生/中1/長岡京SCレディース)
最近のトレーニングでは特にフィジカルトレーニングとポゼッションの練習に取り組んでいます。
アカデミーでのトレーニングは、プレッシャーのスピードが速いので常に頭を動かし素早く判断をすることができるように、いつも周りをよく見てプレーすることを意識しています。
ボールを持っていないオフの動きの大切さも感じています。動きだしを早くして相手よりも良い位置でボールを受けられるように練習しています。そのために、身体の向きや動き出すタイミングなど細かいところも気をつけて修正しながら、質の高い動きができる選手になりたいです。自分の目指す選手に少しでも近づけるように、毎日の練習を大切にし、100パーセントの力で練習に取り組んでいきたいです。

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JFAアカデミー堺 婦人科講習を実施 #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミー堺では、女性アスリートとして必要な知識を身につけるために、選手、保護者それぞれを対象とした婦人科講習を定期的に実施しています。11月16日(月)に選手を対象に実施された今回の講習では、糸氏医院の糸氏明子先生を講師に招き、女性アスリートとしての身体の付き合い方を学習しました。
まず、月経周期に体内で起こっていることや月経周期日数などの基礎知識に加えて、日常生活や競技に影響を及ぼす、貧血、月経困難症、月経前症候群などの関連疾患についての説明とその対応方法について紹介がありました。その上で講師から、「生活や練習に影響が出るほどの辛い症状がある場合は婦人科を受診し気軽に相談してください」と話がありました。
また、低用量ピルやスポーツ選手に合わせた生理用品の紹介、子宮頸がんワクチンの説明もあり、今後自分の身体と付き合っていくために必要な様々な選択肢を学びました。

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選手コメント

古田彩瑛選手(7期生/中3/ASハリマアルビオンユース)
私は今回の婦人科講習を受けて、自分自身のコンディションを知って把握することが大切だと改めて思いました。これは大人になってからも大切なことなので、今のアカデミー生活の中から自分の体調や体質についてよく知ることを意識していこうと思いました。コンディションが悪いときは、それに合わせた準備が必要だと思います。人それぞれコンディションの良いときと悪いときは異なるので、自分に合った準備やルーティーンが必要です。そのためには、自分の体調をよく知ってどのように調整すると良いのかわかるようにならないといけないと思いました。
貧血について詳しく知らなかったときは、身体がだるくて走れず、体力がないだけだと思っていましたが、鉄分の多く含まれる食品を積極的に食べたり、補食として毎日豆乳を飲んだりしたところ、以前より走れる距離が長くなりました。自分の体を知ることは大切だと感じました。貧血対策は鉄分を摂るだけではなく、たくさんの栄養素をしっかり身体に取り入れることが大切なのでこれからも毎回の食事をしっかり食べようと思います。

枚田乙愛選手(8期生/中2/RESC GIRLS U-15)
私は今回の講習で知らなかったことをたくさん知りました。月経周期で体の状態がどうなっているのか知りました。人によってはしんどくなったり腹痛があったりしますが、自分の月経周期をわかっていなかったり、しんどいのがなぜなのかわかっていないと、サッカーのプレーに影響してきたり、大事な大会の日に良いコンディションにすることができなくなります。そのため自分の体調はしっかり管理しておく必要があると思いました。普段から自分のコンディションを知って考えながら生活するのが大事だと改めて思いました。

高橋あすか選手(9期生/中1/FCヴィトーリア)
婦人科の糸氏先生の講義を聞きました。私は初めて知ったことがたくさんありました。たとえば月経困難症についてです。腹痛や腰痛、イライラしたりといった症状があると聞きました。そんなときは、身体を温めて、ストレスや疲労をため込まないことが大切だそうです。重い症状があるときは、婦人科の先生に相談して身体に合った薬を相談することもできます。
また貧血についても勉強しました。鉄分が少ないことで、めまいや立ちくらみ、顔色が悪くなったりします。サッカーをするのもしんどくなります。そして、何か困ったことがあったときは、すぐに相談することが大事だと思いました。

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GK指導と選手の成長 ~JFAアカデミー堺スタッフ通信Vol.15 #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー堺のレポートを担当するのは櫛引実GKコーチです。

今年の指導の留意点

JFAアカデミー堺でGKコーチをしている櫛引実です。今年で5年目になります。
現在、アカデミー堺にはU-13~U-15まで全35名中3名のGKが在籍しています。今回は今年のGK指導の留意点とテーマにしていることを中心に紹介します。
怪我の発生リスクを抑えながらトレーニングでいかにパフォーマンスを上げるか。その為にトレーニングでは今まで以上にウォーミングアップを意識して取り組んでいます。トレーニング以外の食事や睡眠に関しても意識して取り組んでいます。
在籍している3名のGKは各学年に1名ずつで、当然、体格やフィジカル、テクニック、メンタル、ゲーム経験値など違います。その為、同じトレーニングの中でも負荷や回数、求めるものは変わります。
今年はコロナ自粛明けの6月から約5ヶ月間、トレーナーと連携をとり3名の指導に当たりました。その結果、3名とも怪我無く順調にトレーニングで積み上げることができましたが、1名が11月に怪我をしてしまいました。残りの2名は課題を克服し、トレーニングやゲームで成果を上げています。

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今年のトレーニングテーマ

『ゲームの中でのテクニックの発揮』を今年のテーマに掲げました。つまり、実戦に繋がるトレーニングメニューを考えています。
トレーニングではフィジカルを中心にすることや、テクニックを中心にすることもありますが、どんな時でもゲームに繋がるように「プレー前、プレー、プレー後」を意識して指導しています。例えば、キャッチングの時でもスタートポジションからコーチの動きに合わせて(観る)、移動(ポジション修正)、構えて(ここまでがプレー前)、実際に蹴られたボールをキャッチ(プレー)。そしてここで終わらずにコーチに、あるいは別のGKにパスして終了(プレー後)になります。全体練習で担当コーチにGKがキャッチした後フィードまでをトレーニングに入れてもらうように要求することもあります。このようにゲームに繋がる良い習慣を身に付けるように心がけています。
更に、ゲームで発揮するテクニックを考えた時に『コーチング』が重要であると常々感じていましたが、今年はそこにもフォーカスしてミーティングをしました。
GKにとっては5つの局面があると言われています。『ブレイクアウェイ』『クロスの対応』『シュートストップ』『ディストリビューション』『パス&サポート』で、前の3つが守備で後の2つが攻撃で、アカデミー堺では分けてトレーニングしています。(守⇒攻⇒守への切り替えを複合的にすることもしばしばあります)
ミーティングでは、これら5つの局面でボールの位置や相手の状況から何を観て考え、何をどのタイミングで味方に伝えるのかをそれぞれ書いてもらい、それを面談してフィードバックしました。
このミーティングをしてから、ポジション修正や観る所やコーチングの質に関しては、3人共かなり良くなったと思います。
その他にも自分たちの試合の映像やトレーニング映像を観たり、JFAのテクニカル映像を観たり、現場でのトレーニングとの関わりを理解させながら、この年代に必要なテクニックが身に付くようにしています。

今後の成長

このようにサッカーだけでなく、グラウンドだけでなく、様々なこと(JFAプログラム含む)を、各スタッフで連携をとりながら選手の成長を促せることが、アカデミー堺の良さであり、特徴だと思っています。
成長のタイミングは個々で違いますが、3学年共に入校当初からは確実に成長しています。ただ、至らない点はまだまだ数多くあり、皆様の支えは今後も必要ですので、我々スタッフともども今後の選手の成長を暖かく見守っていただければ幸いです。

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JFAアカデミー堺関係者1名から新型コロナウイルス陽性反応 #jfa #nadeshiko

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12月13日(日)、JFAアカデミー堺の関係者1名から新型コロナウイルスの陽性反応が認められました。当該者は12月11日(金)を最後に関係施設への立ち入りはありません。これまでのところ他の関係者から体調不良等の報告はありませんが、今後は保健所の指示に従って対応していくことになります。

JFAアカデミー堺では「JFA サッカー活動の再開に向けたガイドライン」に基づいて感染防止対策に努めてまいりました。今後も感染拡大防止と安全確保を最優先に、さらなる注意喚起や健康状態の確認を引き続き細やかに取り組んでまいります。

以上、関係各所に多大なご心配、ご不便をおかけいたしますが、公衆衛生上の観点からご理解賜りますようお願い申し上げます。

JFAアカデミー堺 感染症対策を取りながらのアカデミー生活の様子 #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミー堺では、寮生活を安全に送るために、選手一人一人が新型コロナウイルスなどの感染症対策を徹底しながら活動を行っています。

昨年度までとは変化した生活様式のなか、中学校生活やアカデミー活動を継続できるよう一人一人が感染予防の意識を高く持って行動しています。食事の際も以前は笑い声や会話が飛び交っていましたが、今は飛沫を防ぐために会話はせず、食事時間のダイニングルームは非常に静かな様子です。選手はトレーニングを開始する直前までマスクの着用を徹底し、コーチはトレーニング中もマスクを着用して指導しています。

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全国的に学校が休校となっていた期間はサッカーのトレーニングも自粛していましたが、現在は感染症対策を講じながらトレーニングを実施しています。コンディション調整等が難しい期間もありましたが、選手それぞれが今できることに一生懸命取り組み、目標を持ってトレーニングに励んでいます。

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選手コメント

栁原さくら選手(7期生/中3/FC今治レディースNEXT)
感染予防の取り組みとして、手洗いやうがい、消毒をしっかりすることと、食事中に会話しないことを守っています。グラウンドで練習するときはマスクを外しますが、練習が始まるぎりぎりまでマスクを着用しています。冬は寒いですが、部屋の窓も定期的に開けてしっかり換気するようにしています。私が練習で今頑張っていることは、ボールや味方に連続して関わりに行くことと、動きながらのプレーの質を高めることです。自分に足りないところや課題に向き合い、卒校するまでの残り少しの時間も無駄にすることなく積み上げていきたいです。今年度は、緊急事態宣言の発令で休校になった期間など、練習ができない時期があり、サッカーができるのは当たり前ではないということを感じました。サッカーができる環境があることは当たり前ではないということを忘れず、一日一日を大切に過ごしたいです。

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高井更紗選手(8期生/中2/徳島ラティーシャ)
新型コロナウイルスの世界的な流行は私たちの生活を一変させました。それまで当たり前だったことが当たり前にはできなくなってしまいました。春に学校が休校になったとき一番辛かったのは、アカデミーや所属チームでのサッカーの活動ができなくなったことです。早く元の生活に戻れるように願いながら自宅で自主練習に取りくんでいました。今は学校が毎日あり、アカデミーでの活動も行っていますが、マスクや消毒が欠かせないものになりました。食事中やお風呂の時間はこれまでとても賑やかでしたが、今はマスクをしていない時には一言も喋らないように気をつけているので、楽しく喋ることはできません。また、自分の部屋以外には行かないようにして、接触を少なくするよう心がけています。
サッカーのトレーニングでは、攻守の切り替えのスピード、プレー速度が速いなかでのコントロールの質を上げること、ボールを失わない、ということを目標に頑張っています。やはりサッカーは相手がいるから楽しいと思います。感染予防に取り組みながら、サッカーができることに感謝して自分の夢に近づいていけるように努力していきたいです。

湯ノ口愛佑菜選手(9期生/中1/FCヴィトーリア)
お風呂には入るときや食事の時以外はマスクを外さず、学校から帰ってきたら手洗いとうがい、消毒を必ずしています。寮の中は4人部屋で9部屋ありますが、自分の部屋以外の部屋には入らないようにしています。もしも自分や誰かが陽性だったときに濃厚接触者になる確率を減らすためです。
私の今の目標は、みんなに信頼される選手になるために基本的なことがしっかりできるようになることです。ゴールキーパーとしてビルドアップの参加やコーチングをしっかりできるようになりたいです。ゴールキックの技術ももっと上げるために頑張ります。ダイビングキャッチやフロントダイブが苦手なので、しっかり練習して、試合で実践できるように頑張ります。

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帰省時の栄養指導 〜JFAアカデミー堺スタッフ通信Vol.16 #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー堺のレポートを担当するのは小野美香トレーナーです。

はじめに

JFAアカデミー堺に来て3年になります。オフザピッチでは、1年生を担当しています。新たに始めた帰省時の栄養指導と栄養講習を紹介します。
JFAアカデミー堺では、平日は寮に寄宿し、週末・長期休暇は帰省して所属チームでの活動をしています。週末帰省時・長期休暇期間は食事内容や摂取量を自己管理する環境となります。しかし週末帰省・長期休暇明けに、体重・筋量が減少する選手が多いのが実情でした。
そこで、帰省時に食事内容を場面に応じてマネージメントする能力を身につけること、帰省中の食事量や食事内容の把握・個別指導を目的として、帰省時の栄養指導を昨年の10月から導入しました。

帰省時の栄養指導方法

選手には5種類の食事構成 主食、主菜、副菜、牛乳・乳製品、果物をそろえる食事の基本を指導するとともに、コンディション管理ソフトONE TAP SPORTSを活用した指導を行っています。具体的な方法は、月1回設定した土曜日・日曜日の食事・補食を各選手がスマートフォンで写真を撮り、食事量と食事の写真をソフトに入力します。入力後、管理栄養士がその内容を確認し、各選手の評価・指導を行うというものです。
評価、指導結果を共有し、テクニカルスタッフとともに、在寮中の生活の中で選手へ声掛け、指導内容の理解を促すようにしています。
毎月の評価では、ソフト内に管理栄養士からコメントを入れ、選手がそれぞれコメントを確認します。また数ヶ月に1回、食事5種類について、JFAアカデミー堺で設定している各種類の目標量を100としてスコア化したものを紙で選手に渡し、自分の食事量や栄養バランスを理解しやすいようにしています。
今年度からはさらに、保護者の方から食事や栄養に関するコメントをいただくようにしました。こうしたやり取りは、家庭での選手の様子や家庭の食事で困っていることを把握するツールの一つになっています。(図1.2)

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帰省時栄養指導の結果

栄養指導開始時、帰省時の食事摂取量がアカデミーでの摂取量と比較して少ない傾向が見られました。指導を始めた2019年10月と2020年1月を比較した結果、栄養指導実施により食事5種類のスコア合計点(500点満点)は、全学年の全体スコアの平均が354から380に変化し、食事の改善がみられました。種類別のスコア変化を見ると、主菜、副菜、牛乳・乳製品はスコアが上がりました。このように月1回の評価・指導ですが、一定の成果がみられています。
また、個人の課題が明確になり、貧血やエネルギー不足の選手に対しても的確な栄養指導が出来るようになりました。保護者の皆さまからは、自宅でも「補食を用意してほしい。」「果物やチーズ・ヨーグルトがほしい。」と選手から要望がでるようになった、との変化の声も聞いています。(図3.4)

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栄養講習会

現在、選手と保護者を対象とした栄養講習会を年に2回ずつ行っています。内容は、選手・保護者共に同じ内容にするように心がけています。講義内容を統一することで、各家庭で栄養について話す機会を作ってほしいと考えているからです。今年度は、新型コロナウイルス感染症の流行により対面での講習会は実施できませんでしたが、選手を対象としたリモートでの講習会を実施しました。
今年度の講習会では、週末に食事を上手く取れている選手を講義の中で紹介しました。そして、選手同士で食事摂取ポイントをインタビューし食事摂取のコツを聞くようにしました。1年生は先輩の週末の食事摂取量を見て驚き、補食の取り方も学んでいました。先輩が良い見本になってくれています。
今年度の保護者対象の栄養講習会は、選手対象の講習会と要点を同様にした動画を作成し配信することを検討しています。感染予防のため、例年と異なる形にはなりますが出来ることを一つ一つできればと思っています。

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以上、JFAアカデミー堺で行っている栄養サポートの一部分を紹介しました。帰省時の栄養指導を開始して、長期休暇後の体重・筋量が低下する選手は少なくなってきました。保護者の皆さまのご協力・ご理解があっての成果であり、感謝しています。一方で、選手は思春期であり体重には敏感な年ごろです。食事量を増やすことに抵抗がある選手がいるのも現状です。自分自身の適正体重を正しく認識できるようにアプローチすることも大切だと考えています。今後は婦人科領域との連携を強化していきたいです。

JFAアカデミー堺 7期生アカデミー活動振り返り発表会を実施 #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミー堺では3月1日(月)、7期生(中学3年生)のアカデミー活動振り返り発表会を実施し、7期生12名がそれぞれの3年間の活動を振り返ったスピーチを発表しました。
例年は保護者の方や関係者を招いて開催していますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、在校生を含めたアカデミー生とスタッフのみが参加し、規模を縮小して実施しました。司会進行は、8期生(中学2年生)村田梨帆と9期生(中学1年生)湯ノ口愛佑菜が務めました。
7期生はこの日の発表のために約2ヶ月かけて自身の3年間の活動を振り返り、スピーチの原稿を作成してきました。サッカーのトレーニングで悩んだことや、初めての寮生活でとまどった経験、怪我で悔しい思いをしたことやリハビリから学んだ事など、聞いている在校生やスタッフの心に響く発表となりました。

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選手コメント

北浦未歩 選手(7期生/中3/RESC GIRLS U-15)
今年の振り返り発表会は、新型コロナウイルスの感染拡大のためもともと予定していた日に開催できず延期になったり、保護者が見に来ることができず映像を撮影して後で見てもらうことになるなど、いつもとは違う発表会になりました。私は、3年間でたくさん怪我をして辛かったことと、支えてくれた親への感謝の気持ちを発表しました。例年のような発表会の形ではなかったけれど、この振り返り発表会を開催できてとても良かったと思います。なぜなら、普段恥ずかしくて伝えられない感謝の気持ちを伝える事ができたからです。残り少ないアカデミー生活ですが、一日一日を大切に充実した時間を過ごそうと思います。

纐纈なぎは 選手(8期生/中2/楠クラブレディース)
怪我をして他のみんながサッカーをしているのを見るのが辛かったりみんなに置いていかれると思ったという話があり、私も怪我をして同じように思っていたことがあります。そんな時、7期生のみなさんは、ノートにリハビリメニューを書いて整理したり、練習前と後のケアを自分でしっかりするようにしたとのことです。私は、見習うところばかりだと思いました。また、練習中は失敗を恐れずにチャレンジすることが大切だということも学びました。来年は自分が最高学年になります。先輩を見習って積極的なプレーを心がけ、来年のこの時期には自分もしっかり後輩に伝えられるようになりたいです。

ウエキももサロワン 選手(9期生/中1/RESC GIRLS U-15)
3年生の発表を聞いて、普段いつも一緒に生活していても知らなかった3年間の苦労や努力したことなどを知ることができて、私は自分自身の行動を見直して自分ももっと頑張りたいと思いました。特に、家族やコーチへの感謝の気持ちを伝えている姿がとても印象的でした。私はもうすぐ2年生になります。後輩ができたときには、今の3年生のように言葉や行動で良い見本となり、良い刺激を周りに与えられるように、これまで以上にサッカーや生活面で成長したいと思います。

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JFAアカデミー堺 7期生が卒校 #jfa #nadeshiko

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3月17日(水)、JFAアカデミー堺は7期生12名の卒校式を実施しました。
午前中は堺市立月州中学校の卒業式が行われ、校長先生から授与された卒業証書を手にした7期生12名は、3年間通った校舎と慣れ親しんだ友人との別れを惜しんでいました。
午後3時よりJ-GREEN堺クラブハウスにて実施したJFAアカデミー堺7期生卒校式は、感染症対策のため規模を縮小し、例年より少ない出席者で開催しました。
8期生(中学2年)高井更紗と9期生(中学1年)沢田寧音が司会を務め、保護者、在校生が見守る中、赤須陽太郎スクールマスターより7期生に卒校証書が授与されました。
12名はそれぞれ、夢、誇り、創造、責任、自由、なでしこ、挑戦、仲間、向上心、感謝、情熱、堺、の12個のテーマで決意を述べ、3年間の活動を振り返るとともに明日への決意を表明しました。
最後に卒校する7期生を代表して古田彩瑛が挨拶をし、J-GREEN堺、DREAMCAMP、JFAアカデミー堺のコーチ、保護者に向けて感謝の気持ちを伝えました。
卒校した12名は、それぞれの進路に向けて歩み出します。

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JFAアカデミー堺 2020年度卒校生

選手名出身地進路先
石田 萌華大阪府鳴門渦潮高等学校
江口 碧華兵庫県大阪学芸高等学校
北浦 未歩大阪府大阪学芸高等学校
北川 愛唯兵庫県大阪学芸高等学校
杉本 結月滋賀県日本航空高等学校
難波 奏京都府大阪学芸高等学校
西嶋 桃花大阪府大阪学芸高等学校
藤田 祐穂京都府追手門学院高等学校
古田 彩瑛兵庫県鳴門渦潮高等学校
森 のの子愛知県大商学園高等学校
栁原 さくら愛媛県大商学園高等学校
渡邊 絢音兵庫県日ノ本学園高等学校

選手コメント

北川愛唯選手(7期生/中3/FCヴィトーリア)
私はこの3年間何事にも向上心をもって取り組んできました。向上心をもってサッカーに取り組むことで自分から積極的に自主練習で走り、練習中にしんどくなっても最後まで全力で走り切り、苦手な持久力の向上に向き合うことができました。プレー中には積極的に声を出すなど様々な面で成長することができました。また、私生活でも自分で考えて行動することができるようになりました。高校生になると今までとは違いサッカー部の人数は増えます。これまで以上に努力をしないと試合に出ることはできないと思います。しかし、私はアカデミーで学んだことを生かし、これからも何事にも向上心をもって取り組みます。そして近い目標としてU-16日本女子代表を目指します。

杉本結月選手(7期生/中3/FC BASARA甲賀レディース)
堺市は私にとって第二のふるさととなりました。一年生の時、「堺市のことについてもっと知りたい」と決意を述べて入校しました。私が通う月州中学校では、社会科の授業で堺市について深く学ぶ機会がありました。
月州中学校での一番の思い出は中学校最後の体育大会です。3年生だけでの体育大会となりましたが、クラス一丸となって取り組んだことで、友情や絆をさらに深めることができました。そして堺市にはJ-GREEN堺という素晴らしいトレーニング環境があり充実した生活ができました。高校生になったらまた新しい街での生活が始まります。新しく住む街について積極的に学び成長するためアカデミー堺での経験を生かします。

江口碧華選手(7期生/中3/RESC GIRLS U-15)
ありがとう、の言葉を口にしようとするとき浮かんでくるものは、週末お母さんが作ってくれたご飯の香り、朝早くからチーム活動のために車で送ってくれたお父さんの顔、毎日一緒に練習した仲間、厳しく指導してくれたコーチの声、辛いとき側で支えてくれた優しい家族の声です。
アカデミーでの3年間はサッカーが上手くいかない時間が長くサッカーが嫌になることもあったけれど、改めてサッカーの面白さや楽しさを教えてくれたのもまた、アカデミーでのトレーニングでした。
高校では今以上にライバルは増えると思うけれど、いつも私を支えてくれる家族や3年間お世話になったたくさんの人への感謝の気持ちをプレーで表せるように、どんなときでも諦めずに努力します。

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JFAアカデミー堺 10期生が入校 #jfa #nadeshiko

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4月5日(月)、JFAアカデミー堺10期生の入校式が実施されました。
10期生(中1)は、入校式に先駆けて4月1日(木)にアカデミー堺の寮に入寮し、アカデミー活動をスタートさせました。
入校式では、永藤英機堺市長より10期生に向けて「自分が何をやりたいのか、何を目指しているのかということをしっかり考えることと、自分以外の人がどう考えているのか、という2つの視点を持って、励んでください」と激励の言葉を頂戴しました。
また、日本サッカー協会の今井純子女子委員長からは「フィロソフィーを胸に色々なことにチャレンジして欲しい」と話があり、10期生は真剣な表情で聞き入っていました。
最後に10期生は、夢、誇り、創造、責任、自由、なでしこ、仲間、向上心、感謝、情熱、堺、をテーマにそれぞれ決意を表明しました。
これからJFAアカデミー堺で挑戦の日々が始まります。

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アカデミー生コメント

香山妙瑛選手(10期生/中1/ASハリマアルビオンユース)
私は色々な人に応援してもらってJFAアカデミー堺に入ることができました。応援してもらっているということは、JFAアカデミー堺で一生懸命サッカーを頑張るという責任があると思います。責任を持つというのは色々なことを進んで引き受けて、最後までやりきるということと、オフザピッチでもチームの一員として活躍できる行動を取ることだと思います。だから私も仲間やチームにとって今何が必要か考えて行動できる選手になります。

室﨑怜選手(10期生/中1/バニーズ京都SC flaps U-15)
今まで努力し続けたからJFAアカデミー堺に入校できて、堺は自分がこれから成長できる場所だと思います。ここ堺で、自分のサッカーがどこまで通用するかを知り、そして自分の限界を超えていきます。そのために、何事にも積極的にチャレンジしていきます。
きれいな芝のグラウンドがたくさんあるJ-GREEN堺でサッカーできることが私はとても嬉しいです。これからJ-GREEN堺以外にも堺の良いところをたくさん見つけていきたいです。

上田中菜津選手(10期生/中1/RESC GIRLS U-15)
私の将来の夢は、なでしこジャパンに入り、ワールドカップで優勝することです。
小さい頃からずっと憧れているなでしこジャパンに入るために、アカデミー堺では、1日1日のトレーニングを高い意識で行い、仲間と高め合いながら夢に向かって努力し続けます。また、サッカーの技術だけではなく、これからサッカー選手になる上で必要な礼儀も身につけます。この先、どんなに辛いことがあっても夢を原動力にしていきます。

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開校10年を迎え、さらなる輝きを 〜JFAアカデミー堺スタッフ通信vol.17 #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー堺レポートを担当するのは加藤賢二チーフコーチです。

次のステージでより輝ける選手に

JFAアカデミー堺のチーフコーチを務める加藤賢二です。堺に来て今年で6年目となりました。JFAコーチ女子サブチーフ、関西チーフも兼任しています。私自身が様々な役職を兼任することで、サッカーを取り巻く状況の変化に敏感に反応し、常に新しい出会いや見識を広める機会を持つことでアカデミー堺を常にアップデートすることを大事にしています。

JFAアカデミー堺では「次のステージでより輝ける選手に」をスローガンに掲げ、選手育成を行っています。アカデミー堺は週末帰省型のアカデミーですので、日常のトレーニングの成果を、アカデミーというチーム単位で試合をして確認することは難しい部分があります。しかし、週末のリーグ戦や大会の日程に影響されることなく、3年間という長い期間の中でじっくりと課題を克服し、着実に成果を積み上げていけることをポジティブに捉えています。

また、3年間で完成を目指すのではなく、次のステージでより輝くために必要な、トップアスリートとしての土台となるフィジカル面の強化(怪我をしない体作り、動作の獲得)、的確な判断のもと正確なテクニックを発揮するためのサッカー原則の理解、動きながらのテクニックを身につけるための反復練習をとても大事にしています。

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ONとOFF両面の成長

次のステージでより輝ける選手になるためには、On the Pitchの取り組みだけでは十分ではありません。むしろOff the Pitchでの成長があってこそOn the Pitchでも成長できると考えています。多感で身体的変化の大きい3年間です。仲間や指導者との関係、家族の中の自分、中学校でのことなど様々な要因に影響を受けます。アカデミーでの寮生活を通して基本的な生活習慣を確立し、「自立した人間」に成長することを求めています。アカデミーの選手たちには「自立した人間」とは自らの意思と判断でやるべきことを適切に行える人であると説明をしています。

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OGたちの活躍

JFAアカデミー堺はこの4月に10期生が入校しました。卒校生の数は1期生から7期生まで83名を数えます。卒校生の多くは高校でサッカーを続けてくれます。今年、1月に開催された第29回全日本高等学校女子サッカー選手権大会においても多くのOGたちが活躍していました。決勝戦には両チーム合わせて6名のOGがピッチで躍動する姿を見せてくれました。

1〜3期生の多くは大学に進みサッカーを続けています。こうしたOGの活躍の姿は現役のアカデミー生にとって大きな励みとなっています。高校サッカー以外のステージに進んだ1期生の宝田沙織選手は各年代の日本代表で活躍し、今年セレッソ大阪堺レディースからアメリカの女子プロサッカーリーグ(NWSL)のワシントン・スピリットに移籍しました。

4期生の田畑晴菜選手も宝田選手と同じくセレッソ大阪堺レディースでプレーし、年代別の代表選手としても活躍しています。彼女たちに共通していることはアカデミー堺での活動を通し、次のステージで輝くための土台をしっかりと作ったことで、その後の学びを確実に積み上げることができたということです。そしてそれは今も進行形で、さらなる高みを目指しています。こうしたOGからの大きな刺激を受け、10年目を迎えたアカデミー堺もさらなる高みを目指します。

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