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JFAアカデミー堺 2019年度入校生1次選考試験 合格発表

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JFAアカデミー堺 2019年度入校生1次選考試験の合格者を発表いたします。

1次選考試験合格者一覧はこちら

合格された方へ

2次選考試験に関する案内は、9月10日(月)までに発送いたします。

残念ながら不合格となってしまった方へ

現時点で合格とはなりませんでしたが、これからの努力次第で合格者以上に成長する可能性は十分にあります。
また、これで将来のサッカー選手への道が閉ざされるものではなく、さまざまなルートでその道は開かれています。
ぜひこれからも夢をあきらめず、がんばってください。

保護者のみなさまには、ぜひお子さまを励まし、勇気づけ、目標に向かって今後もサッカーができるようサポートしていただければと、心から願っております。


JFAアカデミー堺でマナーセミナーを実施 #jfa #nadeshiko

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JFAアカデミー堺では、サッカーのトレーニングのみならず、社会的な教育にも取り組んでいます。

JFAアカデミー堺では8月27日(月)、今年度第1回目のマナーセミナーを実施しました。

このマナーセミナーを初めて受講する7期生(中1)は、相手を思いやる気持ちを目に見える形で行動にしたり、言葉に表す「マナーの基本」となる考え方を学びました。5、6期生(中3、2)は、相手にとって気持ちの良いお辞儀の角度やあいさつ時の表情など、講師のアドバイスを細かな部分まで真剣に聞き、実践しました。

アカデミー生コメントコメント

徳弘海羽選手(中3:5期生/FCヴィトーリア)
私が今回のマナーセミナーで一番印象に残っていることは、コミュニケーションをとる上で、自分が話すこと以上に、相手の話を聴くことも大切だということです。私は、初対面の人や目上の方と話をするときに、緊張して上手く話が続かない時があります。そのような時は、今回学んだ、相手が答えやすい質問を投げかけてみることや、相手の話を目を見てしっかり聴くことを実践したいと思います。また、あいさつの仕方も学び、姿勢や声の出し方を練習しました。自分の気持ちを表情やお辞儀などの行動で伝えられるように、気持ちの良いあいさつを実践していきたいです。思いやりの気持ちを持ってマナーを守ることは、相手に良い印象を与えられるだけではなく、自分も気持ち良くなると思います。日常生活の中で相手にとっても自分にとっても気持ちの良いコミュニケーションをとれるように、今回学んだことを実践していきたいです。

正木美里選手(中2:6期生/Atletico FeminA)
今回の講義では、あいさつや自己紹介について学びました。一人ずつ前に出て、あいさつと自己紹介を練習しました。発音の仕方やお辞儀の角度など、細かく指導してもらいました。笑顔であいさつをしてから、口の形を「あいうえお」とはっきりと開けて発音することを練習しました。お辞儀は、人に出会った時などにする会釈は15度、丁寧なあいさつやお礼のお辞儀は45度、謝る場面では90度といった、場面によって使い分けがあることを学びました。その時、頭から倒すのではなく胸から倒すことを意識すると綺麗な姿勢になるとアドバイスをもらって練習しました。場面によって角度を使い分けるのは難しかったです。普段何気なく行っていることも、こうして細かく教えてもらうと、できていないことが多いことがわかったので、この機会にもう一度自分のマナーや身だしなみを見つめ直して、学んだことを実践できるようにしていきたいです。

古田彩瑛選手(中1:7期生/ASハリマアルビオンユース)
初めてのマナーセミナーでした。私が印象に残ったのは、初対面の人に会ったときの第一印象についてです。第一印象というのは、顔を合わせてから3秒間の間に、3カ所で判断していることが多いそうです。一つ目は表情です。にこにこと明るい表情であいさつすることが大切です。二つ目は身だしなみです。自己表現であるおしゃれと、身だしなみに気をつけることは違い、相手にとって嫌な気持ちにならないように服装や髪型を整えることが身だしなみに気をつけることだと知りました。そして最後に、真っすぐと良い姿勢で立つことが大切だと学びました。心は相手に見えないから行動や言葉で表すことで気持ちを相手に伝える、それがマナーの基本である、と教わりました。サッカーをしていると、試合などのいろいろな場面で相手チームや運営のスタッフや審判の方々といったたくさんの人に出会います。そのときに、相手にとって気持ちの良い態度であいさつをしたり話ができるようにしていきたいです。

JFAアカデミー堺 夏休みを終えて #jfa #nadeshiko

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週末帰省型のJFAアカデミー堺は、夏休み期間中は所属チームでの活動に専念しました。JFA 第23回全日本U-15女子サッカー選手権大会に出場した選手もおり、それぞれ充実した夏休みを過ごしたようです。

アカデミー堺の選手たちは8月26日(日)、約1ヶ月間の夏期長期帰省を終えて寮に戻ってきました。

翌27日(月)には、堺市立月州中学校の始業式に出席し、午後からはJ-GREEN堺のピッチにてトレーニングに取り組みました。

夏休み期間中に培った経験や課題を活かして、充実した2学期を過ごせるよう、それぞれ目標を持って日々の活動に取り組んでいきます。

アカデミー生コメント

北岡梨愛里選手(中3:5期生/INAC神戸レオンチーナ)
私は、夏休み中に全日本U-15女子サッカー選手権大会に出場しました。まずは一勝しよう、と意気込んで臨みましたが、せっかく相手からボールを奪ってもすぐ奪い返されてしまい、なかなかゴールに近づくことができませんでした。守備では最後の粘りが足りず、結果、負けてしまいました。日頃の練習の一つ一つをどれだけ丁寧に取り組んでいるかの差が現れたのだと受け止め、反省しました。2学期は、ボールを奪った後に素早く判断してスペースにボールを運べるよう、周りをよく見てプレーする力を磨いていきたいです。JFAアカデミー堺で生活できるのは限られた時間なので、寮の仲間と切磋琢磨し、残りの時間を大切にして毎日のトレーニングに励みます。

林織羽選手(中2:6期生/ASハリマアルビオンユース)
私は守備の時に粘り強く相手についていくことができなかったことが、1学期の反省点でした。夏休み中に所属チームで試合に出る時、この反省点を意識して、改善できるよう取り組みました。合宿にも参加し、たくさん試合をしたり、上手くいかないことはチームメイトで話し合いをして、チーム全員でレベルアップできるよう取り組みました。夏休み終盤に行われた関西トレセンに参加した時には、2学期に取り組みたい課題が見つかりました。ボールに関わり続けられる体力をつけることと、より良いポジショニングをとることです。粘り強く相手についていくことを意識してプレーしても、その体力と適切なポジショニングがなければついていけません。一つ一つのトレーニングを全力で取り組んで、サッカーに必要な力をつけていきたいです。

森のの子選手(中1:7期生/NGUラブリッジ名古屋Jr.ユース)
私のチームは、7月に行われた全日本U-15女子サッカー選手権大会に出場しました。私は、県予選や東海予選には出場していましたが、全国大会ではメンバーに選ばれず出場することが出来ませんでした。全国大会で、自分のチームの応援をしたり、他のチームの試合を見ると、とてもレベルの高い選手がたくさんいました。そこで私は、予選の時に自分のチームでメンバーに選ばれていたことで安心して向上心が薄れていた部分があったことに気がつきました。努力する姿勢が足りていなかったと思いました。試合に出場できなくてとても悔しかったし、このままではいけないのでもっと練習しなければならないと思いました。この経験を忘れず、2学期からはもっともっと意識を高く持って、トレーニングに全力で取り組みたいです。

JFAアカデミー堺 ジュニアアスリートのための心理学セミナーを実施 #jfa #nadeshiko #JYD

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JFAアカデミー堺は9月18日(火)、国立スポーツ科学センター(JISS)のサポートを受け、「ジュニアアスリートのための心理学セミナー」を実施しました。

セミナーでは、緊張とパフォーマンスの関係や、中学生の心についての説明があり、競技中における自分の心との向き合い方を学びました。

セミナーの後半は心理アンケートを実施して自分の個性や性格の特徴を見つめました。

アカデミー生コメント

作山亜沙美選手(中3:5期生/FCヴィトーリア)
私は今回のセミナーを受講して、自分の心について興味を持って考えることが出来ました。私はこれまで、「自分はメンタルが弱い」と思いがちで、自分の心を理解しようとしていませんでした。しかし今回、メンタルは訓練すれば鍛えられるものだと知りました。講義の途中にDIPCA(心理的競技能力診断検査)という心理検査を行いました。結果を見ながら普段の練習や試合の様子を振り返り照らし合わせると、自分に欠けている力が、試合中のどの場面で不利になってしまっているかを考えることができました。反対に、自分の良さを知ることもできました。中学生年代の私たちは、成長期で、身体や心が大きく変化する途中です。その変化によって、今までできていたプレーができなくなることがあったり、人間関係で悩んだりする時期でもあります。だからこそ、自分自身を理解し、自分について考えることを大切にしたいと思いました。

今林歩乃佳選手(中2:6期生/大阪市レディースフットボールクラブ)
今回のセミナーで心理学について勉強しました。メンタルは、トレーニングによって向上させることができること、程よい緊張が良いパフォーマンスを生み出すということを学びました。また、ベストパフォーマンスを発揮する緊張の程度は、人によって異なるため、自分自身を理解することが大事だと学びました。ジュニア期と呼ばれる時期にある私たちに大切なことは、自分の考えや感性をきちんと感じ取ること、自分の支えになる存在を見つけること、いろいろな形で自分を表現する経験を通して自分という感覚を大事にすることだと学びました。私は、自分としっかり向き合って、何か壁にぶつかったときにはどう対処したらいいかをしっかり考えたり、思っていることや感じていることを大切にしていきたいと思いました。

北浦未歩選手(中1:7期生/RESC GIRLS U-15)
私が今回学んだことは、試合のときに「緊張」することは悪いものではないということです。全く緊張していない状態は、やる気が出なかったり気分が乗らないという状態で、良いパフォーマンスができる状態ではありません。しかし、緊張が高すぎると、不安が高くなり焦りが出て良いパフォーマンスができません。適度な緊張がベストなパフォーマンスを生むそうです。私はいつも試合のとき、必要以上に緊張してしまうので、リラックスできる方法を学んで、試合中に気持ちをコントロールできるようになりたいです。

JFAアカデミー堺 「今年の目標や決意表明」の途中経過 #jfa #JYD #nadeshiko

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JFAアカデミー堺は現在36名の選手が在籍し、将来の夢や目標に向かって、日々トレーニングに励んでいます。

平日、堺市立月州中学校の授業を終えて寮に戻ると、J-GREEN堺のグラウンドで約2時間のトレーニングを実施。その後、夜は寮内で学習や各プログラムに取り組みます。2学期に入り、早くも今年度折り返しの時期となりました。JFAアカデミー堺入校時、または年度初めに立てた決意や目標を振り返り、成果と課題を見つめました。

アカデミー生コメント

松崎花菜選手(中3:5期生/FCヴィトーリア)
私は、怪我をしないことと、受験に向けて特に英語と数学の勉強に力を入れることを目標に今年度取り組んできました。まず怪我については、トレーニング以外の時間を有効に使って、怪我の防止のためにできることを考えて取り組みました。練習の前には、ゴムチューブを使ってできる足首の捻挫予防を毎日必ず行い、トレーニングの後にはアイシングとストレッチを欠かさず行います。4月から今日まで、今のところ大きな怪我はしていません。今後も怪我を未然に防ぐために、怪我をしにくい身体作りや、トレーニング後のセルフケアをしっかり行っていこうと思います。勉強面では、受験に向けて学習を続けていますが、最近の学力テストで英語の点数があまり良くなく、細かな空き時間を有効に使ってもっと点数を上げていかなければいけないと感じています。時間を大切にして一つ一つのことに集中して努力を続けていきたいです。

松永一紗選手(中2:6期生/FCヴィトーリア)
私は今年度、サッカー面ではシュートを打つ意識を持つことを目標にしてきました。積極的にシュートを打つことを意識することで、以前に比べてその回数は増えてきたと思います。しかし、決定力が足りません。3年生になるまでに、キックの精度をもっと上げて、試合に勝てる決定力をつけていきたいです。生活面では、食事をたくさん取ることを目標にしています。1年生の頃と比べると、たくさん食べられるようになってきました。サッカーをするためには、身体作りがとても大切なので、日常生活からサッカーのレベルアップにつながる行動を意識して過ごしていきます。

難波奏選手(中1:7期生/長岡京SCレディース)
私はJFAアカデミー堺に入校して、「もっともっと上手くなって、周りのみんなに良い影響を与えられる選手になる」という目標をもって、一日一日を過ごしてきました。私は入校してから今日まで、目標に向かって毎日の練習を精一杯取り組んできました。しかし、感謝の気持ちを伝えることや、その気持ちを行動に表すことがまだまだできていません。私の目標である「良い影響を与えられる選手」は、サッカーが上手いだけではなく、そういった気持ちをしっかりと伝えられる選手だと思います。私は、今サッカーができることに対して、両親にとても感謝しています。いつも私のことを応援してくれているし、週末の活動のときに会場まで送迎してくれたり、私が怪我をしたときにはとても心配をして支えてくれます。感謝の気持ちを言葉や行動に表して伝えることを心がけ、応援してくれている人が喜んでくれるプレーができるように、一生懸命練習します。

アカデミー堺 堺から世界へ、GKの日常の取り組みについて ~JFAアカデミー堺スタッフ通信Vol.3 #jfa #nadeshiko #JYD

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JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。

JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。

今回JFAアカデミー堺のレポートを担当するのは、櫛引実コーチです。

JFAアカデミー堺でGKコーチをしている櫛引実です。今年で3年目になります。現在、JFAアカデミー堺にはU-13~U-15まで全36名中3名のGKが在籍しています。今回はGKの日常のトレーニングと卒校までに目指すべきGK像について紹介します。

堺から世界へ!

毎年4月にパワーポイントを使って“堺から世界へ!”と題してGKミーティングをしています。アカデミーのフィロソフィーである“常に(どんなときでも、日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間”をベースに、GKとしての各自の夢⇒目標、夢の実現のための努力⇒準備として話をしています。そして、以下の5つを確認します。

・個人の目標の確認(1年間、卒校するまで)
・目指す(目標とする)プレイヤー(自分がどうなりたいか)
・できる事からする⇒やれば伸びる
・U-15(卒校する)までに獲得すべき基礎技術・フィジカルの確認
・常にチャレンジし続けること

以上のことを確認しシーズンを送っています。目標を持ちながらも基礎をしっかり構築して、フィジカルを鍛えてできる事からする。苦手を克服する努力(準備)をする。得意を伸ばす。何事にもチャレンジする、というのを大事にしています。例えば、この年代ではできない事も多く、ミスが起こります。その時にミスをすぐ指摘するのではなく、トライした事をまず褒めて、その後でミスの原因を本人に確認し、テクニックのミスか、判断ミスかを断定し、その後で“何故か?”を問いかけます。それでどうすれば良かったかを本人に気づかせて、再度トライを促すようにしています。

また彼女たちには、アカデミーでの生活や学校での生活など様々有り、そこで起こった悩みや問題をピッチには持ち込まないように、ピッチでは常に100%で取組んでもらうようにしています。幸い3名共に、今のところGKトレーニングの中ではしっかりと取組めています。

日々の取り組み

アカデミー堺では、週末帰省型で(火)、(水)、(木)、(金)の週4日でトレーニングをしています。フィールドプレイヤーはU-13とU-14&U-15の2チームに分かれていますが、GKは3人まとめてW-UPを含めて30~60分を目安にフィールドコーチと相談して構成しています。それ以降は全体トレーニングに合流してトータル120分間のトレーニングをしています。

(土)、(日)は所属チームに帰り試合やトレーニングをして(月)のトレーニングは休みで学校のみ。

GKトレーニングの内容は、この年代で重要な基礎技術(基本姿勢、ポジショニング、ステッピング、キャッチング、ローリングダウン、ダイビング、ハイボールキャッチ、フロントダイブ)を中心に行っています。これらは必ず卒校するまでに獲得するようにと伝えています(目標)。将来の自分を助けるための準備という事になります。また、オフ明けの(火)は“フィジカルトレーニングの日”とし、ジャンプ系や腹筋(体幹)トレーニングをするようにしています。W-UPではボールワークをできるだけ取り入れて、全体TR.のビルドアップの準備となるように心がけています。そして、全体TR.の合間にはロングキック(左右)のトレーニングもしています。

日常のトレーニングでGKとしての基礎テクニックの獲得、フィールドプレイヤーと変わらないパス&コントロール、40m以上の正確なロングキック、平均以上の持久力、ストロングとなる柔軟性、スプリント力、ジャンプ力を目指して1年ごとに5段階評価をしています。またリバウンドメンタリティやリーダーシップも求めて同様に評価をしています。これが目指すべきGK像になります。

このようにU-15のGKとして高いレベルのGK像がありますが、心・体共に女子特有の部分もあるのでトレーナー(女性)や女性スタッフともコミュニケーションをとりながら日々のトレーニングの構成を微調整しています。

以下に一週間のトレーニングの流れを紹介します。

夢があるから強くなる!
堺から世界へ羽ばたける真のエリートを育成できるように、自分自身も成長し続けたいと思います。

JFAアカデミー堺 J-GREEN堺の復旧作業に参加、感謝状を授与される #jfa #nadeshiko #JYD

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JFAアカデミー堺が活動の拠点としているJ-GREEN堺も台風21号によって大きな被害を受けました。幸いなことに、アカデミー生が生活する寮への被害は少なかったですが、J-GREEN堺の施設は大きな被害を受けました。

JFAアカデミー堺の選手とスタッフは、J-GREEN堺のスタッフやボランティアの高校生とともに施設内の清掃や風で飛ばされたものを元の位置に戻す作業などの復旧作業を手伝いました。

この活動に対して、10月10日、台風21号により被災したJ-GREEN堺の施設復旧に協力し、早期の再開に多大な貢献をしたことが評され、堺市と一般社団法人大阪府サッカー協会から感謝状が授与されました。授与式には堺市の竹山修身市長、大阪府サッカー協会の赤須陽太郎会長が出席されました。

アカデミー生コメント

大西夏奈選手(中3:5期生/SolfioreFC)
台風21号の直撃で、私は台風の怖さを経験しました。停電、断水、サッカーゴールの破損など、J-GREEN堺に大きな被害がありました。私たちがいつも練習しているグラウンドには、車の窓ガラスの破片が入ったり、人工芝がめくれ上がってはがれたり、ゴミが散らかっていて、サッカーができない状態になっていました。一日でも早く、サッカーをできる状態にするために、J-GREEN堺のスタッフのみなさんと一緒に、私たちも復旧作業に取り組みました。私は、飛び散っていたゴミを分別しながら集めたり、ピッチの中に入りこんでいた大きな石や細かいガラスを集めました。普段、当たり前にサッカーができる環境がありましたが、台風の被害を見て、J-GREEN堺のスタッフの方と一緒に復旧作業に取りくんだことで、私たちがサッカーに取り組めるように応援して、環境を整えてくれている方々がいることを改めて知りました。復旧したピッチで、期待に応えられるように、一生懸命練習に取り組んでいきたいです。

伊藤真生選手(中2:6期生/Pazduro girls)
私は今回の台風で、自然の怖さを体験しました。J-GREEN堺の施設内が停電と断水になったことで、私たちの生活している寮も、電気や水道が使えなくなりました。夜になると、照明がつかないので部屋は暗くなりました。手回し式の懐中電灯を持っている先輩がいたので、順番にまわして灯りをつけました。トイレの水が供給されなくなったので、みんなで風呂の残り湯を運んで水を流しました。台風の日はとても蒸し暑かったのですが、エアコンもお風呂も使えなかったのでとてもしんどかったです。そのとき、いつも当たり前にできていたことがとてもありがたいことだと感じました。そして、このような非常時のために水や電灯を準備しておくことの重要性がわかりました。夜の22時半ごろ、寮の電気と水道が復旧しました。翌日からはみんなで、J-GREEN堺のスタッフの方と一緒に復旧作業に取り組みました。綺麗になったJ-GREEN堺を見たときは、とても嬉しかったし、作業に参加できて良かったともいました。表彰してもらえたのもとても嬉しかったので、みんなで頑張ってよかったと思いました。

杉本結月選手(中1:7期生/FC BASARA甲賀レディース)
台風21号の被害を受けた私たちは、復旧作業に参加しました。ゴミを拾ったり、飛んでいったゴールを立て直したりしました。「早く直して一日でも早くサッカーができるようにしたい」、「前よりも綺麗にするくらいがんばろう」という思いで作業をしました。2週間ほど作業に参加しましたが、そのとき、すごいなと思うことがありました。それは、いつもJ-GREEN堺で練習をしている高校生が毎日たくさん来てくれて、重い物を運んだり、作業してくれていたことです。私たちが中学校から帰ってくる頃には既に作業をしてくれていました。私はこのとき、J-GREEN堺を早く利用したい人たちのためにもっと頑張らないと、と思いました。J-GREEN堺の営業が再開してサッカーの練習をしたとき、いつもの倍以上楽しく感じました。そして、堺市と大阪府サッカー協会から、復旧作業に取り組んだ感謝状を贈呈してもらいました。達成感があって、とても嬉しかったです。これからも、J-GREEN堺でサッカーができることに感謝して、楽しんでプレーしていきたいです。

JFAアカデミー堺 7期生が堺まつりに参加 #jfa #JYD #nadeshiko

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10月21日(日)、JFAアカデミー堺7期生(中1)の12名が、第45回堺まつりに参加しました。

昭和49年にはじまった堺まつりは、堺市役所を中心に市内全域で堺の魅力を市内外に発信する、堺市の秋の一大イベントです。今年は「堺のほまれ、世界にとどけ」をテーマに、毎年恒例の「大パレード」をはじめ、伝統の「ふとん太鼓担ぎ」、「利休のふるさと堺・大茶会」などが開催され、大勢の人が訪れて賑わいました。JFAアカデミー堺の7期生は大パレードに参加し、堺の現代を表現するパレード隊の一員として出演しました。

この日のために製作した旗を持ち、大勢の観客に見守られながら、元気にパレードコースを歩きました。

アカデミー生コメント

古田彩瑛選手(中1:7期生/ASハリマアルビオンユース)
堺まつりの大パレードに向けて、みんなで旗作りをしました。1枚はJFAアカデミー堺のエンブレムを描き、エンブレムの周りに一人一人目標や夢を書きました。もう1枚は、自分たちでデザインを考えました。みんなの意見を合わせて、先輩にもアドバイスをもらいながら取り組みました。旗の布は絵の具が広がりにくい素材でとても大変でしたが、何度も塗り重ねて工夫することで綺麗に仕上がりました。1ヶ月かけて作った旗を持ちながら、パレードに出演しました。パレードコースを歩いていると、周りで見ている人が、「女子サッカーの選手やって。すごいなぁ」と、拍手をしながら声をかけてくれました。応援してくれている人がいるんだと思って、これからも頑張ろうと思えましたし、とても楽しかったです。

江口碧華選手(中1:7期生/RESC GIRLS U-15)
堺まつりの3日前まで怪我のため足をギブス固定していたので、旗作りをしている間も、パレードに出演できるかどうかわかりませんでした。しかし、パレードの3日前にギブスを取ってもらえて、パレードに出演することができて嬉しかったです。私たちは、青いユニフォームを着て、みんなで作った旗を持って出演しました。たくさんの人が沿道にパレードを見に来ていて、少し緊張しましたが、私たちの隊列の後ろは、いつも通っている月州中学校の吹奏楽部だったので、緊張がほぐれました。吹奏楽部の演奏する音楽に合わせて行進しました。パレードを見に来ている堺のみなさんが、声援を送ってくださっているのがよく聞こえて、堺から世界へ飛び立てる選手になれるようレベルアップしたいと思いました。天気は快晴で、とても気持ちよく歩くことができて楽しかったです。

渡邊絢音選手(中1:7期生/ASハリマアルビオンユース)
はじめて堺まつりを見ました。とてもたくさんの人が集まっていてすごく盛り上がっていました。特に印象に残ったのは、大きなお神輿のような形をしたものに人が乗り、太鼓を叩く「ふとん太鼓」と呼ばれるものです。歩道橋にぶつかりそうなくらい大きくて、私も乗ってみたいと思いました。参加した大パレードには、私たちの他にいろいろな出演者の方がいました。その中でも、火縄銃の実演にはとても驚きました。堺市は鉄砲の生産が盛んだったことが伝わってきました。私たちがパレードに出て歩いているときは、堺市のみなさんがたくさん応援の言葉をかけてくれました。堺市のいろいろな魅力を知ることができて楽しかったし、堺というこの場所でこれからも頑張っていきたいと思いました。


JFAアカデミー堺 今年の目標や決意表明等の途中経過 #jfa #JYD #nadeshiko

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JFAアカデミー堺には現在36名の選手が在籍し、それぞれの将来の夢や目標に向かって、日々トレーニングに励んでいます。

10月は、中学校の中間テストがあり、トレーニング時間を30分短縮して勉強に集中しました。中間テスト後は、近隣の高校生とトレーニングマッチ実施したり、「スポーツ庁委託事業 女性アスリートの育成・支援プロジェクト婦人科講習」を受講するなど、オン・オフともに充実した生活を送っています。日没時間が早くなってきたため、選手達のトレーニングする17時頃は徐々にグラウンドが薄暗くなり肌寒さが増してきています。この時期は、ナイター照明の下でトレーニングを行っています。

先月に引き続き、これまでの生活を振り返って成果と課題を見つめます。

アカデミー生コメント

篠田帆花選手(中3:5期生/FC.フェルボール.MIMOSA)
私は、高校進学に向けてサッカーと勉強の両立を目標に取り組んでいます。サッカーでは、ゴールへ向かう選択肢を持つことを意識してトレーニングしました。積極的にシュートを打つことや、前向きなプレーができるようになってきました。前向きなプレーに取り組むことで、新たな課題が見つかりました。ボールを受けたときのファーストタッチの質です。ゴールに向かいたいとき、せっかくボールを受けても最初のコントロールが悪いせいでチャンスをつぶしてしまうことが何度もありました。一つの目標に取り組んでいると、新たな課題がみつかります。ひとつひとつできるようになるまで練習していきます。勉強面では、時間に余裕がもてず、テスト前に焦ってしまうことが多かったです。時間を無駄にせずに空き時間を有効的につかって、計画的に学習できるようこころがけて、受験に備えて頑張っていきます。

田中晴菜選手(中2:6期生/FC BASARA甲賀レディース)
2年生になって約半年が経ち、成果と課題を振り返ってみました。オンザピッチでは、左足のキックの質を上げられるように練習してきました。少しずつ上達してきたと思います。しかし、ボールを持っていない時の動きや、判断のスピードがまだまだ足りていません。所属チームでは、新チームのキャプテンを任されています。チームをまとめて、全国大会に出場できるように、まずは自分の技術を上げていきます。そして、毎日しっかりと練習に参加できるように、怪我の予防のためのストレッチも真剣に取り組んでいきます。オフザピッチでは、中間テストの点数が1年生の時と比べて下がってしまいました。誰かに言われなくても自分から机に向かって、サッカーだけではなく勉強も頑張っていきたいです。

北川愛唯選手(中1:7期生/FCヴィトーリア)
私は、攻守どちらにも関われる持久力を身につけることを目標に取り組んできました。毎日トレーニングに励んでいる中で、運動量が増えて持久力がついてきた実感があります。そして、ボールを持ったらまずゴールを見るということが以前よりもできるようになりました。もっとチャレンジしていきたいことは、左右差のないキックを身につけることと、自分で仕掛けてシュートを打って点を決める力をつけることです。生活の面では、集合時間までに準備ができておらず、ぎりぎりになってしまうことが多いです。言われてから行動するのではなく、自分から気づいててきぱき動いて、時間に余裕を持って行動していかなければいけないと思います。2年生になるまでに、今できていないことを意識して生活していきます。

アカデミー堺 U-14カテゴリーの取り組み ~JFAアカデミー堺スタッフ通信Vol.4 #jfa #JYD #nadeshiko

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JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。

JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。

今回JFAアカデミー堺のレポートを担当するのは、込山友コーチです

世界のなでしこを目指して

JFAアカデミー堺コーチの込山友です。今年2月に就任しました。

JFAアカデミー堺は、平日はアカデミーで活動をおこない、週末や長期休暇中は帰省し、それぞれの所属チームで活動を行う『週末帰省型』のアカデミーです。

1学期はU-15(中3と中2の計24名)とU-13(中1の12名)の、2つのカテゴリーに分けてトレーニングをおこないました。

2学期からは、新たに3学年を2グループに分けてトレーニングをおこなっています。今回は、U-14・13を主体としたグループのトレーニングから日々の取り組みについて紹介します。

基本の徹底

「基本テクニック」「個人戦術」「基本動作作り」の3つのベースアップを目指して、毎日のトレーニングに取り組んでいます。

「基本テクニック」では、パス&コントロールやドリブル、シュートなどのサッカーにおけるテクニックの向上です。狙ったところに正確にパスすることや、意図的に左右の差なく蹴り分けること。同じく意図的にコントロールすることを目指しています。それらのテクニックを「動きながら」プレーすることや相手の状況を観て正確に素早く判断することをトレーニングの中で要求して、意図的なプレーへ発展していくことを目指しています。

「個人戦術」では、トレーニングやゲームの中で、様々なポジションをおこなうことで、ポジションの特性や役割を理解することを求めています。また、攻撃の優先順位と3エリア(アタッキングサード・ミドルサード・ディフェンディングサード)を意識したプレーをすることも大切なサッカー理解の要素です。ゴールを奪うこととゴールを守ることの「サッカーの本質」を大切にして、ボールを失わずにエリアを考えて、ボールを保持しゴールを目指すことに取り組んでいます。

「基本動作作り」では、身体の軸を意識した体幹トレーニングや自体重を安定して支えられるよう下肢トレーニングに取り組んでいます。それらの動作を正確なフォームでおこなうことに重点を置き、サッカーへの動きに発展させています。また、傷害予防のためやプレーにしなやかさを出すための柔軟性の向上にも時間をかけています。

JFAアカデミー堺は、基本をしっかりと身につけることを重点的におこなっています。チームとして公式戦に出場する機会はありませんが、平日の活動の中で、高校の女子チームや3種の女子チーム・男子チームとトレーニングマッチ(対外試合)をすることで、日々のトレーニングで取り組んでいることの成果と課題を確認しながら選手が刺激になるよう、より良いトレーニングの追求をしています。

JFAアカデミー堺 今年の目標/決意表明の途中経過 #jfa #nadeshiko #JYD

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JFAアカデミー堺には現在36名の選手が在籍し、将来の夢や目標に向かって、各自が日々トレーニングに励んでいます。

11月に入り、選手たちが通学する堺市立月州中学校で文化活動発表会が行われました。合唱コンクールでは、クラスの一員として一生懸命歌っている姿が見られました。夕方になると気温が下がり、選手たちがトレーニングする時間には冷え込みが強くなってきましたが、汗を流しながら練習に取り組んでいます。近隣の男子クラブチームや高校生とのトレーニングマッチを実施したり、試合の映像を交えてミーティングを行うなど、技術向上とともに、考える力も養えるように活動しています。

今回は、それぞれの今年の目標や決意表明の途中経過をお届けします。

アカデミー生コメント

徳弘海羽選手(中3:5期生/FCヴィトーリア)
今年に入ってから特に意識してきたことは、試合中の運動量を上げることと、どんなときも前向きな声かけをしながらプレー中の課題を仲間と解決して、チームの雰囲気を良くできるような行動をとることです。振り返ってみると、練習中や試合中に味方がミスをして下を向きそうな時には「切り替えて、次頑張ろう」と言ったり、自分がミスをしてしまったときには「ごめん、次しっかりやるから」と、ポジティブな気持ちに切り替えるための声かけができていたと思います。しかし、どうすれば上手くできるのか、どのようなプレーをして欲しいかといった具体的なアドバイスや要求は、それを言う自信がなく、できていなかったように思います。もっと自信を持ってプレーしたりコミュニケーションがとれるようになることが課題です。また、2学期の中間テストは満足のいく点数ではありませんでした。高校進学に向けて、サッカーと勉強両方に力を入れなければいけません。サッカーの試合があって勉強時間が多くはなくても、限られた時間で集中したり方法を工夫して、文武両道を目指します。

田中美緒選手(中2:6期生/ASハリマアルビオンユース)
2年生になってから今日までを振り返ると、生活面での反省点がたくさん思い浮かびました。携帯電話の使い方でルールを守れなかったり、起床時間に間に合わない日が多くありました。それは、自分の気持ちが緩んでいた結果だと思います。朝は時間ぎりぎりに起きるのではなく、余裕をもって行動し、自分のこと以外でも気づいたことがあれば人任せにせずに率先して行動するように心がけなければいけないと思いました。トレーニングでは、ゴールキーパーとして、ゲームの中でフィールドプレーヤーと関わることを意識して取り組んでいます。以前よりも前に出て、角度をつけてパスを受けたり出したりすることで、プレーがスムーズにいくようになってきました。パスの精度や、相手の攻撃に対する判断の精度がまだまだ低いので、そこが課題です。普段の生活は必ずプレーに出ます。日常生活から、次の行動を早くしててきぱき動くことで、プレー中の判断力も上がってくると思うので、自分に厳しく妥協しないで寮生活を送っていきたいと思います。

江口碧華選手(中1:7期生/RESC GIRLS U-15)
JFAアカデミー堺に入校した直後はできなかったことが、少しずつできるようになってきました。ひとつは、てきぱきと行動することです。たとえば、学校から寮に帰ってきたら、すぐに練習着に着替えて準備をし、トレーニングが始まる前に余裕をもってサッカーができる状態にしておくことを心がけています。また、起床や食事、プログラム等の決められた時間は、5分前に準備が整っているように意識しています。私は9月に試合中に相手選手と接触して怪我をしてしまいました。そのときは、今までの積み重ねがなくなってしまったように感じてしまい、リハビリをしながら早くボールが蹴れるようになりたい、と思っていました。しかし、練習後のケアの大切さやリハビリを経験することができましたし、今は少しずつボールが蹴られるようになってきました。それは、リハビリ中に体幹トレーニングやペースを意識したジョギングにしっかり取り組んだからこそだと感じています。怪我をした経験も積み重ねて、周りに置いていかれないようにしっかり戦えるプレーができるように頑張ります。

JFAアカデミー堺 1・2年生がトレーニングマッチを実施 #jfa #nadeshiko #JYD

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JFAアカデミー堺の1・2年生は12月12日(水)、J-GREEN堺で近隣高校の香ヶ丘リベルテ高校サッカー部とトレーニングマッチを実施しました。

日頃のトレーニングで取り組んでいる、積極的にゴールを狙うことと個の力でボールを奪うことをテーマとして30分×3本の試合を行いました。攻撃面では6ゴールを奪い、目標以上の成果がありましたが、守備面では簡単にドリブル突破を許す場面が何度もあり、選手は翌日以降のトレーニングの課題を見つけることができた様子でした。

JFAアカデミー堺 6-1 香ヶ丘リベルテ高校
(1本目 5-1、2本目 0-0、3本目 1-0)

アカデミー生コメント

山本葉桜選手(中2:6期生/アンジュヴィオレBINGO)
今回のトレーニングマッチでは、前に仕掛ける意識を持って挑みました。最近はシュートの練習を頑張っていたので、狙った場所に蹴られるように相手を見ながらシュートを打ちました。後ろで味方がボールを持ったとき、空いているスペースを見て、移動してボールを受けることができたシーンがあり、それがゴールに繋がったので良かったです。反省点は、相手がボールを持ったときに寄せが甘くて簡単に突破されてしまったことです。相手との距離が適切ではなかったのだと思います。自分より身体の大きい相手にも競り負けず対応できるように、体幹を鍛えたり、1対1の練習にもっとしっかり取り組んでいきたいと思いました。

西嶋桃花選手(中1:7期生/RESC GIRLS U-15)
今日はディフェンスのポジションで出場しました。最初は相手の高校生の足の速さに対応できず、裏に抜けられてしまう場面がありました。しかし、相手のロングボールが出るタイミングなどを見ながら、少しずつ修正して対応できるようになってきました。相手の高校生は、試合中に前向きな声かけをたくさんしていました。私もそういったところを見習って、試合中に味方にポジティブな言葉をかけられるようになりたいです。普段のトレーニングでは、ビルドアップのときにボールを失わないことを意識しています。今回の試合では、自分がボールを持っているときに相手が寄せてきても、焦らず落ち着いて空いているコースや味方を見つけてパスを出すことができました。課題は、縦へのロングボールやパスが狙った場所にきっちり届かず、裏へ抜け出した味方に届かなかったり、取りにくいボールになってしまっていたことです。練習でキックの精度を上げて、しっかりボールをコントロールできるようになることを目指して取り組んでいきたいです。

栁原さくら選手(中1:7期生/FC今治ひうちレディース)
自分でゴールを目指して、前を向いてプレーすることを意識して試合に臨みました。私は身長が低いので、身体が大きくて当たりの強い相手選手からボールを奪うことに苦戦しました。自分がボールを持ったときには、相手の重心を見ながらドリブルでかわしたり、味方の動き出しに合わせてパスコースを考えてパスを出すことに挑戦しました。裏が空いていたので相手を少しドリブルで外してからスルーパスを出すと、タイミングが合ってゴールに繋がった場面があり、それが良かった点です。しかし、1対1の競り合いの時は、負けてしまってボールを奪われたり、奪い返せないことが多かったのが課題です。これから、対人練習のときに、1回1回絶対負けないという気持ちで取り組んでいきたいと思いました。

JFAアカデミー堺 2学期の活動を振り返って #jfa #nadeshiko #JYD

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JFAアカデミー堺の選手達は、通学している堺市立月州中学校の冬休みに合わせて12月21日(金)より冬期長期帰省に入りました。

2学期は体育祭や文化活動発表会といった学校行事が多く、クラスの一員として積極的に活動に取り組む選手達の姿が見られました。

9月4日(火)に大阪近辺を直撃した台風21号によりJ-GREEN堺が甚大な被害を受け、JFAアカデミー堺も一時停電や断水といった影響を受けました。その中で、翌日からはJ-GREEN堺の清掃活動に参加し、台風の被害を受けたグラウンドの復旧に協力しました。

トレーニングの面では、近隣のクラブチームや高校生とのトレーニングマッチを実施し、映像を観て振り返りを行うなど、サッカー理解を深める取り組みを重ねました。

定期的に実施しているフィジカル測定では、バウンディングやスピード、VMA、Yo-Yoテスト等を実施し、選手達はそれぞれ自分の記録を振り返って課題を確認しました。

冬期長期帰省中は、所属チームの活動に専念します。2学期で学んだことや身につけたことを所属チームで発揮できるよう、選手達はお互いに声をかけあって、それぞれ寮を出発していきました。

アカデミー生コメント

香山京子選手(中3:5期生/FC TERRA)
私は11月に膝を痛め、オスグッドの診断を受けました。復帰までは1ヶ月半ほど必要と言われました。今は、復帰に向けてリハビリの負荷を上げてきているところです。冬休み中も試合に復帰することはできないので残念ですが、今できるトレーニングに一生懸命取り組もうと思います。2学期で印象に残っているのは、9月にJ-GREEN堺を直撃した台風です。私は初めてあのような大きい台風を体験して、とても怖かったし、水道が使えないことはとても不便でした。台風のあとから、いつも水を2リットル備蓄するようにし始めました。大変な日が続きましたが、日常のありがたさを知ることができました。冬休みが明けると、順調に怪我が回復すればトレーニングに復帰できます。人よりも努力しないと、怪我をしていた分落ちているスタミナを取り戻すことができません。怪我をしたときの過ごし方や取り組みという面で、上級生として見本になれるように、一生懸命頑張ります。

正木美里選手(中2:6期生/Atletico FeminA)
私は1学期に比べると2学期は、生活面で落ち着いて規則正しく過ごせたように思っています。朝寝坊をすることもなくなりましたし、食事も残さずしっかり食べるようになりました。トレーニングでは、ステップワークがだんだん良くなってきて、ディフェンスのときに相手に対応できる力が伸びてきたように感じています。課題は、ボールが来る前の準備が遅く、対応が遅れがちだということです。自分がボールを持っていないときこそ、周りをよく見ていつでも対応できるようにしていきたいです。学校では2学期の学級代表を務めました。体育大会では学級代表の役割がたくさんありましたが、クラスメイトと協力して取り組みました。1位をとれた種目もあって、とても嬉しかったです。英語が苦手なので、冬休み中に勉強を頑張って、新学期のテストで良い結果を残せるようにします。

渡邊絢音選手(中1:7期生/ASハリマアルビオンユース)
私は、2学期に入ってすぐに、腰の骨の剥離骨折と診断され、復帰まで4ヶ月ほどかかると言われました。せっかくJFAアカデミー堺に入ったのに、サッカーができないなんてとてもつまらないし、同級生がサッカーをしているのを見ていても面白くありませんでした。みんなに置いていかれているような気持ちがしました。でも、リハビリを考えてくれるトレーナーさんがいたり、お父さんやお母さんが「今はゆっくりしっかり怪我を治したらいいよ」と言ってサポートしてくれました。頑張って治そうと思いました。JFAアカデミー堺に入校してから、怪我をしたり、中学校のテストの成績が悪かったりと、良いことがなかった時期はとても辛かったです。家に帰りたくなるときもありました。しかし、コーチやスタッフは頑張った時に褒めてくれました。そのときはとても嬉しいし、寮で一緒に生活している友達といる時間はとても楽しくて、出会えて良かったと思っています。楽しいことばかりではないけれど、1月頃からは怪我も回復して復帰できると思うので、リハビリを頑張って怪我をしない身体を作ってもう一度頑張っていきたいです。そして早くみんなとサッカーがしたいです。

JFAアカデミー堺 栄養セミナーで食事の役割を学ぶ #jfa #nadeshiko

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4月18日(水)、JFAアカデミー堺の選手たちは、大阪府のJ-GREEN堺にて今年度第1回目の栄養セミナーを受講しました。

この栄養セミナーは、JFAアカデミー堺の食事献立を担当している栄養士の先生と、栄養について学んでいる大学生を講師として迎え、アスリートとして必要な栄養についての知識を学ぶことを目的に、年間5回程度実施しています。

今回のセミナーでは、3学年一斉に、栄養についての基礎知識の理解度チェックが行われました。その後、5大栄養素とそのはたらきについて学習し、講師からの問いに積極的に挙手して答える姿が見られました。

セミナーを通して、食事や栄養摂取の意味を理解し、アスリートとして必要な食物を自分で選ぶことのできる力を身につけていきます。

アカデミー生コメント

香山京子選手(中3:5期生/FC TERRA)
私は今回の栄養セミナーで、スポーツ選手にとっての食事の役割について学ぶことが出来ました。食事は「体調とコンディションを整える」、「体をつくる材料になる」、「体を動かすためのエネルギー源である」という役割があることを勉強しました。JFAアカデミー堺での食事は、いつも栄養士さんが栄養バランスを考えて決めてくれています。学校から帰ってから練習までの間には、エネルギー源として補食も用意されています。私は、成長のために考えてくれているメニューだとわかっていても、苦手な食べ物がある日には、なかなか食事が進まない時があります。しかし、今回のセミナーで改めて、五大栄養素どれか一つでも欠けてはいけないと学んだので、出された食事はしっかり食べていきたいです。

林美希選手(中2:6期生/FCヴィトーリア)
栄養セミナーで、五大栄養素と食事の役割について勉強しました。五大栄養素は、その名前だけではなく、ひとつひとつの役割をしっかり説明してもらいました。「炭水化物」「タンパク質」「脂質」「ミネラル」「ビタミン」すべて、バランスよく摂取しなければいけません。一つでも欠けると体にとって良くないと知ったので、自分の普段食べている食事を思い返してみました。運動をしている私たちは特に、食事がプレーに関わってくると思います。良いプレーをするために、栄養素を意識して食事をしようと思いました。

柳原さくら選手(中1:7期生/FC今治ひうちレディース)
私はJFAアカデミー堺に入校してはじめての栄養セミナーで、食事の役割を知ることと栄養についての知識を学ぶことはアスリートとして、またサッカー選手として必要なことだと思いました。寮にいるときは、栄養バランスの考えられた食事が準備されていますが、自分自身で考えられる力をつけることが大切だと思います。サッカーをする前、練習や試合の後、普段の朝昼夜の食事は、その時々に必要で適切なものを食べることが必要です。私は、自分の夢に近づくためにこうしたオフザピッチでの取り組みも大切にして、今後の栄養セミナーも意欲的に取り組んでいきたいです。

JFAアカデミー 2019年度入校生選考試験・説明会開催について #jfa


JFAアカデミー堺 1・2年生がトレーニングマッチを実施 #jfa #nadeshiko #JYD

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JFAアカデミー堺の1・2年生は12月12日(水)、J-GREEN堺で近隣高校の香ヶ丘リベルテ高校サッカー部とトレーニングマッチを実施しました。

日頃のトレーニングで取り組んでいる、積極的にゴールを狙うことと個の力でボールを奪うことをテーマとして30分×3本の試合を行いました。攻撃面では6ゴールを奪い、目標以上の成果がありましたが、守備面では簡単にドリブル突破を許す場面が何度もあり、選手は翌日以降のトレーニングの課題を見つけることができた様子でした。

JFAアカデミー堺 6-1 香ヶ丘リベルテ高校
(1本目 5-1、2本目 0-0、3本目 1-0)

アカデミー生コメント

山本葉桜選手(中2:6期生/アンジュヴィオレBINGO)
今回のトレーニングマッチでは、前に仕掛ける意識を持って挑みました。最近はシュートの練習を頑張っていたので、狙った場所に蹴られるように相手を見ながらシュートを打ちました。後ろで味方がボールを持ったとき、空いているスペースを見て、移動してボールを受けることができたシーンがあり、それがゴールに繋がったので良かったです。反省点は、相手がボールを持ったときに寄せが甘くて簡単に突破されてしまったことです。相手との距離が適切ではなかったのだと思います。自分より身体の大きい相手にも競り負けず対応できるように、体幹を鍛えたり、1対1の練習にもっとしっかり取り組んでいきたいと思いました。

西嶋桃花選手(中1:7期生/RESC GIRLS U-15)
今日はディフェンスのポジションで出場しました。最初は相手の高校生の足の速さに対応できず、裏に抜けられてしまう場面がありました。しかし、相手のロングボールが出るタイミングなどを見ながら、少しずつ修正して対応できるようになってきました。相手の高校生は、試合中に前向きな声かけをたくさんしていました。私もそういったところを見習って、試合中に味方にポジティブな言葉をかけられるようになりたいです。普段のトレーニングでは、ビルドアップのときにボールを失わないことを意識しています。今回の試合では、自分がボールを持っているときに相手が寄せてきても、焦らず落ち着いて空いているコースや味方を見つけてパスを出すことができました。課題は、縦へのロングボールやパスが狙った場所にきっちり届かず、裏へ抜け出した味方に届かなかったり、取りにくいボールになってしまっていたことです。練習でキックの精度を上げて、しっかりボールをコントロールできるようになることを目指して取り組んでいきたいです。

栁原さくら選手(中1:7期生/FC今治ひうちレディース)
自分でゴールを目指して、前を向いてプレーすることを意識して試合に臨みました。私は身長が低いので、身体が大きくて当たりの強い相手選手からボールを奪うことに苦戦しました。自分がボールを持ったときには、相手の重心を見ながらドリブルでかわしたり、味方の動き出しに合わせてパスコースを考えてパスを出すことに挑戦しました。裏が空いていたので相手を少しドリブルで外してからスルーパスを出すと、タイミングが合ってゴールに繋がった場面があり、それが良かった点です。しかし、1対1の競り合いの時は、負けてしまってボールを奪われたり、奪い返せないことが多かったのが課題です。これから、対人練習のときに、1回1回絶対負けないという気持ちで取り組んでいきたいと思いました。

JFAアカデミー堺 2学期の活動を振り返って #jfa #JYD #nadeshiko

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JFAアカデミー堺の選手達は、通学している堺市立月州中学校の冬休みに合わせて12月21日(金)より冬期長期帰省に入りました。

2学期は体育祭や文化活動発表会といった学校行事が多く、クラスの一員として積極的に活動に取り組む選手達の姿が見られました。

9月4日(火)に大阪近辺を直撃した台風21号によりJ-GREEN堺が甚大な被害を受け、JFAアカデミー堺も一時停電や断水といった影響を受けました。その中で、翌日からはJ-GREEN堺の清掃活動に参加し、台風の被害を受けたグラウンドの復旧に協力しました。

トレーニングの面では、近隣のクラブチームや高校生とのトレーニングマッチを実施し、映像を観て振り返りを行うなど、サッカー理解を深める取り組みを重ねました。

定期的に実施しているフィジカル測定では、バウンディングやスピード、VMA、Yo-Yoテスト等を実施し、選手達はそれぞれ自分の記録を振り返って課題を確認しました。

冬期長期帰省中は、所属チームの活動に専念します。2学期で学んだことや身につけたことを所属チームで発揮できるよう、選手達はお互いに声をかけあって、それぞれ寮を出発していきました。

アカデミー生コメント

香山京子選手(中3:5期生/FC TERRA)
私は11月に膝を痛め、オスグッドの診断を受けました。復帰までは1ヶ月半ほど必要と言われました。今は、復帰に向けてリハビリの負荷を上げてきているところです。冬休み中も試合に復帰することはできないので残念ですが、今できるトレーニングに一生懸命取り組もうと思います。2学期で印象に残っているのは、9月にJ-GREEN堺を直撃した台風です。私は初めてあのような大きい台風を体験して、とても怖かったし、水道が使えないことはとても不便でした。台風のあとから、いつも水を2リットル備蓄するようにし始めました。大変な日が続きましたが、日常のありがたさを知ることができました。冬休みが明けると、順調に怪我が回復すればトレーニングに復帰できます。人よりも努力しないと、怪我をしていた分落ちているスタミナを取り戻すことができません。怪我をしたときの過ごし方や取り組みという面で、上級生として見本になれるように、一生懸命頑張ります。

正木美里選手(中2:6期生/Atletico FeminA)
私は1学期に比べると2学期は、生活面で落ち着いて規則正しく過ごせたように思っています。朝寝坊をすることもなくなりましたし、食事も残さずしっかり食べるようになりました。トレーニングでは、ステップワークがだんだん良くなってきて、ディフェンスのときに相手に対応できる力が伸びてきたように感じています。課題は、ボールが来る前の準備が遅く、対応が遅れがちだということです。自分がボールを持っていないときこそ、周りをよく見ていつでも対応できるようにしていきたいです。学校では2学期の学級代表を務めました。体育大会では学級代表の役割がたくさんありましたが、クラスメイトと協力して取り組みました。1位をとれた種目もあって、とても嬉しかったです。英語が苦手なので、冬休み中に勉強を頑張って、新学期のテストで良い結果を残せるようにします。

渡邊絢音選手(中1:7期生/ASハリマアルビオンユース)
私は、2学期に入ってすぐに、腰の骨の剥離骨折と診断され、復帰まで4ヶ月ほどかかると言われました。せっかくJFAアカデミー堺に入ったのに、サッカーができないなんてとてもつまらないし、同級生がサッカーをしているのを見ていても面白くありませんでした。みんなに置いていかれているような気持ちがしました。でも、リハビリを考えてくれるトレーナーさんがいたり、お父さんやお母さんが「今はゆっくりしっかり怪我を治したらいいよ」と言ってサポートしてくれました。頑張って治そうと思いました。JFAアカデミー堺に入校してから、怪我をしたり、中学校のテストの成績が悪かったりと、良いことがなかった時期はとても辛かったです。家に帰りたくなるときもありました。しかし、コーチやスタッフは頑張った時に褒めてくれました。そのときはとても嬉しいし、寮で一緒に生活している友達といる時間はとても楽しくて、出会えて良かったと思っています。楽しいことばかりではないけれど、1月頃からは怪我も回復して復帰できると思うので、リハビリを頑張って怪我をしない身体を作ってもう一度頑張っていきたいです。そして早くみんなとサッカーがしたいです。

アカデミー堺 寮生活の流れとイベントについて ~JFAアカデミー堺スタッフ通信Vol.5 #jfa #JYD #nadeshiko

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JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。

JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。

今回JFAアカデミー堺のレポートを担当するのは、大江あかり総務です。

JFAアカデミー堺の1日の流れ

JFAアカデミー堺で選手管理をしている大江あかりです。

選手と一緒に寮で生活し、生活指導や中学校との連絡など選手達の生活をサポートしています。今回は選手達のオフザピッチの様子をお伝えします。

・起床から登校まで
JFAアカデミー堺は、堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター(J-GREEN堺)の中にある宿泊施設DREAMCAMPの一区画を寮として利用しています。

学年混合の4人部屋で生活しています。

6時30分、朝掃除が始まります。起床時間は決まっておらず放送等もありません。自分で目覚まし時計をセットして身支度にかかる時間を考えて起床します。

6時50分から朝食です。DREAMCAMP内には、アカデミー生が食事を摂るためのアカデミーダイニングルームがあり、朝食当番の選手が配膳し、全員揃って朝食を摂ります。

朝食後は、テレビで天気予報をチェックしたり髪型を整えたり、朝の寮内はとても賑やかです。7時30分頃慌ただしく寮を出発していきます。

・下校後の様子
16時頃、選手達が寮に帰ってきます。

17時からのトレーニングのために、帰寮後すぐにトレーニングの準備にとりかかります。

17時から19時までの2時間、J-GREEN堺のグラウンドでトレーニングを行います。

その後入浴、夕食を済ませ、20時半から学習時間です。私たちスタッフもサポートします。

・消灯までの様子
学習を終え、消灯までの1時間程度自由時間があります。スタッフルームで預かっている各自の携帯電話も30分間返却されます。家族や友人に連絡を取れる、選手達が一日の中で最も楽しみにしている時間の一つです。共有スペースではテレビを観たりストレッチをしたり、スタッフや同級生、先輩後輩と話をしたりといったリラックスした姿が見られます。

22時30分には自室に戻り、就寝します。

寮生活のイベント

JFAアカデミー堺での公の行事はホームページで紹介していますが、今回は寮の中の日常の楽しみや出来事をいくつかご紹介したいと思います。

・ケーキDAY
1ヶ月に一度、DREAMCAMP厨房スタッフさんがケーキを作ってくださいます。月に一度のこの日を選手達はとても楽しみにしています。

・テレビでサッカー観戦
日本代表戦などがテレビ中継されるときには、みんなでテレビ観戦します。

今年度はFIFAワールドカップロシア大会があったため、連日テレビの前に大集合し、ゴールの瞬間は寮内に歓声が響きました。

・お弁当
校外学習や体育祭などの学校行事の時は、厨房スタッフさんと協力して選手が喜ぶお弁当を作るようにしています。日頃は栄養バランス重視の献立ですが、行事の際にはなるべく華やかに、好きなものをたくさん入れて1日が楽しく過ごせるように考えています。

・J-GREEN堺、DREAMCAMPとの交流
J-GREEN堺とDREAMCAMPはトレーニング、生活ともに選手たちをサポートしてくださっています。毎日「行ってらっしゃい」と声をかけてもらったり、卒校前には送る会を開いてくださるなど、いつも応援してくれています。

台風21号の被害を受けた後にはアカデミー選手、スタッフともに復旧作業に参加し、施設が復旧したときにはJ-GREEN堺のスタッフのみなさんと一緒に喜びました。

中学入学と同時にJFAアカデミー堺に入校した選手達はいつも一生懸命にトレーニングに取り組んでいますが、親元を離れての寮生活にはたくさんのエネルギーを費やしていることと思います。生活場面での指導をすることはもちろんありますが、学校やトレーニングを終えて寮に戻ってくる選手達が少しでもリラックスできたり、楽しいと思える寮生活が送れるように、たくさんコミュニケーションを取りながらサポートしていきたいと思います。

JFAアカデミー堺新年を迎えて #jfa #nadeshiko #JYD

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1月6日(日)、JFAアカデミー堺の選手達は冬期長期帰省を終えて寮に戻ってきました。1月7日(月)には、通学している堺市立月州中学校の始業式に出席し、3学期が始まりました。

新学期最初の全体ミーティングでは、チーフコーチをはじめスタッフ全員から選手に向けて話があり、1年間の締めくくりとなる3学期に、よりレベルアップできるよう、一人一人が向上心を持って積極的に何事にも取り組んでいくことを確認し合いました。

選手達それぞれが、目標を持って充実した日々を過ごせるよう、スタッフ、アカデミー生ともに邁進してまいります。本年もJFAアカデミー堺をよろしくお願いいたします。

アカデミー生コメント

川嶋真代選手(中3:5期生/FCヴィトーリア)
今年は怪我をしない1年にしたいです。なぜなら私は昨年の夏に腰椎分離症になり、しばらくの間サッカーができない日が続いたからです。そのとき、コーチやスタッフと相談をして、自分の走り方のフォームが腰に負担をかけているのではないかと気づきました。そして、フォームの改善に取り組みました。腕の振り方や、足を前に出す動作を改善し、前かがみだった姿勢が治ってきたことで、腰への負担が軽減されました。怪我をしたことで、怪我を防ぐ方法を知ることができました。そのことを活かして、怪我をしない1年にして、サッカーに集中したいです。卒校まであと数ヶ月になりました。高校までの間に、運動量を増やすことに取り組みたいと思います。怪我の間に落ちてしまった体力を取り戻すためにたくさん走ります。JFAアカデミー堺での生活もわずかになりました。仲間と過ごす時間を大切にしていきたいと思っています。

岡本琉奈 選手(中26期生/名古屋フットボールクラブ ルミナス)
新しい年を迎えました。私は様々な面で成長したいと思っています。サッカーではキックの精度やヘディングの技術をもっと高めたいです。課題はたくさんありますが、一生懸命に練習して、チームのため、仲間のために最後まで走り続けることのできる選手になりたいということが1番の目標です。生活面では起床時間、整理整頓など、誰かに見られたり言われたりしなくてもきっちりできるように、自分に厳しくしていきたいです。勉強面では、来年は受験生になるので、受験から逆算して毎日の学習時間を有効に使って勉強していきます。定期テスト前に勉強を頑張るのはもちろん、学校の授業は毎日集中して受け、苦手な教科も得意になるくらい勉強します。

藤田祐穂 選手(中17期生/長岡京SCレディース)
私は昨年は怪我でサッカーができない日が続きました。サッカーがしたくても怪我が悪化してはいけないので毎日我慢との戦いでした。今は少しずつサッカーができるように回復してきています。まだ体力は戻っていませんが、今できる最大限の力を出して、毎日練習に取り組んでいきたいです。昨年長い時間、プレーができなかったので、今年は昨年の分も思いっきりサッカーを楽しむということが今年の私の目標です。思うように練習できなくて残念な思いをしたので、それを吹っ飛ばすくらい、仲間と一緒にたくさん練習して成長します。そして私が怪我で辛い思いをしていたとき、親や友達、先輩、コーチが励ましてくれたことが支えになりました。だから、私も周りで辛い思いをしている人がいたら助けることができるような人間になっていけるように成長します。

JFAアカデミー堺 J-GREEN SAKAI Lady's Festival U-15に参加 #jfa #nadeshiko #JYD

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1月26日(土)と27日(日)の2日間、J-GREEN堺にて、毎年恒例の「J-GREEN SAKAI Lady's Festival U-15」が開催されました。

この大会は、JFAアカデミー堺の活動の拠点である同施設が毎年この時期に主催しているもので、週末帰省型のJFAアカデミー堺にとっては、チームとして参加する唯一の大会です。普段はチームとして公式戦に出場することはありませんが、所属チームの協力、理解のもと、「JFAアカデミー堺A」「JFAアカデミー堺B」の2チームに分かれて出場しました。

大会1日目の予選リーグでは、Aチーム、Bチーム揃ってすべての試合で勝利し、翌日の上位トーナメント進出を決めました。中学3年生を中心としたAチームは、準決勝、3位決定戦ともにPK戦の末敗れ4位で大会を終えました。それでも3年生(5期生)選手たちは、3年間寮生活を共ににしてきた仲間と試合に出場できた充実感に溢れていました。Bチームは、上位トーナメント1回戦で敗れたものの、その後の順位決定トーナメントでは2連勝し、5位で大会を終えました。

アカデミー生コメント

朝倉加奈子選手(中3:5期生/岡山湯郷Belle Espoir)
楽しみにしていたJ-GREEN SAKAI Lady's Festival U-15に参加しました。ここで優勝したいと思って、これまで練習を頑張っていました。私は去年のこの大会で、試合が始まってすぐに怪我をしてしまい、ほとんど出場できませんでした。3年生になってからは、怪我をしない体作りをしてきましたし、ケアを入念に行ってきました。優勝したい気持ちが強い分、負けたらどうしようという不安もありました。しかし、試合前にみんなでミーティングをして、「パス・コントロールの質」「ポジティブな声かけをしよう」「前線からプレッシャーをかける」など、具体的に意見を出し合ってイメージを共有し、試合に臨みました。しかし、結果は4位で、優勝することは出来ず、これは自分たちの力不足ということだと思います。レベルアップするために課題を改善することが必要です。卒校前に、5期生がみんな揃って大会に参加できてとても楽しかったので、見つかった課題は残りわずかとなったアカデミー生活で見つめ直し、みんなと一緒に有意義に過ごしたいです。

田中晴菜選手(中2:6期生/FC BASARA甲賀レディース)
私は、昨年のこの大会の時には怪我をしていて試合に出ることができなかったので、今回が初めての参加でした。私は、Aチームのメンバーに選ばれましたが、3年生の足を引っ張ってしまわないかと思って不安でした。試合中も緊張していたのですが、準決勝の試合では、先輩からもらったパスからゴールを狙って、先制点を決めることができました。ゴールが決まった瞬間は、みんなが喜んで寄ってきてくれて、一緒に笑顔で喜ぶことができたのでとても嬉しかったです。でも、その後追いつかれてしまい、PK戦で負けてしまいました。悔しくて涙が止りませんでした。それでも3年生は「大丈夫」と優しく声をかけてくれたので、「次の試合も頑張ろう」と気持ちを切り替えてました。
次の試合は、私はベンチから応援しました。先輩たちは失敗を恐れず前向きに戦っていて、すごいなと思いました。優勝を目指していたので、2日間の大会の結果は残念な気持ちがありますが、Aチームとして3年生と一緒に試合に出ることができて、緊張もしたけどとても楽しかったです。得点を決めてまわりが喜んでくれたことなど、自信を持てたこともあったので、これからも前向きに頑張っていきたいです。そして、来年は優勝したいと思います。

正木美里選手(中2:6期生/Atletico FeminA)
私は、JFAアカデミー堺Bチームとして、大会に参加しました。チームとして参加できるのはこの大会だけなので、私だけではなくみんながとても楽しみにしていました。私は、Bチームとしての出場で、Aチームに入れなかったことが最初は少し残念でしたが、1年生を引っ張って、上級生として頑張ろうと思いました。そしてBチームのキャプテンを任されました。キャプテンをするのは正直不安がありました。キャプテンマークを巻いているのに試合中に失敗したら目立つと思ったからです。だからとても緊張していましたが、自分なりに精一杯頑張ろうと思いました。
1日目の予選リーグで全勝することができて、上位トーナメントに進むことができました。2日目のトーナメントはひとつひとつの試合にとても緊張感がありました。1回戦はJFAアカデミー今治Aとの試合で、相手は3年生中心のチームでしたが、積極的に攻めていきました。しかし、なかなかシュートが打てず1本のカウンターで失点してしまい、負けてしまいました。試合が終わった後、悔しくて泣いているチームメイトもいましたが、私は次の試合もあったので気持ちを切り替えないといけないと思いました。だから、私を含めた2年生を中心に、1年生に前向きな声をかけて励ましました。その後の2試合は、すべて勝つことができました。2日間キャプテンとして、プレーで引っ張ることができていたかはわかりませんが、チームに前向きな声をかけることはできたと思います。一緒に頑張ってくれたみんなに感謝しています。

森のの子選手(中1:7期生/NGUラブリッジ名古屋Jr.ユース)
私はJFAアカデミー堺Bチームとして出場しました。1日目の予選リーグでは、得点を決めることができ、チームは1位通過で上位トーナメント進出を決めました。2日目もチームに貢献できるように頑張って、優勝したいという気持ちで臨みました。でも1回戦で負けてしまって、私はとても悔しくて、落ち込んでしまいました。振り返ると、自分のミスから失点したと思ったからです。とてもネガティブになって次の試合に向かう準備ができませんでした。しかし、2年生の先輩たちは、「次の試合があるから切り替えよう」とポジティブな言葉で励ましてくれて、頑張らないといけない、と思いました。そして、次の試合で私はゴールを決めることができました。先輩たちがチームをポジティブな気持ちに切り替えてくれたことで、このように勝つことができたし、私も少しでもチームに貢献できたかなと思って嬉しかったです。これからも毎日練習して、来年は優勝したいです。

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